犬は環境でこんなに変わる…救出のアフター、ビフォー、そしてアフター
アフター:これでも十分幸せそう
ミニチュアダックスの「リッキー・ボビー」です。下半身がマヒして動かないので、前足の力だけで移動します。
「おいで!」と呼ばれると、ペロッと舌を出して気合を入れ、保護袋に入れた後足を引きずって、一目散に女性の元へかけ寄っていきます。
ラブラドール・レトリーバーのこの子(名前不明)と、とても仲良しです。
ビフォー:動かない後足を引きずって、隠れようとした
ここからはリッキー・ボビーの過去のお話。
米国ノースカロライナ州の郡保安局が目をつけていた子犬工場を摘発し、動物愛護団体The Humane Society of the United States(米国動物愛護協会)が救出に入りました。
施設内は犬の排泄物の悪臭に満ち、感染症の温床のようでした。
多くの小型犬が病気をわずらっていました。
その中に排泄物にまみれたリッキー・ボビーがいました。
後足をひきずって、おろおろと壁際に逃げて行きました。
改めて、アフター:大きなプレゼント
動物病院の技師の女性が、リッキー・ボビーに、大きなプレゼントをします。
それは…
このカート!
後ろ足に装着したら、もうリッキー・ボビーを止めるものは何もありません。
新しい暮らし
リッキー・ボビーの暮らしは、ここから新しく始まります。
犬は環境でここまで変わるのですね!
走り、友達と遊び、おやつを喜ぶリッキー・ボビーを動画でご覧ください。
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画の制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
動画制作者:Humane Society of the United States
掲載YouTubeチャンネル:The Humane Society of the United States