犬を飼いたいと思ったらやるべきこと
まず、犬を飼いたいと思ったら何を始めればいいのかをご紹介します。
- 犬とは
- 犬を飼う家
- 散歩
- しつけ
- 食事
- 病院
大きく分けて6つのことを考えていきます。
犬について調べる
最初に犬の習性を知ることでが大切です。犬の習性がわかってくると、今の生活スタイルで犬と生活できるか、できないかが見えてきます。また、犬と関わったことがない方は、新しい発見や、知らなかったことを知る機会にもなります。
犬について知っている方も一度、本やDVDなどに目を通すと再確認できると思います。犬の本やDVD以外にも、漫画として出版されているものもありますので、飼育本や書籍が苦手な方や小さいお子様には読みやすいと思います。
家を見る
犬を飼いたいと思ったとき、家の広さ、犬の大きさに応じた住みやすさがあるかを調べます。小型犬1匹であれば、アパートやマンションの一室で飼うことができますが、大型犬には少し手狭になります。自分の飼いたい犬種と、家で飼える大きさの犬種をチェックしておくと良いでしょう。
散歩の仕方
犬は、犬種別に散歩時間や運動量が変わってきます。どちらにしても、散歩は必ずしなければストレスが溜まり、運動不足になるので散歩コースの確認もしましょう。
しつけについて
しつけについては、自分でしつける方法と、教室に通わせたり、預けたりする方法があります。どれが自分に合っているか、どうしたいかを決めておくとスムーズにしつけることができます。
自分でしつける際は、きちんとしつけられない可能性もあるので、飼育本を購入したり、飼う前にドッグランに行ってみたり、ペットショップやブリーダーにしつけ方を教えて貰うのも良いと思います。
食事を与えるには
エサは、どのメーカーの物にするか、1日どれくらいの量を、何回与えるかを決めておきます。一般的には1日2回、量は犬種によって変わってきます。病院で相談してみるのも良いと思います。
病院
犬を飼いたいと思ったときに、最も重要なことが病院選びです。インターネットで検索すると、たくさん出てきますが、なるべく自宅から近いところチェックしておくといいでしょう。
人間の病院と同じく休診日があるため、2ヵ所くらい選んでおくと安心です。
病院選びはとても大切ですので、病院の雰囲気や診察の仕方、料金を事前に調べておくといいでしょう。気になる病院に1度行ってみるのも良いと思います。
犬を飼いたいと思ったら準備するもの
犬を飼いたいと思ったらまず最低限揃えるものがあります。
- エサ(食器水飲みも一緒に用意)
- 首輪(散歩用にリードも用意)
- ケージキャリー
- トイレ(トイレシート)
- 犬用の寝床
- おもちゃ
- ブラシ
上記は犬を飼うことになったら、最低限揃えておく物です。
ドッグフード
エサはそれぞれアレルギーや体質に合わせたもので、尚且つ犬が気に入ったものをあげると良いでしょう。またエサ入れ、水飲みはたくさん種類がありますので、使いやすそうなものを選ぶと良いでしょう。重要なのは清潔にしておくことです。
首輪
首輪は違和感があまりなく、柔らかいものがオススメです。なかには首輪を破壊する犬もいますが、子犬のうちは余程のことがない限り、壊れはしないと思いますので、柔らかいものでも大丈夫です。
ケージ
ケージやキャリーは、出掛けるときや病院に行くときに使用したりしますので、持ち運びしやすく、成長したときを考えて犬のサイズに合ったものが良いでしょう。
トイレ
トイレは大体の方が犬用のトイレシートを使用していると思います。
散歩のときに済ませてしまう子もいるので、とりあえず1つ用意しておくと良いでしょう。
寝床
犬用の寝床は、犬がリラックスできるような素材や大きさが理想です。インテリアに合わせたりするのも良いと思います。また、サークルを購入してリビングなどに犬用のスペースを作ってあげるのも良いでしょう。
おもちゃ・ブラシなど
おもちゃ、ブラシはストレス発散、リラックスアイテムにもなるので、準備しておくと良いと思います。このほかに、自分で犬の毛の手入れをしたい方は、シャンプーや犬用の毛をカットするハサミ、爪切りなどを準備すると便利です。
犬を飼いたいと思ったら、必要なものや購入予定のものをメモしておくと良いでしょう。
犬を飼いたいと思った時のオススメの種類
犬を飼いたいと思ったときに最初に頭に浮かぶのは、どのような犬を飼いたいのか、犬を飼いたいが犬種がわからない、というような悩みを持つ方が多いのではないでしょうか?
ここでは犬を飼いたいと思ったときに、初心者の方でも飼いやすい犬を、小型犬、大型犬から1匹ずつご紹介致します。
オススメの小型犬
小型犬でオススメは、トイ・プードルです。
抜け毛が少ないのでアレルギーの心配が少なく、お手入れが長毛種の子よりは楽です。毎日のブラッシングは、どの犬種でもコミュニケーションを取るために必要ですが、トイ・プードルはカットさえしていれば毛が抜けにくいため、お手入れがスムーズに出来ます。
また、性格は穏やかで、人なつっこい子が多く、とても賢いため無駄吠えが少ないです。ただし好奇心旺盛で、ケガをしてしまう可能性もあるので、そこさえ気をつけていれば初心者の方でも飼いやすいと思います。
オススメの大型犬
大型犬でオススメは、ゴールデンレトリバーです。
この犬種は、人に対してとても優しく、温厚で賢いため、誰とでもすぐに仲良くなれます。また子供にも優しく、良き遊び相手にもなってくます。
長毛種のため、お手入れや夏バテ対策には気をつけなければいけませんが、性格的には初心者の方にオススメな犬種です。遊びや運動が大好きなので、一緒にいる時間が確保できる方にはピッタリの犬種だと思います。
犬を飼いたいと思ったら気をつけること
犬を飼いたいと思ったら、気をつけることが3つあります。
- 金銭的な問題
- 近所の方の理解
- 犬との時間
犬を1匹飼うということは、とてもお金がかかります。それは飼う前に調べていくとわかると思いますが、急な出費ももちろんあります。そして犬は鳴き声を出す生き物ですので、近所の方の理解も必要です。
犬を飼いたいと思ったら、犬と過ごす時間は確保できるのか、急な出張や、旅行の際はどうするのか、先のことまでしっかり考えてみましょう。
まとめ
犬を飼いたいという気持ちから実際に飼うまで、金銭的にも精神的にも余裕が必要です。犬を飼うまでの準備や、急な病気やケガなど、とてもお金がかかります。1度飼い始めたら最期まで一緒にいてあげなければいけません。途中で投げ出さないよう、しっかり時間をかけてお迎えする準備をして下さい。
ユーザーのコメント
50代以上 男性 匿名
今は、2頭が家族です。
末っ子のオスは、1歳5ヶ月の時にゴム製のオモチャを噛み砕いてカケラを呑み込んでしまい、緊急手術になりました。手術と入院費で30万円以上掛かりました。
何も病気をしなくても、月々、フィラリア予防、ノミダニ駆除剤、診察や耳の手入などで、1頭あたり1万円は掛かるでしょう。
また、年に1度は、狂犬病予防や混合ワクチン、フィラリア感染検査や健康診断などがあります。
仔犬を迎えた当初は、不妊や去勢の手術費用が掛かります。
世知辛いことを書いて恐縮ですが、今年だけでも、医療費用を心配して適切な措置が取れず、愛犬が死に至ってしまった話を2件、身近で耳にしました。
このサイトで試算されていた犬1頭に掛かる費用も、地域差もあるのかも知れませんが、私見では随分低く見積もられていたように思います。
今は、ペット産業がかつて無いほどに隆盛を迎えた時代。
私も我が家の犬達も、お陰で快適なホテルにも恵まれるようにもなり、様々な恩恵を享受できるようになりました。
ただ、一方で、現実を歪めてハードルを低く見せることは、新しい飼い主にも、飼われる犬にも不幸をもたらす始まりだと思うのです。
少し前まで、週末の散歩で良く出会った仲良しのフレンチブルドッグも、医療費用の心配をせずにすぐさま病院に連れて行っていれば助かっただろうと、心優しいママが後日話してくれました。
家の仔と同じ誤飲による腸閉塞が原因だったようです。
ただ、このように、後から原因が分かる例などは極めて珍しいことで、何が原因かも分からないままの方が多いようです。
放棄による殺処分さへ解決していないのにと思われるかも知れませんが、経済的な見積もりの誤りは、本当に心ある優しい飼い主にも深い悲しみを強いるものなので、敢えて、書かせていただきました。
女性 おさけ