犬が『キャンッ』と鳴く心理4つ

犬が『キャンッ』と鳴く心理4つ

愛犬と一緒に過ごしていたら、突然「キャン!」とまるで悲鳴のような鳴き声を上げることはありませんか。犬の鳴き声には、それぞれ異なる心理が隠されています。今回は、犬が「キャンッ」と鳴く時の心理を紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬が「キャンッ」と鳴く心理は4つ

口を開ける子犬

犬が突然「キャンッ」と甲高い声で悲鳴のような鳴き声を上げると、飼い主としては「どうしたの!?」と心配になってしまいますよね。犬が「キャンッ」と鳴く時は、4つの心理が考えられます。

1.「痛い!」

「痛い!」と何らかに痛みを感じて「キャンッ」という鳴き声を上げることが、最も多い理由です。

例えば、近くにいた飼い主が愛犬に気付かず、足を踏んでしまったり、フローリングの上を走っている際に、転んでしまったりと、さまざまな場面で痛みを感じることはあります。シニア犬であれば、ソファーから飛び下りただけでも痛みを感じることがあるでしょう。

また、中には病気や怪我によって痛みを感じているケースもあります。足を引きずっていたり、食欲がなかったりと、普段と違う様子を見せているようならば、早めに病院へ連れて行きましょう。

2.「助けて!」

不安そうな犬

不安を感じているときや、恐怖を感じているときにも「キャンッ」と鳴き声を上げて、飼い主に助けを求めることがあります。

例えば、大雨の日に雷が鳴り、その雷の音にびっくりして「キャンッ」と鳴き声を上げる犬が多いです。このように突然の恐怖が襲いかかってきたり、不安が蓄積され限界に達したときに、この鳴き声を上げることが多いです。

3.「参りました!」

他の犬とじゃれ合ったり、散歩中に出会った犬と警戒し合った後に、「キャンッ」と1回鳴き、体勢を低くして見せているようであれば、「降参です」「参りました!もうやめてください」という気持ちを示しています。

飼い主に対してはこのような鳴き声で「降参」を訴えることはあまりありませんが、多頭飼いしているご家庭の場合は、同居している犬同士の喧嘩中に見られることがあります。

「キャンッ」と鳴いた犬は、恐怖や不安といったストレスを感じていますので、できるだけ対象の犬から引き離してあげたり、落ち着かせてあげたりと、愛犬の不安を拭う行動を起こしましょう。

4.「要求に応えて!」

上を向いて鳴く犬

痛がる様子や不安な様子を見せていない場合は、「もっとおやつがほしいの!」「外に連れて行って!」など、要求吠えの可能性も考えられます。

この場合は、小型犬に特に多いです。中型犬以上の犬になると、要求吠えに「キャン」という甲高い声ではなく、もう少し太い声を出すことが多いからです。

しかし、要求吠えに応えてしまうと、わがままがエスカレートしてしまう恐れがあります。基本的には要求吠えは無視し、あまりにも酷いようであれば、その場から立ち去るなど、「要求吠えをすると飼い主がいなくなっちゃう」ことを学習させましょう。

犬が継続的にいたがる場合は病気や怪我の可能性も

診察中の犬

「キャンッ」と鳴き声を上げることが、一度ではなく、1日に何度も、あるいは数日間続く場合は、足を怪我していたり、病気を発症していたりする恐れがあります。

特に、犬は『椎間板ヘルニア』になりやすい動物と言われていて、健康的な犬であってもなり得る可能性のある病気です。椎間板ヘルニアになってしまうと、椎間板付近に激しい痛みが出るため、突然の痛みに「キャンッ」と甲高い鳴き声を何度も上げることがあります。

他にも、継続的に鳴き声を上げる場合は、どこかしら異常が生じている可能性が疑われるので、手遅れになる前に病院に連れて行き、早期発見、早期治療に取り組むことが重要です。

症状が悪化しないよう、すぐに病院へ連れて行き、かかりつけの獣医さんに診察してもらいましょう。

まとめ

獣医に抱っこされる犬

いかがでしたでしょうか。犬が「キャンッ」と鳴く時は、主に4つの理由が考えられます。しかし、鳴き声を上げた後の様子がおかしいと感じるようであれば、病気や怪我が疑われるので、早急に病院で診察してもらいましょう。

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