血の気の引いた歯茎
発見・救出
車にひき逃げされた子犬の保護依頼で、ギリシャ・クレタ島の保護団体Takis Shelter が現場に到着すると、子犬はもう死んでしまったようにも見えました。
でも、よく見ると荒い呼吸でおなかが波打っています。歯茎は血の気がありません。
その日、その時間に空いている病院が近くになく、保護施設の救急体制でしのぎます。動物看護資格などがあるのでしょうね。
子猫たちのお見舞い
数時間後「アキレス」は目を開け、そして、この状態であるのに尻尾を振りました!こういうところが、犬の健気なところですね…。
便が出ている様子。内臓、大丈夫でしょうか…。でも、頭を少し持ち上げ、注射器から水を飲みました。子猫があいさつしに来ます。
翌日。上体を起こすことができましたが、下半身が動かないようです。
コウモリのような耳が特徴的。
大人しいアキレスを、猫たちがかわるがわる慰めに来るのです。
アキレスが歩いた!
動画では時間の経過がわかりませんが、病院で診療も受けたのでしょうね。
アキレスは、ひょこ、ひょこ、と歩き出し、子犬とひもを取り合って遊び始めました!小さな子犬からひもを奪って喜んでる、いたずらっ子アキレスです。
それからまた1、2ヵ月後でしょうか。アキレスは少し成長し、きりっとした顔つきになりました。コウモリ耳も、ピンと立っています。この時点で約1歳半だとのこと。
タキスさんに呼ばれて、ルンルンルン!と小走りしてきたところです。下半身、かなりしっかりしているように見えますよ。
その後
タキスさんの腕の中にうれしそうに跳び込むアキレス。後足で跳びはねています!
死にそうに見えた子犬を見捨てずにケアした結果、こんなに元気になりました。動画でご覧ください。
動画を見ることは保護支援にもつながります!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Takis Shelter