室内犬のおすすめの人気ランキング
【第1位】トイプードル
トイプードルは、全国で飼われている犬のうちの20%以上を占めており、2010年からの約10年間不動の人気犬種として愛されています。
コンパクトなサイズ感に体臭や抜け毛が少ないといった身体的特徴、賢く人懐っこい性格、そしてぬいぐるみのようなかわいい容姿から室内犬として大変人気があります。「愛玩犬としての条件がすべてそろっている犬種」と表現されるほど、初心者でも飼いやすい犬と言えるでしょう。
【第2位】チワワ
チワワは体重1.5kg~3kgの超小型犬に分類され、子犬期は手のひらに乗せられる程小さく、飼い主さんの母性本能をくすぐります。運動やお手入れに手間がかからないことから、室内犬として飼いやすい犬種ですが、頑固な一面もあるので一貫性を持って根気よくしつけましょう。
被毛カラーの豊富さも人気の秘訣で、中でもブラックタンは特に人気があり、通常より高い値段になることもあるようです。
【第3位】シーズー
シーズーはおとなしく穏やかな性格から、ご年配の飼い主さんや小さな子供がいる家族でも飼いやすい室内犬として人気があります。
美しい被毛が魅力のシーズーですが、維持するためにはブラッシングやシャンプーなど日々のケアが欠かせません。被毛のケアがシーズーと信頼関係を築くための楽しい時間となるでしょう。
【第4位】柴犬
外飼いのイメージが強い柴犬ですが、最近では室内犬として飼う飼い主さんが増えています。柴犬が長生きする、家族と過ごす時間が増える、体調の変化にすぐに気づけるなどのメリットがあるためです。
被毛は抜けやすいダブルコートです。特に換毛期はたくさんの毛が抜け落ちるので、毎日ブラッシングでケアしてあげましょう。飼い主さんに従順な性格なので、子犬の頃からしっかりとしつけをして信頼関係を築きましょう。
【第5位】キャバリア
キャバリアは飼い主さんの性格に合わせて対応できる高い社交性を持つ犬種で、室内犬におすすめです。来客者にも吠えることなく、持ち前の社交性でうまくコミュニケーションを取ってくれるでしょう。
体を動かすことも大好きなので、1日30分程の運動をして、心身共に健康に育ててあげましょう。
【第6位】パグ
パグの「不細工だけどかわいい」という魅力に虜になる飼い主さんが増えています。落ち着いた性格で吠えることも比較的少ないので、お隣さんが近いマンションなどの集合住宅で飼う室内犬として向いています。
パグは抜け毛が多く、日々のブラッシングやシャンプーのほか、顔や体のしわの汚れを拭いてあげるなどほかの犬種に比べお手入れに時間が必要です。お手入れが不足すると皮膚病になることもあるので、丁寧にケアしてあげましょう。
【第7位】ビーグル
ビーグルは狩猟犬として活躍していた犬種です。好奇心旺盛で元気な反面、寂しがり屋で甘えん坊な一面も持ち合わせています。室内犬として飼う場合は運動不足になりがちなので、たくさん遊んであげてください。
病気にかかりにくい犬種とも言われていますが、垂れ耳により耳の中が蒸れやすいので耳掃除を週1回程度行うとよいでしょう。
【第8位】ボーダーコリー
ボーダーコリーは全犬種の中でもトップを争うほど頭がよいと言われており、室内犬として飼う場合もしつけがしやすいです。子犬の頃からしっかりとしつけをすれば、飼い主さんとも強い信頼関係を築くことができます。
牧羊犬として活躍していたことから身体能力も非常に高いので、散歩だけでなく頭を使うような遊びも取り入れてあげるとよいでしょう。
【第9位】ラブラドールレトリバー
室内犬として大きな犬を飼いたい場合におすすめなのがラブラドールレトリバーです。穏やかで優しい性格なので、家庭内にゆとりをもたらしてくれるでしょう。
運動量も多いので1日2回1時間程度の散歩をしてあげましょう。投げたボールを取ってくる遊びなどもおすすめです。
【第10位】ゴールデンレトリバー
艶のある美しい被毛が特徴のゴールデンレトリバーも室内犬としておすすめです。人や他の犬にもフレンドリーなので、幼児がいる家庭では子どもの遊び相手にもなってくれるでしょう。
感受性が豊かなため、気持ちが抑えきれず興奮してしまうこともあるので、子犬の頃から根気よくしつけをしましょう。
室内犬の飼育に必要なもの
犬用の食器
- フードボウル
- ウォーターボウル
室内犬として飼う場合は上記の食器を準備しましょう。
フードボウルは餌を入れる器のことで、1回の食事量に合わせた大きさを選ぶことが大切です。早食いが気になる場合は食器内に突起が付いた器や、安定感の悪い器を使うことでゆっくり食事が取れるようになります。食事中の首への負担を減らしたい場合は、器が斜めに固定できる食器を選ぶとよいでしょう。
ウォーターボウルは水を入れるための器のことです。ウォーターボウルは餌の食べカスや被毛などが入りやすいので、1日に数回水の入れ替えをしましょう。入れ替えが難しい場合は循環式の給水器などの購入を検討してみてください。
目盛り付きのものであれば水を飲んだ量が一目でわかり、犬の健康管理にも役立ちます。その他にも、外出先でも使える折り畳み式の食器も用意しておくと便利です。
トイレ
- トイレ本体
- トイレシート
室内犬であれば、室内にトイレが必要になります。インテリアを邪魔しないシンプルなデザインや掃除がしやすいタイプなど、室内用のトイレにもさまざまな種類があります。犬の大きさに合ったサイズを選びますが、トイレトレーニング時期は失敗することも多いので大きめのトイレを準備するとよいでしょう。
合わせてトイレシートも準備します。消臭効果のあるものや香り付きのものなど、臭い対策できるものがおすすめです。
ケージ
ケージは室内犬にとって、自分の居場所になるものです。サークルタイプやフェンスタイプ、移動式、キャリー兼用タイプ、小屋などさまざまな商品がありますので、犬の大きさや用途に合わせて選びましょう。
リードや首輪
- リード
- 首輪またはハーネス
室内犬には散歩が必ず必要なるので、事前に準備しておきましょう。デザインも豊富で目移りしてしまいますが、丈夫で使いやすいものを選ぶことが大切です。
リードの長さは1m程のショートリードや、数m伸びる伸縮性リードなどがあります。犬の運動量や性格、周りへのマナーを考えて適切な長さを選びましょう。
首輪やハーネスはサイズ選びが大切です。成長するからと大きめを買わず、愛犬の今の大きさにあったものを選びましょう。散歩のトレーニング期間は飼い主の指示が伝わりやすい首輪がおすすめです。体に負担をかけたくない場合はハーネスがよいでしょう。
おもちゃ
室内犬には、家の中で遊べるおもちゃも用意してあげましょう。ゴムボールや、ロープ、音が出るものなど、犬と楽しく遊べるおもちゃにはたくさんの種類があります。お留守番のときのひまつぶしにもなるので、お気に入りのおもちゃを選んであげましょう。
犬がおもちゃの部品などを誤飲してしまうことがないように、定期的に壊れていないが確認してください。
グルーミンググッズ
- ブラシ
- シャンプー
- 爪切り
- 歯磨き
グルーミングとは室内犬の体を清潔に保つようにお手入れをすることを言います。飼い始めてからは定期的に毛並みを整えたり、抜け毛を手入れしたりするためブラッシング、被毛に付いた埃や皮膚を清潔に保つためのシャンプーが必要です。ケガ防止のための爪切り、口内を清潔に保つための歯磨き、耳掃除なども行います。頻繁に必要になるものなので、使いやすいグッズを選びましょう。
室内犬を飼うためには揃えたいグッズがたくさんあります。1つずつ揃えるのは大変だな、という飼い主さんには「室内犬スターターセット」という、犬を飼うために必要なグッズがセットになった商品がおすすめです。実際に使いながら、徐々に使いやすいものに買い替えていくのもよいでしょう。
室内犬の正しい飼い方
環境
室内犬は人間と同じ場所で過ごすことになるので環境づくりが大切です。犬も飼い主さんも、双方が居心地よく感じられる環境づくりをしましょう。
トイレは部屋のすみや廊下などの目のつかない場所に設置しましょう。犬が食事をする場所と離してあげるのがポイントです。
居場所となるところを用意してあげると、犬は大変落ち着きます。ケージや犬用のベッド、クッションなどを家の導線の邪魔にならない場所に設置します。
犬は目線が低く、床に落ちているものが目につきやすいので、子どものおもちゃやごみなどを誤飲してしまうこともあります。留守番の前などは床に何か落ちていないかチェックしましょう。
食事
室内犬の食事は毎日決まった時間に与えましょう。餌の量や回数は犬の体重や成長レベルに合わせて調整します。特に子犬の頃は消化機能が未熟なので、1日3回~4回少量ずつ分けてあげましょう。
おやつは犬にとっても楽しみなことであり、しつけのごほうびとしても役に立ちます。ただし肥満の原因にもなるので、与えすぎに注意しながらうまく取り入れましょう。
しつけ
室内犬として飼う場合にはトイレトレーニングや食事のマナー、無駄吠えや噛み癖など人と一緒に暮らすためのルールを教えなければなりません。
犬の飼い方は各家庭のルールによってさまざまですが、犬がわがままに育たないよう、子犬の頃からしっかりとしつけをしましょう。
体調管理
室内犬の体調管理も飼い主さんの義務です。ワクチンなどの予防接種や食事のカロリーコントロールなど、犬が健康で長く過ごせるようサポートしてあげてください。排泄物も健康のバロメーターとなるので毎日チェックしましょう。
運動
室内犬は家の中にいるだけだと運動不足になりがちです。散歩時間は犬種により違いはありますが、可能な限り毎日行いましょう。
おもちゃで遊んであげたり、ドッグランを利用したりと思いっきり体を動かすことでストレスを解消することができます。近隣に施設があればドッグスポーツにチャレンジしてみるのもよいでしょう。
室内犬の臭い対策
歯磨きをする
歯磨きは室内犬の臭い対策に有効ですが、子犬の頃から慣れさせないと習慣になりません。最初から完璧に磨こうとせず、口の中を触ることに慣れさせることから始めましょう。
犬用のデンタルグッズは歯ブラシ以外にも、歯磨きガムやクリーナーなど、さまざまな商品があるので、必要に応じて取り入れてみましょう。
シャンプーをする
室内犬を飼うときは、定期的にシャンプーすることも大切です。室内だからあまり汚れないだろうと思う飼い主さんもいるかもしれませんが、皮脂やおしっこの飛び散りなどで被毛が汚れ、臭いの原因となることもあります。2週間に1回~2回のペースでシャンプーをしてあげましょう。シャンプーは犬の皮膚病の予防にもつながります。
トイレを取り換える
室内犬の場合、室内にトイレを置くことになるので、臭いが気になることもあるでしょう。トイレからはダイレクトに犬の臭いを感じやすいので、犬が排泄したらすぐに取り換えるようにします。トイレ本体も汚れやすいので、1週間に1回は洗うことをおすすめします。
排泄だけは外でするようにしつけをするのもよいでしょう。
空気清浄機を使う
日頃から空気清浄機を使えば、空気中に舞う臭いの素をきれいに除去することができます。あわせて換気や掃除機をかけるなどすると尚よいでしょう。
室内犬として犬を飼っていれば多少の臭いは仕方がないものですが、来客時などは気になってしまいますよね。神経質にならずにできる範囲で対策しましょう。
まとめ
室内犬としておすすめの犬種は、小型犬だけでなく中型犬や大型犬もいることがわかりました。犬種それぞれの特徴や性格を踏まえて、お気に入りの一匹が探してみてはいかがでしょうか。
必要なグッズや飼い方、臭い対策などを参考に、豊かで充実したドッグライフのスタートが切れるとよいですね。
ユーザーのコメント
女性 うすしお
きちんとペットOKの物件で迎いいれてあげてほしいです。
40代 女性 こみゃこ
今、愛犬はシニアなので、若さゆえの騒音は起こしませんが、マンションだと、上の階の人が起こす騒音などで吠えることがありますね。
一緒にいるときはベランダのドアを開けているのですが、ベランダが繋がっているので、隣の人の声が聞こえてくることもあります。出かけるときは忘れずに、閉めるようにしています。
30代 女性 ミニー
30代 女性 Chappy
家の中での生活が1日で一番大切長いため、特に仕事で家を開けなければならない方は、特にワンちゃんにストレスを与えない空間にしてあげなければいけません。
赤ちゃんの時は特に不安になるので、なるべくお昼寝をゆっくりさせてあげられるような部屋作りをオススメします。
女性 カニ蔵
好みの犬種を選びたくなるのも山々ですが、自身の住環境(生活パターンも含む)に適しているのかどうか、犬を飼わないという選択肢も含めて、よくよく考えたいものです。
女性 ポムポム
女性 mocmoc
場所にもよりますが隣近所が近い場合、屋外飼育はトラブルの元にもなりかねません。今のご時世、外で飼うと何をされるかわからないことも多いので、やはり屋内飼育をおすすめしたいです。
屋内飼育と屋外飼育での個人的に大きいと思う部分は、気温の調整がきく点です。屋内なら熱中症の心配も軽減されますし、夏はフィラリアの心配も少なくなります。
屋内で飼うとなると、愛犬のためのスペースが大幅に取られてしまうと思いますが、実際に飼ってみると思っているほど苦にならないものです。
ただ、よく動く動物が増えるわけですから、掃除はいつも以上にマメにやらなくてはならなくなります。粘着コロコロは必須ですね。
ペットを飼われている方の行動は、飼われていない方からとてもチェックされていると思います。一人の軽はずみな行動が、ペットを飼う人全て同じだと思われてしまいますので、マンションなどのスペースではより一層厳しくマナーを守らなくてはならないと思います。
以前からよく訪れていた神社では、動物同伴での境内立ち入り可能だったのですが、誰かひとりのマナーのない行動が犬同伴の方全て対象になってしまい、今では全面的に動物同伴は立ち入り禁止になってしまいました。
犬と暮らす上で、マナーも携帯することは忘れてはいけませんね。
30代 女性 葵
マンションなので記事に書いてあるように、細かいルールが沢山あります
マンションの共有部分でペットを歩かせてはいけない、犬を抱いて移動できること、ペットの毛を共有部分(廊下)に落とさない、ベランダで遊ばせないなど、その他にもマンションの中にペットを飼われている方のみで組織する会みたいなものがあって、半年に一回の割合で会合が行われ、こんな苦情があったので気を付けましょうとか、飼われている住民の方でこんな人がいましたので、見かけたら注意しあいましょうとか、ペットを飼われているご家庭の方が集まり意見交換をしています。
集合住宅でペットを飼っている以上、動物が苦手な方ももちろんいらっしゃいます
躾をしっかりして、決められたルールを守ることがペットたちもストレスなく過ごせると思います。
女性 桃子
40代 女性 susu
現在は戸建てですが、以前はペット可のマンションに住んでいました。小型犬1頭までという規約でしたが、知らずに2頭迎え入れてしまい問題になった部屋がありました。
ペット可といってもマンションによって、頭数・サイズ制限、ベランダにペットを出すことは不可など、細かい規定があるので、迎え入れる前に確認した方が良いと思います。
マンションで暮らしていた時に感じたことですが、ペットの騒音は子供の騒音よりも周りの理解が得られにくいものです。ワンワンと一日に数回吠えただけでクレームが入ることがあります。
こちらにとっては大したことのない程度の吠えであっても、ペットと暮らしていないご家庭にとっては騒音となるし、アレルギーの方は飛散する毛に敏感となるものです。
おそらく、こちらが思っている以上に気を使って生活をしていく方が、近隣の方のご理解が得られやすいかと思います。
迎え入れる前に一言、ご挨拶をしておくのもいいかもしれません。
一言あるだけで、印象はだいぶ変わります。
郊外の大きな戸建てだと特に、大型犬は外飼いされているケースが多いようですが、犬は社会性が高い動物ですので、家族の一員として室内犬として育ててあげて欲しいなと思います。
その上で、気候の良い時などいつでも自分の意思でお庭を散策できる環境であれば最高だなと思います。
大型犬は庭で小型犬は室内でといったお家の話をたまに耳にしますが、大型犬は気の毒だなと思ってしまいます。庭から小型犬と家族の楽しそうな声が聞こえてくるのに自分は外、、、犬にも心があって感情があります。ぜひ中に入れてあげて欲しいなと思います。
また、パピーを迎え入れる場合は特に、目線と同じ高さの家具や家電、ビデオデッキや置き型の冷暖房器具などの前に、ワイヤーネット等でいたずらが出来ないようにカバーをしておく方が良いと思います。パピーは何でも興味津々でおもちゃになってしまいますから。
女性 ruka
それでもペット可の物件だからと言って、全員がペットを飼っているというわけではありませんし、生活スタイルが違う人が集まって1つの物件に住んでいるのだからルールやマナーを守ることはとても重要なことだと思います。
私は犬1匹まで飼育可能の賃貸マンションで暮らしていますが、上に住んでいらっしゃる方は夜遅い時間に帰宅されていて、帰宅と同時に犬の鳴き声と走り回る足音が聞こえてきます。しかも2匹分の鳴き声と足音がするのです。管理会社へはおそらく1匹の飼育で報告しているのではないかと思われます。
私もマルチーズを飼っているので、無駄吠えをやめさせることは安易なことではないと理解はしていますし、喜んで走り回っている足音も仕方ないことだと思います。それでも、次の日朝早い場合などはイラっとしてしまうことがあります。せめて足音を軽減できるよう絨毯を敷くなどの対策をしてほしいと思います。
犬を飼っている私でもそう思うほどなので、ペットを飼っていない人だったら到底理解はできないのではないでしょうか。
ペット可の物件でもいくつかのルールが定められていて私たち飼い主はそれを守る必要がありますし、例え定められていないことだとしても近隣への配慮をするマナーが重要だと思います。
40代 女性 まる
30代 女性 カナエ
そんなことよりマナーに関してですが、自分から意識しないと気づかないことってありますよね。なあなあで済ませちゃうと他の愛犬家さんたちに迷惑をかけてしまうので日々意識してます!