元飼い主は高齢のシャーペイ犬に「あんな老いぼれはいらない」と怒鳴った

元飼い主は高齢のシャーペイ犬に「あんな老いぼれはいらない」と怒鳴った

ふらっと姿を見せた老犬は、せっかくマイクロチップの情報によって登録された飼い主に連絡がついたのに、無責任に拒絶されました。

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嬉しさがにじみ出る老犬と、怒鳴る元飼い主

通報・発見

「今朝から突然ここに現れた」犬の保護依頼で、保護団体HOPE FOR PAWS がやってきました。

年とったシャーペイという種類の犬が、アスファルトの地面でまったりしていました。

まずおどろいたのは、顔面が大きくはれ上がっていることです。

食べ物を差し出してみましたが、腫れのため、視覚も嗅覚も機能していないか、大変衰えている様子。食べ物をうまく受け取れません。

路面にこぼれた食べ物をようやく口にしました。

保護

食べ物に夢中で、とても大人しくしているので、そのままリードを首にかけました。

その場で「ワリ―」と名前をつけました。

リードが首にかかると、ワリーは立ち上がり、尻尾を振って喜びます。

この反応はきっと、「リード=散歩=嬉しい」の公式がすり込まれた、飼い犬だったのですね。

可哀そうに、この腫れあがった顔を見て。

呼吸が苦しそうです。

後の検査で肺炎が見つかりました。

ワリ―にはマイクロチップが埋まっていました!これは嬉しい再会のケース?

すぐに登録者に電話をします。

すると、電話に出た女性はワリ―の驚くべき暮らしぶりを明かしました。

近所の子供たちが外飼いのワリ―に爆竹を投げつけ、そのたびにワリ―は逃走していたというのです。

そのような環境で外に出しておくのは飼い主のミスだと指摘すると、女性は怒り狂って、「どのみちそんな老いぼれ、もういらないよ!」と吐き捨てたそう。

悲しいことですが、保護団体は時に、無責任で狂暴な飼い主に向き合わなければならないのです。

ケア

病院でもひたすら大人しく、尻尾を振って嬉しそうなワリ―です。

こんなやさしい扱いを受けたのも、初めての経験なのかもしれませんね。

できる限りの医療を受けさせてあげることになりました。

それから

ワリ―は高齢犬の一時預かり施設に受け入れられました。

動画は数週間後に保護団体メンバーがワリ―に会いに行ったシーンで終わります。

他の大型、小型の老犬たちとも打ち解けて、足を少し引きずりながらも、嬉しそうにのしのしと歩き回るワリ―の姿を見ることができますよ。

犬の一生のうちの大半をつらい環境に置かれてしまったワリ―ですが、今を生きる犬にとって今、幸せを感じていることが全て。そんな姿を見せてくれるワリ―です。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://www.HopeForPaws.org

▼▼ Facebookページもあります ▼▼
https://www.facebook.com/HopeForPawsCalifornia

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