ビションフリーゼは臭いが強い?体臭がきつい場合の対策

ビションフリーゼは臭いが強い?体臭がきつい場合の対策

「ビションフリーゼって毛がとてもふわふわで可愛いけど、体臭って強いのかな」と気になる方もいると思います。そこで今回はビションフリーゼの被毛と体臭、臭いがきつい原因と改善方法までをご紹介します。

ビションフリーゼは臭いが少ない犬種!

かわいいビションフリーゼ

ビションフリーゼの被毛は1本1本が螺旋状に縮れて、くるくるした巻き毛になっています。また、オーバーコートとアンダーコートが生える「ダブルコート」ですが、犬種の特徴として体臭が少ないといわれています。そのため、室内で飼っていても臭いはほとんど気になりません。

ビションフリーゼの他にも臭いが少ない犬種はあります。一般的に臭いが少ない犬種の特徴は以下になります。

【小型犬・中型犬】
小型犬や中型犬は、大型犬に比べて身体が小さいため、臭いを排出する量や範囲が少なくなります。

【中頭種・長頭種】
パグやフレンチブルドッグといった短頭種は、鼻先から目元までの長さ(マズル)が短く、呼吸がしにくいため、口呼吸が多くなってよだれがでやすいです。また顔のしわに汚れがたまることで、臭いを発生させてしまいます。

しかし中頭種や長頭種では、短頭種のような短所はありません。そのため、短頭種よりも臭いが発生しにくいです。

【立ち耳】
ミニチュアピンシャーのような立ち耳は、耳の中の通気性が良いため、細菌が繁殖せず臭いが発生しにくくなります。

【短毛】
スムースコートチワワのような短毛の犬種は、長毛の犬種と比較すると発汗により蒸れることが少なく、体臭が発生しにくいです。

【シングルコート】
トイプードルやマルチーズといったシングルコートは、ダブルコートに比べると被毛と皮膚の間の通気性が良いため、細菌が繁殖せず臭いが発生しにくいです。

ビションフリーゼの臭いがきつい時の原因

外で待機をしているビションフリーゼ

ビションフリーゼは体臭が少ない犬種です。しかし、以下の理由で臭いがきついと感じてしまうことがあります。

身体が汚れている

犬は全身に臭いのある汗を排出するアポクリン汗腺という器官をもちます。このアポクリン汗腺は皮脂腺とつながっており、皮脂を含んだ汗を排出します。また空気中の酸素と触れることで細菌を繁殖して臭いの原因となります。

特にビションフリーゼは、運動好きでアクティブな犬種です。お散歩や庭で遊んだ後には汗を排出するだけでなく、被毛が汚れることでも体臭がきつくなることがあります。

顔が汚れている

ビションフリーゼは真っ白な被毛のため、涙や目ヤニによる「涙やけ」や口の周りに食べ物やよだれがつくことで「よだれやけ」が目立ちやすい犬種になります。

また「涙やけ」や「よだれやけ」は、被毛が常に濡れている状態になることで細菌が繁殖し、臭いが発生する原因となります。

耳が汚れている

ビションフリーゼは毛量が多いことや耳の中にも毛が生えること、垂れ耳という特徴があります。そのため耳の中に汚れがたまりやすく、湿気がこもることで細菌が繁殖し、外耳炎を発症しやすいです。外耳炎を発症すると、耳の中が赤くなることや黒い汚れが付着し、臭いを放出します。

口臭がきつい

犬の口臭の一番の原因は、口内環境が悪いことが挙げられます。特に歯磨きの習慣がないワンちゃんであれば、多くの口内雑菌が繁殖して口臭はきつくなります。

肛門が臭う

犬は肛門の周りに肛門腺という器官があります。この肛門腺には独特な臭いを発する肛門腺液を溜めています。通常、肛門腺液は排便の際に肛門腺が圧迫されることで、便と一緒に排泄されるものです。またトリミングの際にはトリマーが肛門腺絞りを行うことが多いです。

そのため、定期的にトリミングが必要なビションフリーゼは、肛門腺液が溜まって臭うことは少ないかもしれません。しかし、生まれつき肛門腺が出にくい、下痢などの炎症により排出口が塞がってしまうワンちゃんの場合は、肛門腺液が貯留しやすく臭う場合があります。

ビションフリーゼの臭いを改善する方法

撫でられているビションフリーゼ

体臭が少ないビションフリーゼでも、臭いがきつい場合の原因は理解できましたか?原因を理解したところで、次は臭いの改善方法をご紹介していきます。

  • こまめなブラッシング
  • 定期的なトリミング
  • 顔をこまめにに拭く
  • こまめな耳掃除で外耳炎を防ぐ
  • 定期的な歯磨きで口臭を防ぐ
  • 肛門腺絞り

こまめなブラッシング

被毛の種類に関わらず、こまめにブラッシングすることで絡んだ汚れや抜け毛が取り除かれて、体臭改善や予防になります。

定期的なトリミング

体臭が少ないビションフリーゼであってもお散歩や庭で遊んだ後には、汗を多くかいて、被毛が汚れることで臭いがきつくなることがあります。また、白くてふわふわした美しい被毛を保つためには、被毛ケアが必要です。

そのため、1~2カ月に1回ほどの頻度でシャンプーとカットをして、体臭や被毛が汚れたままになることを防ぎ被毛ケアをしてあげましょう。

特にシャンプーは汚れを落とすだけでなく、消臭効果や被毛に良い成分のシャンプーもあります。愛犬の状態に合ったものを使えるようトリマーに相談してみるのも良いでしょう。

顔をこまめに拭く

涙や目ヤニによる「涙やけ」や、口の周りに食べ物やよだれがつく「よだれやけ」で臭いが発生している場合は、こまめに目元や口元を拭いてあげることが有効です。

特に頑固な涙やけ・よだれやけの場合には、汚れを落としやすいクリーナーやウェットティッシュを使用することもおすすめです。またドッグフードに含まれるアレルゲンにより「涙やけ」を起こすこともあるため、涙やけ防止フードも検討してみてください。

こまめな耳掃除で外耳炎を防ぐ

ビションフリーゼは外耳炎になりやすい犬種のため、こまめな耳掃除が必要です。定期的に耳の状態を確認し、耳垢による汚れや臭いがある場合には耳掃除をしてあげましょう。

耳掃除の方法は、イヤークリーナーをつけたティッシュや、耳掃除専用シートで耳垢を拭き取ることが有効です。しかし、犬の中には耳掃除が苦手な子もいます。その場合には無理に行わずにトリミングサロンや動物病院などにお願いするようにしてください。

定期的な歯磨きで口臭を防ぐ

ワンちゃんの口内環境が悪く、口臭がきつい場合には定期的に歯磨きを行うことで、臭いを軽減することが可能です。しかし、歯磨きに慣れていないワンちゃんもいます。

まずは歯磨きジェルや歯磨きおやつから始めて、慣れてきたら汚れがしっかり取れる歯ブラシや歯磨きシートを使うなどの方法があります。愛犬に合わせた歯磨きの習慣を身に着けられるように取り組んでみてください。

肛門腺絞り

肛門腺に肛門腺液が貯留していることで臭う場合は、以下の手順で肛門絞りを試してみてください。

  1. 犬を立たせて尻尾を持ち上げる
    犬を自分の顔に対してお尻を向けるように立たせ、尻尾を持ち上げます。またこの時に肛門腺絞りをする人以外に、もう一人が頭側で動かないように抑えてもらうとやりやすくなります。
  2. 肛門腺にティシュを当てた状態で指でつまむ
    肛門腺は肛門の少し下辺りで左右に1つずつ存在します。肛門腺液が周囲に飛び散らないよう肛門腺にティシュを当てた状態で、親指と人差し指でつまみます。
  3. 肛門腺から肛門に向かって押していく
    犬が痛がらない程度の強さで肛門腺から肛門に向かって、押すように肛門腺液を絞りだします。
  4. 肛門の周りを清潔にする
    肛門腺液を絞り切れた後は、必ず肛門の周りは拭くか洗って清潔にしましょう。

まとめ

こちらを見つめるかわいいビションフリーゼ

ビションフリーゼの被毛と体臭、臭いがきつい原因と改善方法までをご紹介しました。犬と生活していて意外と問題になるのが、体臭がきついことだと思います。

特にビションフリーゼは白いふわふわの毛並みと綿あめのような可愛い顔で、毛量が多いことから体臭が強いのではないかと思われますが、実際は体臭が少ない犬種に該当します。

しかし、身体・顔・耳・口の中などが汚れている場合や肛門腺液が溜まっている場合には、臭いがきついと感じてしまうことがあると思います。その場合には、今回紹介した臭いの改善方法を試してみることをおすすめします。

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