長い説明書き、暗い画面、確保のプロセスのない動画内容。でも保護の情熱は今と同じ!
通報・発見
米国・カリフォルニア州のある地域で、2ヵ月前に犬が4匹いっぺんに捨てられました。
4匹のうちの2匹はまもなく交通事故で亡くなってしまったそうです。悲劇です。
保護団体HOPE FOR PAWが早朝のまだ暗いうちに、残った2匹を発見しましたが、周囲にいた人々が騒ぎ立てた結果、1匹は逃走してしまいました。またも悲劇です。
最後に残った1匹、「マグジー」を、何としても保護しなければなりません。
コーナーに追い詰めて、リードをつけることに成功した模様。暗くてよく見えませんが…。
犬が徐々に安心する様子も見たいのに、それも壁に囲まれた空間の暗がりの中。
やっと空が少し明るくなってきたところで、犬を車へ誘導します。
そして逃げたもう1匹を2~3時間探し回りましたが、姿を現しません。保護団体メンバーはこの日1泊して、翌日に再度探すことにしました。
宿泊施設でマグジーの体を洗ってきれいになりましたが、まだとても不安そうです。
今回の保護団体メンバーは2人。リーダーが別の保護案件のためにいったん別れた後、もう1人のメンバーが、その日のうちにマグジーの不安で閉じた心を溶かすことに成功した様子。
翌朝、リーダーが彼らのところへ戻ってくると、マグジーはすっかり気さくな犬に変身していたのです。尻尾を振って、じっと見つめて迎えてくれました。
1歳半程度とまだ若いことも功を奏したのかもしれません。
携帯電話(そんな頃!)の画面ばかり見ているメンバーのひざに、「僕と遊んで!」と乗ってくる懐きぶりです。
そんなマグジーと保護団体メンバー2人は、逃げたもう1匹が現れるのを待って、もう2晩ここに泊まり込みましたが、残念ながら犬は現れませんでした。
マグジー1匹を連れて、ロスアンジェルスに戻ります。本当は4匹と2人で一緒に帰りたかったですね…。
それから
マグジーには早速、去勢、予防接種、マイクロチップの埋め込み、そして顔の傷の治療が施されました。
一時預かり施設では他の犬たちとも仲良く過ごし、遊び好きで甘えん坊な、完璧な家庭犬です。この後間もなく、よい里親さんと巡り合えたことを願います!
そしてこの後、保護団体HOPE FOR PAWS の動画撮影・編集技術はどんどん向上するのでした。
今ではもう、長たらしいテキストを挿入したり、暗がりでライトもなしに撮影したり、保護の過程をすっとばしたりしません!笑
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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