トラブルが起きやすい?ペットとの1人暮らしで気を付けたい事

トラブルが起きやすい?ペットとの1人暮らしで気を付けたい事

ペットと一人暮らしをする時に起きやすい、騒音や住居の敷金トラブル、または帰宅困難トラブルといった、よくあるトラブルを各項目ごとに対処法と共にまとめてみました。幸せなペットライフのためにも参考にして頂ければ幸いです。

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一人暮らしによくあるペットトラブル

ペット不可なのに内緒で飼ってるのがバレる

ペット禁止看板

良くあるケース

元々は普通に一人暮らしをしていたけれど、途中でどうしても寂しさ等からペットが欲しくなってしまって我慢ができずに飼い始めたが、住んでいるマンション、アパートはペットの飼育が不可だったので、内緒にしていたけど鳴き声が聞こえたり連れて歩いている姿を目撃されるなどして大家さん、あるいは管理会社に発覚してしまう。

当然大家さんからは退去するかペットを手放すかの選択を迫られてしまい、酷い場合になると訴訟問題にまで発展してしまいます。

正しい対処法

そもそもペット不可の住居で飼育するのはいけません!ですがペットには何の罪もありませんので、可能ならば飼い主さんは一刻も早くペット可の住居へ引っ越して下さい。

そして引っ越し準備ができるまでの間は大家さん側に、
『すぐに越しますし、敷金の返却は要らないので引っ越しをするまでの間だけ置かせて欲しい』
と交渉し、もしそれがダメなら実家か知人宅に預けてもらうよう頼むか、長期で預かってもらえるペットホテルへ預けて早めに引っ越しましょう。

ストレスや鬱病の発症

不満顔の犬

良くあるケース

一人暮らしをされている方の部屋は、ワンルームから1DKといったペットにとってはやや走り回るには物足りない広さの場合が多い傾向にあります。
なので、ペットの種類によっては運動欲が満たされないといった事からストレスが溜まってしまい、またワンコの場合はたった1人だけの飼い主さんが一日のほとんどの時間、家を空けてしまい長時間の留守番をさせられてしまうと鬱病を発症してしまいます。

正しい対処法

猫なら縦長のキャットタワーの設置、ワンコなら早朝と深夜といった比較的時間の取りやすい時にタップリと散歩をしたりボールキャッチをしたりなどしてストレスを発散させてあげましょう。
また鬱病は長時間の孤独な留守番が原因である事が多いので、可能ならば週に1〜2度ほどペットシッターさんを頼んで自分の代わりに面倒をみてもらう事をお勧めします。

ペットが原因の近隣トラブル

怒る人

良くあるケース

ペット飼育可の住居ではあるけれども、だからといって全ての住民の方が動物を飼われているわけではなく、ペットの鳴き声による騒音クレームや玄関や共有スペースで住民の方に吠えかかったり飛び付いて来るなどして驚かせてしまったり、下手をするとケガをさせてしまうといったトラブルになってしまいます。

正しい対処法

本来ならば自ら、迷惑をかけそうな同じフロアや上下階の方に挨拶をすべきなのですが、女性の方の一人暮らしですと不安な点もあると思うので、管理会社の方を通して伝えるのも良いかもしれません。
また共有部分は必ず抱き上げるかリードを短く持つ事を忘れず、鳴き声が心配な方は早めに無駄吠えの躾をしておきましょう。

決まった時間帯に帰宅できずご飯をあげられない

残業する女性

良くあるケース

一人暮らしをしている方の多数の方が外へ働きに行っているかと思います。
そうなってきますと避けて通れないのが残業や付き合いによる飲み会ですよね?
だから必ず決まった時間帯に帰宅できずに散歩はともかく、ご飯を食べさせてあげるのが遅くなってお腹を好かせてしまいます。
数年前に発生した、あの東日本大震災の時には、帰宅困難者となって丸一日家に戻れなくなった、一人暮らしの飼い主さんも少なくはなかったと思います。
いくら動物は一週間くらい飲み食いしなくても命に関わらないのは分かってはいても可哀想ですよね?

正しい対処法

こういう時のために、設定した時間ピッタリにペットにご飯を提供する事ができる『自動エサやり機』を購入しておくと、
「まだまだ帰れないけど、●●は大丈夫かな?お腹を空かせていないかな?」
と心配になって仕事に手が付かないという事も避けられますし、中には飼い主さんの声を録音して聞かせてあげたり、監視カメラが内蔵されているタイプもあるんです。

退去時の敷金トラブル

お金

良くあるケース

私が愛犬のプシュケを連れて一人暮らしをした際もなんですが、ペット可の物件を借りる時は、普通に入居する人よりも1ヶ月分敷金を多めに支払う事になっています。
もちろん退去する時にはクリーニング等の諸経費を差し引かれた分が戻ってきますし私の時もそうでした。

ですが、ペット可という触れ込みで入居者を募集しておきながら、「どうせペットを飼って汚すんだから分からないだろう」という考えを持つ大家さんや管理会社の方が中にはいて、最初から付いていたシミや汚れや傷の修復分まで負担させられ、酷い場合は敷金だけでは足りないと代金を請求してくる悪質な所もあるんです。

正しい対処法

これは通常の一人暮らしの場合にも言える事ですが、入居時の家具を設置する前に部屋の隅々まで動画撮影をします。
そして傷やシミを見つけたら写真を撮って記録をしておくと、後々に上記のようなトラブルになった際の証拠になります。

まとめ

一人暮らしでペットを飼育するというのは、騒音などによる近隣からのクレームだけではなく、災害時や仕事の関係で帰宅できなかったり、敷金に関するやりとりといった様々なトラブルが起きやすくなっています。

これからペットを飼われようとしている一人暮らしの方は、この事を充分に頭に入れて上手に対処してあげましょう。

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