犬の飼育数世界ランキングTOP3
犬は人間と共存してきた歴史が非常に長く、今でも人間の良きパートナーとして世界中で一緒に暮らしています。そんな世界中で人気の犬ですが、世界中でどの国が飼育数が多いのでしょうか。ここではTOP3をご紹介します。
第3位:中国
まず第3位は中国です。人口も多く、土地面積も広いため、小さな島国である日本などと比べると飼育数が多くなるのは必然かもしれません。
中国でも日本と同様に家族として一緒に暮らし、可愛がられる犬は多いですが、実は投資目的で飼育されている犬も多く、これが社会問題となっている事実も見逃せません。また犬種によっては富裕層のステータスとされている犬種もあり、富裕層にとってブランド化しているという現状も問題視されています。
近年、この問題がさらに深刻化している傾向にあり、景気が悪くなっていることから犬の価格が下落している影響により、捨てられてしまう犬が増加しているという大問題に発展しています。飼育数が多いため、犬に対する新たな対策を考える必要が出てきているのが現状です。
第2位:ブラジル
犬好きが多い国としても知られているブラジルでは、本当のパートナー、あるいは友達のように犬を可愛がる人が多いです。そんなブラジルが飼育数第2位に浮上しています。
ブラジル国内は地域によって様々な特色があり、治安に関しても大きな差が見られますが、都市部では犬が飼い主と一緒に暮らしやすいようなシステムが自然と作られているというメリットが見られます。
例えば、レストランであっても問題なく犬と入店が可能であったり、散歩ができる公園なども多く存在します。海に面している場所も多いため、海辺を歩きながら遊べるというメリットもあるようで、ブラジル人の犬に対する愛情が街の至る所で確認されます。
第1位:アメリカ
「犬を家族に迎え入れている印象の強い国は?」と考えたとき、アメリカが思い浮かぶという人も多いでしょう。その通り、やはりアメリカが第1位に輝きました。実はアメリカ国内では約7000万頭飼育されていると考えられており、その数は3位の中国の2倍以上にもなります。
アメリカでは基本的に大型犬が人気の傾向が強く、世界の中でも特に犬を家族やパートナーとして考えている飼い主が圧倒的に多いという結果が出ています。本当の意味で家族として迎え入れている家庭が多いということですね。
また日本よりも厳しくしつけがされていることも特徴的で、至る所にドッグトレーニング施設があります。そのため、アメリカで飼育されている犬は基本的にしつけがしっかりしており、そのためレストランなどの施設への入店・乗車も快くOKサインが出ている場所が多いです。
上位の国はなぜ飼育数が多いの?
上記で紹介したように、アメリカやブラジルで飼育数が多いことがわかりましたが、なぜ上位いの国は飼育数が多いのでしょうか。まずは土地が広く、一軒一軒家の面積も広いという理由が考えられ、次に人口数が多いということが影響しているでしょう。
しかしそれだけではありません。先ほど紹介したように、犬の幼稚園と呼ばれるようなしつけ教室が一般的に普及していることも理由の1つです。しつけがしっかりされているということは、それだけ社会的に犬が認められることにも繋がります。
しつけがしっかりされていることが当たり前であることが前提となっているため、レストランや地下鉄、ホテルなど、犬と一緒に外出できる場所が多いのです。これならば飼い主となる人間も安心して一緒に暮らしたり犬との生活を楽しめます。
日本は第9位!
1位はアメリカ、2位がブラジル、3位が中国という結果が出ていますが、この後に日本が続くかというとそうではありません。日本は世界ランキングでは第9位という結果が出ています。低いと感じるか高いと感じるかは人それぞれでしょう。
実は近年、猫が増加傾向にある反面、犬の飼育数が減少傾向にあり、2016年までは僅かに犬の飼育数の方が多かった日本ですが、2017年には一気に逆転し、圧倒的に猫の飼育数が多くなっています。
しかし、飼育数で見ると猫の方が上回っていますが、世帯数で見ると犬が飼育されている世帯の方が多いことが判明しています。つまり日本国内では、犬は単頭飼い、猫は多頭飼育をしている家庭が多いということがわかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。飼育数1位、2位などの上位国ではしつけがしっかりされるような環境作りが当たり前となっていたり、それに伴い犬との背活が充実したものになるよう街全体がオープンになっているように思えます。日本も犬との暮らし方を今一度考え、より愛犬と充実した日々を送れるよう発展させていきたいですね。
ユーザーのコメント
女性 匿名
また違った結果が出て、比べると面白いかと思います。