犬が苦手な人の悲痛な叫びとは…?
この世には、たまらなく可愛いワンコが苦手な人たちもいます。きっと愛犬家さんなら「こんなに可愛いワンコが怖いだなんて…」「犬が嫌いだなんて間違っている!」と思うことでしょう。
今では犬が大好きな私も、実は幼い頃から犬が苦手でした。だって、なんだか怖いし、吠えてくるし、不思議な匂いがするし…。飼い主さんから「触ってみる?」なんて言われた日は、半泣きになりながら首を横に振っていたっけ。
そこで今回は、愛犬家には分からないであろう犬嫌いな人の気持ちをご紹介します。犬が苦手な人たちは、こんなふうに思っているのです…。
1.「私にだけ吠えていない…?」
犬は、なぜか犬嫌いな人を見分けるのが得意!そのため犬嫌いな人にばかり吠えたり、ウーと唸ってみたり…。私自身、犬が苦手な子ども時代には何度も犬に吠えられたり、追いかけられたりしていました。大勢でいても、なぜか私にだけ敵意を向けられているような気がするんですよね…。
元々犬は苦手でも、犬の方がもう少し友好的に近付いてきたら考えてやってもいいけれど…。そんなふうに犬に対して上から目線だった私は、いつまで経っても犬と仲良くなることはできませんでした。
根っからの犬好きさんは、犬に吠えられるという経験が少ないかもしれません。犬に吠えられると、怒られているような気持ちになるんですよ…。
2.「何を考えているか分からない…」
犬が苦手な理由に「人間の言葉を話さない犬は何を考えているか分からないから」と答える人も多いのではないでしょうか?にこにこしているように見えても、突然怒り出して噛んでくるかもしれない…!そんな得体の知れない生き物を、どうして可愛いと思えるんだ…!
私は犬と暮らすまで、犬に個性や表情があるなんて知りませんでした。そんなこと、誰も教えてくれなかったし、知ろうともしていなかったから。今では愛犬の言いたいことなら大抵のことは理解できるようになったので、得体の知れない生き物なんて失礼極まりない発言は撤回します…。
何を考えているか分からないから、犬が嫌い。これって、きっと犬側も同じことを思っているはずなんですよね。犬嫌いな人は、試しに「犬が苦手だから、あんまり近寄ってこないでね」と犬に伝えてみてください。賢い犬たちは、そっと距離を置いてくれますよ。
3.「匂いが苦手…」
犬の匂いが苦手な人も多いと思います。私も犬と暮らすまでは、犬のいる部屋で1日過ごすなんて無理!と思っていました。ましてやご飯を食べたり、一緒に寝たりするなんて絶対できない!と…。
それが今では、愛犬の匂いが好きすぎて暇さえあれば嗅ぐまでになりました。「なんでこんなに体臭が少ないの⁉」と意味不明なことを言ってしまうことも…。
4.「手を洗いたい…」
犬に手を舐められるのが苦手…。これは、愛犬家さんには到底理解できないのではないでしょうか?
私は、友人の家のワンコに手を「ペロッ」とされたら、そのたびに洗いに行っていました。今では考えられないことですが、当時は本当に犬が苦手だったんですよね…。
まとめ
愛犬家にも分かってほしい犬嫌いな人の気持ちをご紹介しました。
犬嫌いな人は「噛まないから触ってみなよ!」「手を匂わせてあげて」という飼い主さんのありがたくも迷惑な言葉に辟易しています(笑)自分のタイミングで距離を縮めるから、放っておいてほしいと思っているはず。可愛さの押し売りは、犬嫌い度合いを助長することにもなり兼ねないのです…。
犬嫌いだった私が犬好きになったように、ある日突然犬が好きになる人も現れるかもしれません。それまで、犬が苦手な人のことはそっとしておいてあげましょう…。