おなかを蹴られて内臓破裂していた犬を保護。手術、回復そして里親の元へ!

おなかを蹴られて内臓破裂していた犬を保護。手術、回復そして里親の元へ!

寝転んで動けなかった犬は、内臓が損傷していることがわかりました。医師は人に腹部を蹴り上げられたようだと見立てます。保護が1日でも遅ければ命を落としていた犬には、その後幸せな暮らしが待っていました。

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水も食べ物も受け付けない

通報・発見

何時間も横になったまま動かない犬がいるとの連絡で、保護団体HOPE FOR PAWS が現場を訪問しました。

建物の陰に寝そべっている犬をのぞくと、ばっちり目が合いました。生きてるのね。

周りをプラスチックフェンスで囲って、保護活動を開始します。

建物のくぼみにすっぽりと収まって、ドッグフードや水にも手をつけていません。どうしたの?

保護

接近すると上半身を起こしますが、何か違和感があります。布リードを首に通し、素手でなでることもできました。

この時は知る由もありませんでしたが、実は内臓が一部破裂して出血していたのです。痛みに耐えていたのですね。言葉がない犬を理解するのは難しいですね。

犬はうながされてやっと立ち上がって歩いてくれました。おなかが痛いのを我慢しているのでしょうか。いじめられるわけではないと理解してくれたのでしょうか。

ケージに入るのを嫌がって座りこみ、緊張からあくびが出ます。この犬を「アントニオ」と名付けました。

あきらめてケージに入ったアントニオ。とても大人しく、人に素直に応じてくれます。重いケージを車に積み込む際は、いつも腰に注意。保護団体リーダーはすでにヘルニアを発症してしまったそうです。

ケア

アントニオの体調が悪いことに気づいた保護チームは、この子を急患として病院に連れて行きました。まずは骨折の検査。骨折箇所は見つかりません。

超音波検査で初めて内出血が見つかり、緊急の手術が行われました。医師は、おそらく人に腹部を強くけられたためだろうと推測しました。なんてこと…。ひ臓が破裂し、肝臓も打撲のダメージがありました。今日、手術しなかったらおそらく命を落としていたと…間一髪で、アントニオの命をつなぎとめることができました。

それから

手術後、順調に回復したアントニオは、一時預かり施設を経て、里親さんと巡り合うことができました。

すっかり体の調子がよくなったアントニオは、見違えるように元気そうで、「お座り」や「お手」を披露してくれます。

1匹の犬がかろうじて虐待を生き延び、里親さんと強いきずなをはぐくんだ動画をご覧ください。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://www.HopeForPaws.org

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https://www.facebook.com/HopeForPawsCalifornia

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