パイプを逃げて逃げて
通報・発見
高速道路下の排水パイプに犬が住み着いていると連絡を受け、保護団体HOPE FOR PAWS が緊急出動。
チワワです。捨てられたのでしょうか。
道路の片側の開口部をふさいで、反対側の穴から「フランキー」の保護を試みます。
追跡
パイプの奥へと逃げるフランキーを追って、懐中電灯片手に四つんばいで前進。疲れる!
パイプの奥に水がたまっています。フランキーは水の中を少し歩いて止まり、振り返ります。
「おいで!」と声をかけながら、うわあ、人も四つんばいで水に浸かっているようですよ。
結局フランキーはさらに奥へと逃げてしまい、また水のないところまで歩いてきました。でもその先がふさがれていると悟ったのか、今度はこちらに向かってきます。
フランキーはキャンキャンと叫びながら、懐中電灯に咬みつく素振りを見せます。
そしてまた奥へと走って行ってしまいました。
結局、反対側の端まで来てしまいましたね。穴はプラスチックフェンスでふさがれています。
ゴミと水がたまっています。これは、大変だわ~。
フランキーは隅で小さくなっています。さあ、どうやってつかまえる?
保護
顔をそむけて、現実逃避作戦に出るフランキー。
赤いリードをかけようとすると、キャンッと鳴きましたが、首にリードが巻かれました。
外で待機しているもう1人のメンバーが、フェンスを開けました。
小さな牙にかまれないよう、毛布でくるんで抱き上げます。
ケア
はぁ大変だった。
病院でほこりまみれの体を洗います。こんなに小さいのですね。
友情
おびえていたフランキーを、数週間前に保護され、皮膚病が回復中の「ミリー」に引き合わせると、2匹はサイズの違いを乗り越えて、すぐに打ち解けました。
お互いに癒し、癒されているようです。
それから
フランキーは里親さんとの出会いを待ちます。
孤独に排水パイプに住み着いていた小さな小さな犬のフランキー、心も体も癒されて、素敵な里親さんに出会えたことを願います!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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