砂ぼこりにまみれて保護活動
通報・発見
保護団体HOPE FOR PAWS がたった今保護した2匹の犬を車に乗せて病院へ向かおうとした折り、別の犬を発見。急きょ、第2の保護活動を開始します。「これ違反なんだけど」と言いつつ、公園内の道をゆっくりと車で走行し、犬を探します。
どうやら、コンテナの下に子犬たちもいるようなのです。のぞき込むと…見えました。呼びかけても警戒して出てきません。
この状況で保護するには、網などの道具が必要ですが、今日の最初の保護活動には不要だったので、車に積んでいませんでした。
保護
仕方なくいったん事務所に戻り、道具をたずさえて戻ってきましたよ。すでに保護していた犬たちも病院に連れて行かなければならなかったしね。往復3時間かかりました…。すっかり日が落ちてからの再活動、ご苦労様です。子犬は3匹いる模様。腕を突っ込んでつかめるかな?
子犬の前足つかみました!ごめんね、ちょっと引っ張るよ。子犬は小さく「ヒンヒン」と言っています。子犬をつかまえられると、母犬が出てきてくれるんじゃないかと予想します。
手前の子犬をつかまえて外に出したら、その後を追ってすぐに母犬も出て来てくれました!やった!
さっそく母犬を「キャンディ」、子犬を「スキトルズ」と名付けました。親子はノミだらけです。子犬の歯茎は健康なピンクでなく、白っぽくなっていて貧血状態なのがわかります。このままではきっと命を落としたでしょう。
続いて残りの子犬2匹の救出に取り掛かります。ちょっと強引ですが、網をかぶせて引っ張り出しました。
あんまりかわいくて、Tシャツ泥だらけの女性は思わず「オーマイガッ」とつぶやきました。2匹目の子犬は「バブルガム」です。
あと1匹、奥にいます…と思ったら、あと2匹でした!子犬は全部で4匹だったのです。いちばん奥の少しくぼんだ所にいるので、なかなか網でかき出すことができません。
苦労して、1匹取り出しました。この子は「ハーシー」です。
最後の白黒の子は、くぼみにすっぽり収まって、目視することも難しい状況。長い棒で押し出すしかないですね。
音を出してちょっと驚かせたりしてみると、動き出しました。砂ぼこりでもやがかかっています。棒でチョンチョンと押し出して、頭から網をすっぽりかぶせることができました。そして引っ張り出します。
はぁ~、出た~。こんにちは、「リコリス」。
親子全員そろいました。この親子、みんな大人しい。不安なんでしょうね。
ケア
病院でみんな体を洗いますが、ちょっと注意!7分17秒~7分36秒あたりまで、子犬たちの体にノミがウジャウジャ~ッとします。見ているとかゆくなりそうです。
ちょっとかわいそうですが、体をおさえて胸も顔もガンガン洗い流しました。
翌日、親子そろって一時預かり施設に移るよ~と伝えると、右端のリコリスは反り返って「やった~!」…と言っているわけではなくて、単に体のコントロールがきかなくて後ろの壁にゴンッと頭をぶつけたところですね。笑
それから
一時預かり施設で、子犬たち尻尾ブンブンブン!ハッピー以外の何物でもありません!キャンディも嬉しそう。みんなによい家庭が見つかりますように。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://www.HopeForPaws.org
▼▼ Facebookページもあります ▼▼
https://www.facebook.com/HopeForPawsCalifornia