ゴールデンレトリバーの臭いが気になる!原因と対策を解説

ゴールデンレトリバーの臭いが気になる!原因と対策を解説

大型犬の中でも最も人気のあるゴールデンレトリバー。街で見かけることも多いですよね。でも実は、臭いが出やすい体質なのをご存知ですか?今回はゴールデンレトリバーの臭いの原因と対策をまとめました。

ゴールデンレトリバーの臭いがきつい原因

外でご機嫌な顔をしている犬

大型犬の中でも飼育頭数が多く、圧倒的な人気を誇るゴールデンレトリバー。豊かな被毛をなびかせて、穏やかで優雅な印象もありますが、実は臭いが気になる…という意外な一面もあります。

ここでは、ゴールデンレトリバーの体臭がきつくなる原因をご紹介します。

被毛の構造や体質

ゴールデンレトリバーはその見た目の通り、とても毛の量が多い犬種です。『ダブルコート』といって、表面の硬いオーバーコートと、その下に柔らかいアンダーコートの二層構造になっています。

そのため、毛と毛の通気性が悪く、どうしても被毛の中が蒸れやすくなり、結果として臭いがきつくなります。

また、ゴールデンレトリバーはかつて、ハンターが撃ち落とした水鳥を泳いで回収する『回収犬』として活躍していました。水に入る機会が多かったため、水分を弾くために皮脂の分泌が多く、肌や被毛が脂っぽくなりやすいといった特徴もあります。その皮脂が、独特の臭いを出す原因にもなっています。

耳や口のお手入れ不足

ゴールデンレトリバーは垂れ耳のため、耳の中が蒸れやすく汚れが溜まりやすいです。こまめにお手入れをしないと、すぐに臭いがきつくなります。

また、口周りがたるんと緩んでるため、ヨダレが多い犬種でもあります。口周りのお手入れをしないと、たるんだ唇に食べカスなどが残ったり、ヨダレが胸元にまで付いてしまい、臭いの原因になります。

排泄物のニオイ

大型犬であるゴールデンレトリバーは、排泄物の量もかなり多いです。最近では、室内犬として一緒に暮らす飼い主さんも多いですが、室内で排泄をさせると、どうしても部屋にその臭いがこもってしまいます。

排泄を外でさせるか、室内でさせるかは、ご家庭の事情にもよりますが、量が多く室内では臭くなりやすいと理解しておきましょう。

また、室内には食べ物や芳香剤といった様々な匂いがあります。それだけであれば良い匂いであっても、排泄物や犬自身の体臭と混じると臭くなってしまうこともあります。

体に付着した汚れ

ゴールデンレトリバーは毛が長いロングコートなので、どうしても被毛が汚れやすいです。お散歩で砂やホコリが付いたりして雑菌が付くこともあります。お尻周りや尻尾は、排泄の際にオシッコやウンチが付きやすいです。

もともと被毛が蒸れやすく皮脂の多い体質なので、汚れが付くと雑菌も繁殖しやすくなります。それが臭いの原因にもなります。

ゴールデンレトリバーの臭い対策

シャンプーをされているゴールデン

定期的にシャンプーをする

ゴールデンレトリバーの臭い対策で最も有効なのは「シャンプー」です。

ゴールデンレトリバーは皮脂の分泌が多いため、肌と被毛が脂っぽくなりやすいです。そのため、2週間に1度のペースでシャンプーをして、全身の汚れや皮脂を洗い流して清潔にしてあげましょう。

ただし、シャンプーをしすぎると肌が乾燥してフケが出たり、皮脂が過剰に分泌されたりしてかえって臭いがきつくなる原因になってしまいます。健康な犬であれば、シャンプーは月に1〜2度を目安にしましょう。

ブラッシングを毎日する

毎日のブラッシングも大切です。ブラッシングをして被毛に付いたホコリや汚れを落とし、被毛の通気性を良くすることで、臭いが強くなるのを防ぐことが出来ます。

ゴールデンレトリバーは抜け毛もかなり多く、抜け毛が室内に散らばると不衛生になり、それが臭いの原因にもなるので、こまめにブラッシングでしっかりと抜け毛の除去をしましょう。

耳や口のお手入れをする

垂れ耳のゴールデンレトリバーは耳の中が蒸れやすいため、耳のケアも大切です。週に1度、コットンやガーゼなどに耳専用のローションを付けて、耳の内側を優しく拭き取ってあげましょう。

綿棒は耳の中を傷付けてしまったり、汚れを奥に押し込んでしまう事もあるので、使用しないようにしましょう。ちなみに、横になって寝ている時に耳をペロンと裏返してあげると、耳の中が蒸れるのを防ぐことが出来ます。

必ずしも毎回やる必要はありませんが、気付いた時に耳をめくってあげるだけでも耳のニオイを軽減出来ます。耳の通気性を良くしてあげることは、外耳炎などの病気の予防にもなります。

また、ヨダレも多い犬種なので口周りはこまめに拭いて、ヨダレを拭き取ってあげましょう。食べカスなども、たるんだ唇には残りやすいので、歯磨きをしてしっかりと口周りもケアしてあげましょう。

トイレ後はお尻や足裏を拭く

ゴールデンレトリバーは毛が長いため、お尻周りやしっぽは排泄の時に汚れやすいです。トイレをした後は、お尻やしっぽを確認し、ウンチやオシッコが付いてしまった場合はキレイに拭き取ってあげましょう。

特に、子犬のうちはオシッコやウンチを踏んでしまうことも多いです。お尻周りだけでなく、足裏もしっかりと拭いてあげるようにしましょう。

排泄をしたらペットシーツはすぐに取り替えて、排泄物はすぐに片付けることも大切です。

消臭スプレーや脱臭機能付きの家電を使用する

どんなにケアしても、犬から出る臭いを完全に無くすことは出来ません。室内で一緒に暮らす場合は、消臭スプレーや脱臭機能の付いた家電を使うなどの工夫も大切です。

犬用ベッドやソファなどの繊維は、特に臭いが染み込みやすいので、消臭スプレーや除菌スプレーをこまめに利用して洗濯出来るものであれば洗濯するのも良いでしょう。

また、室内に漂う臭い物質は壁紙や家具などにも付着します。リビングや寝室など普段犬が過ごすことの多い部屋には、脱臭機を置くのも効果的です。

オモチャを洗濯する

ゴールデンレトリバーはヨダレが多いので、オモチャにはヨダレが付いて汚れやすいです。そのままにすると雑菌が繁殖して、不衛生になりますし、臭いの原因にもなります。出来れば週に1度、最低でも1ヶ月に1度はオモチャもしっかりと洗濯をしたり、水洗いをしてキレイにしましょう。

こまめに部屋の掃除をする

ゴールデンレトリバーは抜け毛がとても多い犬種です。犬の抜け毛にはフケや皮脂、汚れがついているため、放置すると雑菌が繁殖して臭いの原因になります。

フケや抜け毛はノミダニの餌にもなるため、不衛生になります。家具の下や部屋の角など、隅々までこまめに掃除をして、部屋に散った抜け毛をしっかりと除去することも大切です。

病気が臭いがきつい原因になっていることも

病院で治療を受けるゴールデンレトリバー

ゴールデンレトリバーは、もともと臭くなりやすい犬種ではあるものの、病気が臭いの原因になっている場合もあります。

被毛の密度が濃く、皮脂の分泌が多いゴールデンレトリバーは、皮膚炎が多い犬種でもあります。また、垂れ耳のため外耳炎にもなりやすいです。

皮膚炎や外耳炎になると、ブラッシングやシャンプー、耳掃除といった普段のお手入れでは改善されません。放置すれば、皮膚炎は全身に広がって脱毛を起こしたり、外耳炎は中耳炎や内耳炎へとどんどん重症化してしまいます。

また、これらの病気は酷いかゆみや痛み、不快感をもたらすため、犬自身も大きなストレスを感じます。

普段以上に臭いがきつくなった、体臭が変わった、耳の中が臭い、といった様子がみられたら早めに動物病院を受診するようにしましょう。ブラッシングやシャンプー、耳掃除といった日頃のお手入れは、そういった体の不調をいち早く発見するためにも大切なものです。

まとめ

のんびりくつろいでいるゴールデンレトリバー

大型犬の中でも最も人気の高いゴールデンレトリバー。街で見かけることも多く、穏やかでフレンドリーな性格の犬種です。

しかし体が大きい分、日々のお手入れも決して楽ではありません。また、意外にも臭いがきつくなりやすいといった体質に悩む飼い主さんも少なくありません。どんなに可愛くても、部屋が臭かったり、外出先で犬を飼ってない人にどう思われるかが気になってしまうものです。

ゴールデンレトリバーの体質を理解し、日々のお手入れや部屋の掃除などのニオイ対策をして、ゴールデンレトリバーとの暮らしを楽しんでくださいね。

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