この2頭、似た者同士。
通報・発見
廃校になった学校の敷地に犬が2頭居ついたと連絡を受けて、ロスアンジェルスの保護団体HOPE FOR PAWS がやってきました。
最初にメスのピットブルが食べ物につられておずおずと隠れ場所から出てくると、その後を追うように、シェパードのミックスのような風貌の犬も出て来て様子を伺います。
メス犬は妊娠しているようです。
確保
2匹を隠れ場所から少しずつ離すため、食べ物をちらつかせながら、ゆっくりと歩いて誘導します。
警戒はしているものの、ちゃんと後を追ってくるのがかわいらしいです。
食べ物の切れ端を追って、シェパードがケージトラップに入り、フタが落ちました。
驚いて少し暴れ、ケージがガシャガシャと音を立てます。
それを見たピットブルは、その場から逃げませんが、食べ物とケージトラップを交互に見て、「どうしよう…」と迷っている感じ。
やはりオス犬がつかまった様子におびえたようで、結局元の隠れ場所にゆっくり歩いて戻ってしまいました。
チームは、もうひとつのケージトラップを隠れ場所の前に設置し、カメラを置いてその場を離れました。
30分が経過した頃、まいた食べ物を追ってメス犬が出てきました。
雨がぱらつく中、彼女はそのまますんなりケージトラップに入ってフタが落ち、確保完了しました。
2頭一緒に病院へ向かいます。
ところで、つかまったオス犬がおなかの子犬の父親だという情報は特にありません。
一緒にいるので、たぶんそうなのかなと思いますが、まあ、誰も確証は持てないのかもしれませんね。
病院で
シェパードのオスを「サリー」、ピットブルのメスを「トゥーニー」と名付けました。
最初は不安そうでしたが、間もなく2頭ともリラックスできました。
それから
時間が経過して、6週間後。一時預かり施設を訪れると、そこにはサリー、トゥーニー、そして9匹の子犬たちが元気に暮らしています。
そしてその後、サリーは里親さんとの出会いを果たし、すっかり懐いてかわいい様子が紹介されました。
撮影時で、トゥーニーと子犬たちはまだ施設に残っていましたが、この後きっと、みんなにそれぞれ里親さんが見つかったのだと思いますよ。そう信じさせてくれる団体です。
ところで、子犬たちの父親は誰?問題は、子犬たちを見ると、ほぼ一目瞭然ですよ。
あ、この子たち、お父さん似だ…。
最後は子犬うじゃうじゃの動画をご覧ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
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