「あぁどうしよう…」警戒心ゼロの子犬たちと、ナーバスな母犬の保護

「あぁどうしよう…」警戒心ゼロの子犬たちと、ナーバスな母犬の保護

子犬たちは最初から警戒せずに人に近づいてくれましたが、母犬は食べ物を受け取っては離れ、少しの動きでビクッとし、グルグルと走り回ります。さあ、どうやって保護しましょう。

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つかまりそうで、つかまらない

通報・発見

路上生活の犬の家族の保護依頼を受けて、ロスアンジェルスの保護団体HOPE FOR PAWS が現場に駆け付けました。

フェンス越しにのぞき込むと、地面のごみを踏みしめながら、奥から子犬がちょこちょこ出てきましたよ。つられて、もう1匹も。小さな顔に触れることができました。「お母さんはどこ?」

接近

見つけました、お母さん。フェンス越しに投げ入れた食べ物を食べてくれましたが、警戒している様子。

手から直接食べてくれるかな?少しずつ人に近づくお母さんを、離れた所で2匹の子犬たちが見守っています。

子犬たちは寄ってきて、手から直接食べ物を受け取ります。子犬のかわいさって、2匹だと3倍にも4倍にもなるんですよね。パクパクと口元の音も拾っていて、キューン。

保護

茶色の子「ダラス」をつかんで、腕に抱きました。母犬も近づいてくれるかもしれません。グルグル回りを小走りしながらそれを見るお母さん。

「あぁ、どうしよう、食べ物、おいしかったなあ。あの子、つかまっちゃって大丈夫かしらん…。あーどうしよう、どうしよう」と、心の声が聞こえそう。

作戦成功。近づいてくれました。徐々に慣れてくれたら、無理せずつかまえられそうです。

白っぽい子の「テキサス」もひょいっと持ち上げて、子犬2匹がそろいました。字幕は誤って両方「ダラス」としていますが、たぶんこの子はテキサス。

でもお母さんは、かえってナーバスになってしまい、つかまってくれません。10分追いかけてコーナーに追い詰め、ワイヤリードで腰のあたりをつかまえました。

お母さんショックのあまり、何度もギャン鳴きして跳ねまわり、転げまわります。ごめんよー、大丈夫だから。

ふう…。疲れたし、あきらめるか…。この人、やさしそうだし。

「メイブル」はやっと落ち着き、そして車中では、こんなよい表情を見せてくれました。フフフ…子犬たちは寝落ちしてますよ。

ケア

みんな、ノミだらけだった体を洗います。

それから

親子は一時預かり施設で楽しそうに暮らし始めました。半年後に会いに行くと、嬉しそうに寄ってきてくれ、もう警戒心は1ミリもありません。この愛らしい親子が、早く里親さんと出会えるとよいですね。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

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https://www.HopeForPaws.org

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