老犬はかわいい=定説!
通報・発見
高速道路の出口付近に居ついた老犬の保護依頼を受けた保護団体HOPE FOR PAWS が、足にケガをした「ルドルフ」を発見したとき、ルドルフはぐっすり眠っていました。このチャンスを生かして保護しましょう!
後ろから、ゆっくりと、静かに、忍び寄ります。
保護
ゆっくりとワイヤリードの輪を首の前に持って行くと、ルドルフはふと異変に気付いて頭を持ち上げました。「何だろ、この違和感?」
そこですかさず首回りに輪を通しました。すると…
跳んだ!
ルドルフは力の限り抵抗し、リードを噛み切ろうと口を開けます。
そのうちに、自分の舌を噛んで少し切れてしまったようです。イタタ…。
布リードも首にかかり、もう逃げられません。
天を仰いで「神様、助けてー」…と言ったわけではなくて、まだリードを噛み切ろうと頑張っているところ。
穏やかな性格なのでしょう。
疲れて降参した後は、徐々に落ち着いてきました。
ケージを持ってきて誘導すると、まずまず素直に入ってくれました。
相変わらずリードを噛みながらですが。
「オレも年貢の納め時か…夕日が目に染みるぜ。」…とは、言ってない、言ってない!
落ち着くと、ルドルフは頭をなでる手を受け入れてくれました。
ケア
病院に到着して、ひと息つきます。
これまで路上で頑張って生きてきたんだろうなあ、と、顔や体についた無数の小さな傷跡を見ながら感慨にふける保護スタッフです。
動画では、すっかりリラックスしたルドルフが、最高の表情を見せてくれますよ!
2週間後、協力関係にある一時預かり施設がルドルフを引き取ってくれました。
すでに引き取られていた「ムファサ」と意気投合した様子です。
最後に
老犬はあと何年生きられるかわかりません。里親さんがより若い犬を引き取りたいと思うのは、ある意味、当然です。
でも、老犬特有の愛らしさにハマる人がいるのも確か。
「老犬の里親という選択をしてみませんか?」と、保護団体は訴えます。
残りの年数を、穏やかに、幸せに過ごさせてあげるというミッションは、案外、人の心を満たしてくれるかもしれません。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
ルドルフが出会った高齢犬「ムファサ」の、ちょっと笑える保護の様子はこちら。
Hope for Paws
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