首がひどいことに
保護
これは「クリスタル」です。長年鎖につながれ、ネグレクト状態で生きていました。
動物愛護団体PETAが発見した時、クリスタルの首には首輪が深く食い込み、皮膚は破れ肉が裂けている状態でした。子犬の頃につけた首輪を、その後一度もつけかえなかったのでしょう。
感染症の危険に加え、当然、気道も食道もひどく圧迫されていたはずです。「長く苦しんで死ね」と言っているも同然です。
この時点でやっと、所有者はクリスタルをPETAに引き渡すことに同意しました。
きっと、ただ機械的にエサと水をやっていただけで、犬に対して何の感情もなかったのでしょうね。あるとしたら、「あぁ面倒くさい」ぐらいでしょうか。なぜ、飼った。
保護して獣医へ
保護されたクリスタルは、すぐに獣医へ。手術を受け、快復を目指します。
回復
ここからは手術が無事に終わったクリスタルを紹介します!
術後の回復期間に、里親さんも見つかったそうです!やった~!
「ん?」
本犬はわかってない。
再出発
さあ、里親さんのお宅へGO!
車には「命を守ろう:去勢・避妊を!」と書いてありますよ。あと…個人的に時々気になる、肉球マークの指3個。4個にして~と思うのは、私だけ?
どこに何しに行くのか知らないけど、ワクワク、ワクワク。
いえ、もしかしたら、犬なりに何かを理解しているのかもしれませんね。
それに見て、てろんとしていた耳が、ピンと立っちゃった!
その後
到着した里親さん宅には、他にも犬が2匹いて、楽しく暮らせそうです。海に面したお宅にはプールもあって、豪邸なの?乗っちゃったの、玉の輿?
犬には豪邸とか、お金とか、関係ありません。食べる物があって、家族、仲間がいることがすべて。お金持ちでもいいんですよ、ええ、やさしければ。
家の敷居をまたぐときのクリスタルがまた、かわいらしい。
「えーと、入っていいんですか?お邪魔しますよ?」
動画の最後にある、ビフォーアフター比較写真のクリスタルに涙が出ます。幸せになれてよかった!
クリスタルの華麗なビフォー・アフターをご覧あれ!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:PETA (People for the Ethical Treatment of Animals)