君を愛する人はいると伝え続けた5年間
世話と説得
マーリーは5年物間ずっと、住宅の裏庭で鎖につながれていました。
水も食べ物も、きちんと与えられていませんでした。
あっても、ばさっと大量に置かれ、雨が降ればふやけてしまうドライフード、そして藻で緑色になった水。
飼い主は怒るとマーリーの頭を殴るそうです。
なぜ怒るかって?マーリーが興奮しすぎるからだそう。
子犬の頃のマーリーです。この頃からすでに同じネグレクトと暴力にさらされていました。
動物愛護団体PETAはその頃から定期的に訪問し、食べ物と愛情を与え、飼い主に犬を譲り渡すよう説得を試みてきました。
保護前の栄養失調の状態がよくわかりますね。
保護
その努力が実り、ついに飼い主はマーリーの所有権を手放しました!
なぜもっと早く譲らなかったのか!?
マーリーの幸せへの第一歩です。
そしてなんと、里親さんも見つかりました。
彼は言います。
「最悪だと思ったのは、マーリーが理解できる言葉がひとつだけ、それは『No(だめ)』だったことです。」
その後
里親さんの自宅には、シベリアン・ハスキーの「カイヤ」もいて、マーリーと大の仲良しになりました。鎖でつながれることはなく、遊び、食べ、眠り、幸せな姿を見せてくれます。
その姿こそ、里親さんにとっての喜びなのでしょう。
やせ細っても人を嬉しそうに出迎えたマーリーと、元気一杯、幸せ一杯になったマーリーのビフォー・アフターをご覧ください!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:PETA (People for the Ethical Treatment of Animals)