鋭い目つきの犬種4選

鋭い目つきの犬種4選

ぬいぐるみのようなクリクリお目目のわんこに人気は集まりがちですが、野生の雰囲気を残した鋭い目つきのわんこもまた魅力的です。今回はそんな鋭い目つきが特徴の犬種をご紹介します。

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1.シベリアン・ハスキー

シベリアンハスキー

鋭い目つきと聞くと、まず頭に浮かぶのがシベリアン・ハスキーではないでしょうか。最近では、イギリスに住むアヌコ君というシベリアン・ハスキーの凶悪面がSNS上で話題になりましたね。

シベリアン・ハスキーは、その名の通りシベリア原産のわんこで、古くからソリ引きやボート引き、番犬や猟犬として人間と生活を共にしてきました。意外かもしれませんが、性格は温順で優しく、ソリ犬として使われる他の犬種よりも闘争心が少ない優しい性格です。

また、見た目だけでなく性質にもオオカミの頃の名残を残しており、遠吠えしやすいのが特徴です。左右の目の色が違うオッド・アイを持つ子も多く、独特の野性味あふれる容姿が魅力です。

2.ドーベルマン・ピンシャー

ドーベルマン・ピンシャー

鋭い目つきとシャープな肉体で番犬の代名詞ともなっているのが、ドーベルマン・ピンシャーです。ドーベルマン・ピンシャーの歴史は意外にも浅く、20世紀に入ってからドイツで誕生しました。

誕生直後から、ドイツでは警察犬として各都市に配置された他、第一次世界大戦では軍用犬として重用され、その後、日本軍も軍用犬として起用しました。番犬のイメージから、獰猛で危険な犬という印象を持たれがちですが、愛情深くて従順な性格のため、家庭犬としても適しています。

寒さには弱いため、日本で飼育する場合には防寒対策を行ってあげることと、理想的な体格を形成維持するために食事管理が重要です。

3.ワイマラナー

ワイマラナー

少し三白眼ぎみな目つきが特徴のわんこが、ワイマラナーです。名前の由来でもある、「ワイマール地方」に住んでいた貴族が、ドイツ帝国時代に独占的に飼育していたのが始まりで、猟犬として活躍してきました。

かつてはドイツ国内でもクラブ会員以外には門外不出の犬とされてきたため、海外への普及は遅く、日本にも第二次世界大戦後に初めて渡来しました。そのため、町中で見かけることはあまり多くないですが、欧米では人気の高い犬種です。

美しい瞳の他にも光沢のある明るいグレーの被毛が特徴で、アメリカでは「灰色の精霊」と呼ばれて人気を博しています。このように特にアメリカでのワイマラナーの評価は高く、さまざまなトライアルで記録を打ち立て、特別な犬としての地位を獲得しています。

4.ミニチュア・ピンシャー

ミニチュア・ピンシャー

日本では「ミニピン」の愛称で親しまれている小型犬です。先にご紹介したドーベルマン・ピンシャーをそのまま小さくしたような姿をしていますが、実はミニチュア・ピンシャーのほうがドーベルマン・ピンシャーの祖先に当たります。

身体は小さいですが、警戒本能と攻撃性は極めて強く、アメリカでは麻薬密売者の護衛犬や車の盗難防止用に、利用されていた時期もあったほどです。一方、家庭ではネズミの駆除にも活躍しました。

愛玩犬種として初めて訓練資格をとったことでも有名な犬種ですが、知らない相手には警戒心から前ぶれなく噛み付くこともあるので、家庭で飼育する際には十分なしつけが欠かせません。

まとめ

猛犬注意

いかがでしたでしょうか?ご紹介したわんこたちは、一見すると「怖そう」「強そう」というイメージを持たれてしまいがちですが、どんなに鋭い目つきのわんこも、飼い主さんに甘えるときには子犬のように目をクリクリさせた可愛らしい表情を見せてくれるものです。

そのギャップがたまらないと病み付きになってしまう飼い主さんも多いかもしれませんね。

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