BB弾を撃ち込まれ唾液腺が詰まった犬の保護。幸せに向かって飛び立つ!

BB弾を撃ち込まれ唾液腺が詰まった犬の保護。幸せに向かって飛び立つ!

デナリは銃弾のようなものを顔面や体に撃ち込まれ唾液腺が詰まり、たまった唾液が袋状にぶらさがっていました。保護して手術によりこの袋を除去し、人との交流を楽しむまでに回復しました。そして犬は飛び立ちます。

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虐待するのも人間、愛するのも人間

保護

保護団体LetsAdopt が保護した「デナリ」のあごの下には大きな袋状の組織が重く垂れ下がっていました。それは、銃弾(BB弾?)が撃ち込まれて唾液腺がつぶれたために、行き場を失った唾液が溜まってできたものでした。目元にもできものがあります。

検査・手術

診察台で検査される間も、デナリはとても大人しくしています。無抵抗で高齢のこの犬に暴力をふるって楽しんだ人間がいると思うと、ぞっとします。

画像診断で内容物を確認。

組織の除去手術をすることになり、麻酔を打ったデナリは徐々に意識が遠のきます。袋状の組織は少し小さくなったように見えますね。応急処置でたまった唾液を吸引したのかもしれません。

手術は無事終わり、首回りがすっきりしています。目の周りのできものも取ってもらいました。

回復

入院中、デナリはクリニックの職員にすっかりなつきました。もっとなでて、と催促しています。

保護団体のリーダーの説明によると、(BB?)弾はデナリの顔面や体の他の部分にも撃ち込まれていたそうです。また、デナリの心臓の機能も低下していたそうです。

でも手術から回復したデナリには、一時預かりさんが待っていてくれました。全身をやさしくさすってもらって、穏やか~な表情のデナリです。

そしてそのまま、グゥ…。

デナリの物語はこれで終わりではありません。

里親さんの元へ

3週間後、デナリは里親さんと巡り合い、飛行機に乗ってはるばる新しい家庭にやってきました!団体リーダーが英語で説明していますが、搭乗した飛行機の翼に航空会社のロゴマークが映っていますよ。このマークは、どこの国の会社でしょう?

新しい家族と対面したデナリ。猫さんや、幼い子どももいます。デナリはまだ少し遠慮がちですが、誰に対しても穏やかに接することができることを証明して、里親さん家族に大きな安心感を与え、家族の一員としての関係を築き始めています。

家族の一員になる

新しい家庭に溶け込んでいった様子が、保護団体に送られてきた数々の写真で紹介されています。どれも本当にいい写真!見ていると自然に笑顔になってしまいます。これは是非ともご覧ください。

ところでどこの国かと言えば、それは「ド」で始まる国ですよ!

動画を見ることは保護支援にもつながります!

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Viktor Larkhill (LetsAdopt)

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