全速力の軌道、見切った!
通報・発見
高速道路脇の空き地に居ついた犬の保護依頼に、ロスアンジェルスの保護団体HOPE FOR PAWS が出向きました。すごい騒音です。
壁際にうずくまる白っぽい犬を目視しました。チワワです。白くけむったように見えるのは、フェンス越しに撮影して、手前のフェンスが拡大して映り込んだから。
空き地を囲うフェンスに穴がないかまずチェックして、怪しそうな場所にプラスチックフェンスを置きました。電話をしてくれた人もかけつけて、協力してくれるそう。この人が、何週間も犬に食べ物を与えていたそうです。
3人でまず作戦会議。配置と作戦を確認し、逃げ道にはネットをはりめぐらせました。行くぞ!オー!
犬がこちらに向かって歩いてきて立ち止まり、くるっとUターンして逃げた!向こう側はフェンスで行き止まりです。
下のスクリーンショットでは、真ん中あたりに犬、右側に円いフラフープに網をはった捕獲道具を持った人。ちょうど木を真ん中にして対峙しています。
逃げ道がないと見て、犬はこちらに全速力で走って戻って来ました!先に行った女性を難なくよけて、犬はカメラを持った団体リーダーの足元をすり抜けようとします!
右奥へ走り抜けようとする犬。その軌道を見極めて、リーダーは冷静にワイヤリードの輪を差し向けます。 すると…!
すごい!つかまえた!ワイヤリードが、犬の小さな前足をとらえていました。網を持った女性が走ってきて、すかさず網をかぶせます。一丁上がり!イェイ!犬はガウガウ言って、盛んに暴れて抵抗します。
ひとしきり暴れて疲れた犬は、ちょっと静かになりました。網越しに犬に触れると、明らかに震えています。
協力してくれた女性も、今日、初めてこの子に触ることができました。
この様子を偶然目撃したトラックの運転手は、わざわざトラックを降りて急いで水のボトルを持って来てくれ、さっそうと去って行きました!さわやか! 下の画像で、左上から青いシャツの人がこちらに向かってくるの、見えますか?
「このような小さな親切はありがたく、嬉しいものです。」本当にねえ。
網のまま腕に抱いて移動します。神妙にしている犬を「バービー」と名付けました。
車に積んだケージにふんわりとバービーをおろします。この表情を見て。
「やさしくしてくれるの?」
動画では、ここから1分間のカウントダウンが始まります。1分後に、大変身した姿が見られるんですって!
ケア
病院でシャワー。あと33秒。
抱かれたまま、ちょうど病院にいた真っ白な子(右)のあいさつを受けるバービー。あと15秒!
それから
バービーは一時預かり家庭に預かってもらえることになりました。15秒後のバービーにキュン!そしてピン!ときた里親さんから、早く連絡が来ないかな?注目ポイントは色々ありますが、ひとつは、尻尾ですね、尻尾。バービーが、私たちに元気をくれます!
青シャツの男性がトラックから降りてさっそうと走ってくる様子は、動画の4分25秒からですよ!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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