転がしたバケツが寝床
発見
動物愛護団体PETA職員のジェシカさんが2007年に「エディス」に出会ったとき、エディスは鎖につながれ、大きなバケツかたるのようなものを犬小屋がわりにして放置されていました。
継続的なケア
それ以来、PETAはエディスの元に継続的に通い…
犬小屋を与え、愛情を持って接しました。
ところがある時、エディスはこつ然と姿を消してしまいました。ジェシカさんたちは本当に心配したそうです。
それから2年の月日がたち、ジェシカさんはエディスに再会しました。この経緯は詳しく説明されていませんが、飼い主が身勝手に引っ越して連絡を絶った、というようなことかもしれません。
再会した時、エディスはジェシカさんをもちろん覚えていて、以前のようにヘソ天で迎えてくれました。
その後2016年に、この身勝手な飼い主はまた引っ越す際に、ついにエディスをPETAに引き渡すことに同意しました。
エディスとの絆を感じたジェシカさんは、この子の里親になる決心をしました。そうと決まれば、さっそく車で一緒に帰宅します。エディスはまるで毎日こうして散歩に出ていたかのように、喜んですんなり車に乗りました。
ハッピーエンド
鎖につながれて放置され、ネグレクトに陥っていたエディスは、長年の絆をはぐくんだジェシカさんの元で幸せをつかみました。
好奇心を失わず、落ち着いた態度のエディスは、どこに行っても誰とでも仲良くでき、人にも犬にも好かれている様子が、動画で伝わってきます。ジェシカさんやPETAをはじめ、動物愛護・保護活動にまじめに取り組む人々に感謝と敬意しかありません。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:PETA (People for the Ethical Treatment of Animals)