犬にしてはいけない『夏のNG行為』3選

犬にしてはいけない『夏のNG行為』3選

この記事では「犬にしてはいけない『夏のNG行為』」をテーマに、犬と夏を過ごす際にしてはいけないことや、気をつけなければいけないことをいくつか紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

犬にしてはいけない夏のNG行為1:室温調整を怠る

扇風機の前に座り涼んでいる犬

まず犬と夏を過ごす際に気をつけなければいけないのが室温調整です。

近年夏場の気温は上昇しているため飼い主さんもエアコン等で調整しているご家庭は多いと思います。しかし、常にエアコンをつけている状態だと飼い主さん自身も体調が悪くなってしまうことや電気代などから、朝や夜などはつけていないご家庭もあるかと思います。

ここで犬の体毛の種類の話になりますが、シングルコートと呼ばれる犬種とダブルコートと呼ばれる被毛が二重になっている犬種がいます。シングルコートの犬は毛の量から暑さには強く寒さに弱いと言われていて、ダブルコートの犬は暑さには弱く寒さには強いと言われています。

どちらの種類の犬も適切な夏場の温度は22度〜25度ぐらいですが、ダブルコートの犬のほうが夏に弱いため、朝や夜などで室温が適切であっても暑そうにしていたらその都度調整してあげてください。

また、ブルドッグなどの鼻ぺちゃの犬も暑さには弱いです。飼い主さんがこれぐらいで良いだろうと判断するのも大切ですが、犬が暑そうで辛そうにしていたら様子をみて環境を整えてあげてくださいね。

犬にしてはいけない夏のNG行為2:飲み水がなくなっても気づかない

水を飲んでいる犬

次に夏場で気をつけなければいけないのが、飲み水がなくなっているのにのに気づかないことです。犬と一緒に在宅している場合なら飲み水が足りないことにすぐに気づくことが出来ます。しかし、出かける際や寝る前などふとした時につい確認を忘れてしまうことがあるかもしれません。

犬も人間と同様に水などで水分補給をすることにより体温調節をします。そのため、室温が適切であっても飲み水がなくなってしまったことにより、脱水症状に陥ってしまうかもしれません。

夏場に飲み水がないのは犬にとって致命的なことです。それは飼い主さんにとって外出する際や就寝する際の鍵の締め忘れと同様なことでもあるので、特に夏場は飲み水の確認は必ずしてください。

犬にしてはいけない夏のNG行為3:長時間の散歩

散歩中に水を飲んでいる犬

また、夏場に気をつけなければいけないのが長時間の散歩です。

犬も散歩が大好きだとつい暑さを忘れて散歩を楽しんでしまいますが、気温が高いときに散歩をし続けるのは命に関わる危険なことです。そのため、夏場に散歩をする際はいくつかルールを犬と決めるのが良いと思います。昼間などの暑いときは極力避け、朝や夜などの涼しいときに行くことや、出かける際は飲み水を忘れずに持っていき適度に休憩をするのが特に重要です。

猛暑が続き朝から夜遅くまでずっと暑い場合はなるべく涼しいときに出かけ、散歩は短時間で切り上げお家で散歩の代わりになるようなことを犬とするなど一工夫することも場合によっては必要であると思います。

まとめ

サングラスをかけ座っている犬

犬にとって夏の暑さは猛威です。それでも飼い主さんが何かをすることによって犬も快適に過ごすことが出来ます。ぜひ快適な夏を犬と楽しく過ごしてくださいね。

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