犬を洗う時にシャンプーハットは必要?
シャンプーハットは、犬を洗う時に必ずしも必要なアイテムではありません。しかし、自宅で愛犬の顔周りを洗う時にシャンプーの泡が目に入ると結膜炎を起こしたり、耳に入って外耳炎などのトラブルを起こすこともあります。
また、水が鼻に入るため愛犬がシャンプーするのを嫌がる場合もあり、シャンプーハットを求める飼い主も多いです。シャンプーハットを使うメリットを紹介します。
犬を洗う時にシャンプーハットを使うメリット
犬を洗う時にシャンプーハットを使うメリットは以下の3つです。
- シャンプーの泡や水が目や耳に入るのを防げる
- 水が顔にかからずシャンプーできる
- 顔だけ洗いたい時も活躍
以上のポイントを見ると、愛犬のシャンプーを快適に行うのに役立つことがわかります。各メリットについて詳しく解説するので、参考にしてください。
シャンプーの泡や水が目や耳に入るのを防げる
犬を洗う時にシャンプーハットを使うことで、シャンプーの泡や水が目に入るのを防げるのもメリットのひとつ。シャンプーが目や耳に入り残ってしまうと、雑菌が繁殖して目や耳の病気を引き起こすこともあります。
特に臆病な子はシャンプー時に大人しくしていないため、水が目や耳に入らないように洗うのは難しいです。シャンプーハットを使えば素人でも洗いやすくなります。
顔に水がかからずシャンプーできる
シャンプーハットを使うと、愛犬の顔に水がかからずシャンプーできるのもメリットのひとつ。臆病な子だと顔に水がかかるだけで暴れることもあるので、シャンプーハットが役立つのです。
最初の内はシャンプーハットを嫌がることもありますが、慣れればシャンプーに対する不安が軽減されるでしょう。
顔だけ洗いたい時も活躍
シャンプーハットは、顔だけ洗いたい時も活躍します。食事やよだれなどで顔が汚れても、手足などを濡らさずに洗えるのは大きなメリットです。
顔の汚れは臭いの原因になったり、白い毛の子汚れを放置すると色が茶色くなったりするので気になった時は顔を洗う必要があります。余計な部分も水で濡れると毎回乾かすのに時間がかかるため、シャンプーハットを装着すれば顔だけ洗えて便利です。
犬用シャンプーハットとして使えるおすすめ商品
犬用シャンプーハットとして使えるおすすめ商品を5つ紹介します。おすすめポイントを記載しているので、選ぶ時の参考にしてください。
ドッグコーンカラー
EVA素材をはじめ防水性のある素材で作られている、シャンプーハットのような犬用エリザベスカラーです。軽量で柔らかい着け心地がよく、首回りへ負担が少ないのもおすすめポイント。すっぽりと顔周りをカバーできるので、水が顔にかかるのをしっかり防げます。
Bemin エリザベスカラー
EVA素材を採用したエリザベスカラーは、犬用シャンプーハットとしても活躍。装着するとお花が咲いているような、かわいらしい姿に変身します。ボタン式で着脱しやすいのも魅力です。サイズ展開も豊富なので、愛犬に合わせて選ぶとよいでしょう。
ING STYLE シャンプーハット
子供用のシャンプーハットですが、6段階のサイズ調整ができるので犬用シャンプーハットとしても使えます。伸縮性のある素材なので、着脱が簡単で締め付けず快適です。手軽に使えるシャンプーハットを探している人におすすめします。
ベルト式シャンプーハット
ベルト式でサイズ調整がしやすいシャンプーハットです。人間の子供用ですが、23段階のサイズ調整可能で犬用としても使えます。水で顔が濡れないように、水がサイドに流れる構造が特徴です。ひまわりをイメージしてデザインされていて、装着すると可愛く思わず写真を撮りたくなるでしょう。
かわいいタコちゃんシャンプーハット
つばが広く水が溜まりにくい構造で、顔に水がかかりにくいシャンプーハットです。弾力がある素材で、頭にフィットさせても痛くなりません。
シャンプーの途中で落ちないように、ベルトでサイズ調整も可能。サイドのツバも長いため、内側に耳をしまえば水が入らず洗い流せます。
犬の顔周りをシャンプーする時の注意点
犬の顔まわりをシャンプーする時の注意点は以下の3つです。
- 目の周辺は流す直前に洗う
- 嫌がる子はガーゼやスポンジで拭き取るように洗う
- シャワーの勢いを弱め、目や耳に入らないように流す
顔周りのシャンプーは嫌がる子も多いので、以上の点に注意してあげましょう。
目の周辺は流す直前に洗う
犬の顔周りをシャンプーする時は、目の周辺は流す直前に洗いましょう。
目の周辺を先に洗ってしまうと、シャンプーの泡が垂れてきて目に入ることがあります。直前に洗い、すぐにシャワーで流せば、目にダメージを受けずにすむため安心です。
嫌がる場合は、ガーゼやスポンジで拭き取るように洗う
顔周りのシャンプーを嫌が場合は、ガーゼやスポンジをよく絞り少量の泡で拭き取るように洗いましょう。しかし、シャンプーが残っていると皮膚トラブルの原因になります。
洗い流す時はガーゼなどにぬるま湯を含ませて、洗う時同様にシャンプーを拭き取るとよいです。目やにがある場合は、ふやかしてから優しく拭くと愛犬も嫌がらず取り除けますよ。
シャワーの勢いを弱めて流す
顔周りを洗い流す時はシャワーの勢いを弱めましょう。シャワーの勢いが強すぎると犬が怖がったり、目や鼻などに水が入ったりしてシャンプーを嫌がるようになる可能性もあります。
顔周りを流す前に、シャワーの勢いを確かめるようにしてください。耳は親指で塞ぎ、シャワーヘッドを当てながら後頭部から前に流すのが上手く行うコツです。
まとめ
愛犬がシャンプーする時、顔周りが濡れるのを嫌がる場合はシャンプーハットを使用するのがおすすめです。シャンプーの泡が目や耳などに入らずにすみ、顔だけ洗うときにも重宝します。
犬を飼っていると自宅でのシャンプーは欠かせません。エリザベスカラーや人間の子供用シャンプーハットも犬用として使えます。着け心地のよいシャンプーハットを手に入れて、愛犬が快適にシャンプーできるようにしてあげましょう。