悪性腫瘍を長期間放置された犬のレスキュー。飼い主は裁判へ(後編)

悪性腫瘍を長期間放置された犬のレスキュー。飼い主は裁判へ(後編)

巨大化した悪性腫瘍が左前足のほとんどを覆うくらいになるまで放置され、RSPCA南オーストラリアに保護された犬ビンディ。前編でお伝えした手術後の経過をご紹介致します。

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足にできた巨大な腫瘍の除去手術後のビンディ

前編の概要

足に腫瘍ができたにもかかわらず、ネグレクトにより2年以上そのままで放置されていたビンディ。ついには腫瘍が左前足をほとんど覆ってしまうほど巨大化してしまいました。RSPCAに保護されたビンディは、腫瘍の除去手術を受けました。

摘出手術後

ビンディは複数回の手術と、輸血、皮膚移植を受けました。

初期回復には約2ヵ月かかり、その後足の傷が回復するまでにさらに2ヵ月を要しました。

そしてついに普段の生活に戻ることができました。

獣医師のゲイルさんは、ビンディの治療は、獣医としてのキャリアの中で最も難しい課題だったと語っています。

ゲイルさんはさらに「ビンディ目を見れば、必ず何かを感じるような特別な何かを持つ犬です。彼女は私と一緒にソファに座るのが大好きで、とても甘えん坊。座っていると、撫でてもらおうと上に乗ってきます。自分の大きさがわかっていないんじゃないかしら」と笑います。

ジャスティンさんとの出会い

ビンディは、ドッグケア・コーディネーターのジャスティンさんと出会いました。

ジャスティンさんはこのように語っています。

「一目惚れというわけでは無くて、ビンディに慣れるまでに数ヵ月かかりました。でも今では大親友です。

うまく説明できませんが、ビンディとはいつの間にか特別な絆ができました。お互いが大好きで、きっと彼女のゆったりしたライフスタイルが僕のそれと合うんだと思います。

ビンディは、普段は大人しいですが、人と会うのは大好きです。犬にはあまり興味ないみたいですけど…」

出典:Bindi the staffy's road to recovery: Part 2

定期検診

定期検診で撮ったレントゲンに異常が見つかりました。肺葉に腫瘍が転移していたのです。足の腫瘍から転移したもので、腫瘍は大きくなってきており診断は末期癌でした。

ジャスティンさんは、仕事場で診断を聞き、打ち砕かれるような衝撃を受けました。

その日家に帰ると、ジャステインさんはビンディを抱きしめ、泣き、たくさんのおやつをあげ、たくさん撫でてあげました。

元気に過ごすビンディ

手術後ビンディが走り回ったり、おもちゃで遊んだりする姿をジャスティンさんは初めて見ました。

そのような元気な姿を見ると、元気なんだなあと嬉しくなると同時に、受けるべき愛情を受けているのだと確信します。

獣医師のゲイルさんは、「嬉しいニュースとして、今のビンディを見ると、元気で活発に動き回っており、とても良いクオリティ・オブ・ライフ (生活の質) を保っています。」と語っています。

ビンディはドライブが大好き。特にビーチで散歩したり、匂いを嗅いで回ったり、水辺で楽しむのがお気に入りのようです。

最後に

人間も動物も、いつか虹の橋のたもとへ行く日が来ます。それまでに持つ時間の長短の差はあれど、今の瞬間を楽しみ、大切に生きることで生活の質を上げ元気に暮らせるのだとビンディは教えてくれているのかもしれません。

ジャスティンさんや獣医師チームを始めRSPCAスタッフの皆さん、そして寄付して下さった方々に出会えて、受けるべき愛情を得られて本当に良かったです。

今日も元気に遊ぶビンディの姿をぜひ動画でご覧ください。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:RSPCA South Australia

ビンディのレスキュー、前編はこちら

RSPCA South Australia

▼ 公式サイトはこちら
https://www.rspcasa.org.au/

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