もふもふ、のそのそ、不愛想
通報・発見
米国・ロスアンジェルスの街なかに捨てられた犬の保護依頼。保護団体HOPE FOR PAWS の出番です。
街の中だと、駐車スペースを確保するのもひと苦労。とりあえず歩道に乗り上げて、通報した女性が立っている、学校の建物の横に駐車しました。
通報した女性の横に、犬がリラックスして横たわっています。彼女から食べ物をもらいましたが、体に触るのは「やめて」という犬だそう。
あまり近づくと、さっと立ち上がって距離を取ります。
そのうちに警備員に駐車違反を注意され、車を移動してやっと駐車スペースを見つけた頃には、犬は立ち去ってしまいます。
追跡・接近
のそのそと道路を横断する犬の姿にヒヤヒヤします。
この時に慌てて追いかけるのは禁物。犬が車の往来する道路にとび出すかもしれません。
この犬は周囲を見て渡っているので、この場合は犬自身の判断で安全に道路を渡り切るのを待つのが最善です。
この犬は、のそのそ歩き続け、2本の道路の間の空地で横たわりました。静止画は後ろからのショットです。
「殺気」を悟られないように注意しながら、ワイヤリードを首にかけようと接近中。
かかった!
犬は悲鳴を上げて跳ね上がり、「これ、ヤダ」とリードに前足を乗せます。
「咬まないでね」とおやつを差し出しても、反射的に上唇がめくれあがって、ちょっと危険。
仲直りは後にして、まずは車まで歩いてもらいましょう。
案外、すんなりと歩いてくれますよ。
ケージに入れて、一丁上がり。隙間から差し入れた指も受け入れてくれました。
「マックスウェル」と名付けました。
ケア
病院に到着。他の犬たちの鳴き声が響きますが、マックスウェルはとても落ち着いています。
モフモフで太っているように見えますが、実は厚い体毛に隠れた体はやせて、栄養失調だったそうです。
これから少しずつ回復してね。
シャワーの後、乾いたらふわっふわになりました。
それから
ちょっと不愛想にも見えたマックスウェルですが、一時預かり施設を訪れた保護団体メンバーの前で、彼はお腹を見せて信頼の情を表してくれました。
雰囲気がとても明るくなって、ボールで遊ぶ無邪気な姿はキュンとします!ぜひ動画にてご覧ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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