レスキュー動画で学習、実践
通報・発見・保護
墓地でケガをした犬が見つかりました。保護団体HOPE FOR PAWS に保護依頼をしたのは、カリフォルニア州から遠いオレゴン州の女性。遠方でも、レスキュー動画でカリフォルニアのこの保護団体のことをよく知っていたのです。
連絡を受けてから1時間半後に現場に到着すると、なんと、その女性はすでに自分で犬をつかまえていてくれました!しかも、犬はずいぶんリラックスしている様子。素晴らしい。
犬は足にケガをしているようですが、元気です。
「あなたたちの動画で覚えたのよ!犬に信頼してもらうのよね!」女性が早口でまくしたてる間、犬は食べ物を手からパクッと食べました。
女性のおかげですっかりリラックスした犬は、マイクロチップスキャナを向けると、ゴロンと寝転がりました。
手のかからない保護になりましたね!
マイクロチップは埋まっていませんでした。
保護団体が持ってきたリードにつけかえるのも、お手のもの。
ひょこひょこと足をかばって歩きます。病院で検査しましょう。
別れを惜しむ女性にお礼を言って、車で出発します。
名前は「サファイア」にしました。
ケア
病院で、かばっている後足を検査するために医師が動かすと、小さな悲鳴をあげました。
それでも人を咬もうとすることもなく、直後におなかを上にして寝転がる従順ぶりを見せるサファイアです。
X線撮影をします。この表情…。
大きな骨折が複数見つかりました。
ここは、指が完全に折れて、位置がずれてますよ。うわぁ…。
別の病院の、骨折の手術を得意にする馴染みの医師に手術を依頼しました。
そして、この通り。左から右へ、骨折のビフォー・アフター。
手術後、ギプスをしたサファイア。まだしょんぼりした表情ですが、足を床につけています。
その後
この後、どこまで回復するか、動画をご覧ください。
ギプスをしていても、本当に人懐こく、人と一緒にいるのが嬉しくて仕方ない様子。一時預かり施設で十分に幸せそうですが、きっと里親さんが早々に見つかったのではないかと思います。
出先で困った状況にある犬を発見した場合は、地元の保護団体に連絡すると、手を貸してくれるかもしれませんね。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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