1.ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
コーギー、特にここでご紹介しているペンブローク種のコーギーは、生まれつきしっぽがないか、あっても赤ちゃんのうちに断尾してしまうことがほとんどです。そのため、しっぽがない分、可愛らしいおしりがきわ立って見えるのが特徴です。
また、コーギーといえば短足も大きな特徴ですよね。大きなおしりを短い足で支えながら、よちよち歩く姿はとってもキュート!特に「フセ」をしているコーギーのおしりは、その四角くまとまった形と、茶色の毛並みが焦げ目に見えることから、ネット上ではしばしば「食パン」にたとえられて愛でられていますね。
2.柴犬
柴犬といえば、私たち日本人にはなじみ深い日本犬の代表格的存在です。そんな柴犬の一番の特徴ともいえるのが、くるんと巻いた「巻尾」ではないでしょうか。くるんと巻いたしっぽを背負って、無防備にさらけだしたおしりをフリフリして歩く後ろ姿には、ついつい見とれてしまいます。
実は、柴犬は天然記念物にも指定されていますが、そのおしりの可愛さもまさに天然記念物級といえますね。最近では、そんな柴犬のおしりをモチーフにしたグッズもいろいろ販売されていますから、気になる方はチェックしてみてください。
3.パグ
パグも柴犬と同様に、くるんと巻いた巻尾が特徴です。また、パグだけではありませんが、短吻種で短毛のわんこは、特におしりの2つのつむじが目立って見える子が多いようです。
パグのおしりは、このうずまきのような2つのつむじが一番のチャームポイントといえるのではないでしょうか。かつては、中国王室で可愛がられていたといわれるパグ。中国の王様を魅了したのも、この可愛いおしりだったのかもしれませんよ。
4.チワワ
チワワは日本でもかなりポピュラーな小型の家庭犬で、毛色や毛の長さによってさまざまな種類がありますが、いずれもしっぽはピンと上に上がっていることが特徴です。細身の小さな身体に見合った、きゅっと引き締まった小尻が、チワワの魅力の1つではないでしょうか。
チワワの祖先にあたる「テチチ」は、古代メキシコで宗教儀式に使われるなどして神聖視されていた犬といわれていますが、現代を生きる私たちも、そのおしりの可愛さは思わず崇めたくなってしまいますよね。
5.プードル
日本では小型のトイプードルが特に人気を博していますが、しっぽをまんまるにカットしたスタイルはプードルではおなじみですよね。プードルのトリミングは、もともとは水中で猟を行うさいに水の抵抗を少なくするためにカットされたのが始まりですが、その後、ドッグショーでも同じスタイルが採用されたことで世界的に広まりました。
今では、さまざまなカットスタイルが楽しまれています。小さなおしりの上に、まんまるのしっぽがちょこんと乗っている姿は、まさにぬいぐるみのような可愛さ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?こうして並べて見ると、やはり、しっぽがなかったり巻き上がっていたりして、「おしりが丸見え」なところが可愛さの秘訣のようです。大事な場所であるおしりを無防備にさらけだしている姿が、私たちの母性本能をくすぐるのかもしれませんね。
ところで、わんこがおしり、すなわち後ろ姿を見せてくれるのは、私たちを信頼してくれている証拠です。そう考えると、わんこのおしりがますます愛おしくなってきますね。わんこの可愛いおしりを拝んで癒されるときには、わんこが寄せてくれている信頼にも感謝しましょう。