恐いけど、逃げない
通報・発見
映画の都、米国ハリウッドの丘陵に住みついた犬は、コヨーテも出没する場所で賢く生き残る術(すべ)を身につけました。住宅の下に穴を掘り、そこに隠れて暮らしていたのです。
依頼を受けた保護団体HOPE FOR PAWS が対面すると、犬は不安からガタガタと震えています。
保護
それでも、長い棒の先のワイヤの輪を首にかけるまで震えながら人を見つめて、逃げ出すことはしませんでした。
覚悟を決めているようです。
こんな棒と輪が迫ってきたら、人でもビビりますよね。
ぐっと力を込めて、犬を穴から引っ張ると、観念して出てきました。
出るとすぐに、素手で頭をなでられています。おっとりした犬でよかったですね。
青い首輪が見えます。元飼い犬が、なぜ1人ぼっちになったのでしょう。
柔らかい布リードに付け替えて、ワイヤをはずしました。
抱きかかえられておやつももらって、すっかり安心できたことでしょう。
後は抱え上げて車へ。
病院に向かう車中では、運転手のひざの上でリラックスしている様子です。あんなにガタガタ、ブルブルと震えていたのがうそのよう。
「マーリー」と名付けました。
それから
野生動物におびえ、人におびえて隠れて暮らしていた穏やかな家庭犬が、一時預かり施設で本来の姿を取り戻しました。
里親さんに巡り合うまで、あと一歩です。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://www.HopeForPaws.org
▼▼ Facebookページもあります ▼▼
https://www.facebook.com/HopeForPawsCalifornia