犬は水菜を食べられる!手作りご飯のレシピや注意点まで

犬は水菜を食べられる!手作りご飯のレシピや注意点まで

犬は水菜を食べても大丈夫でしょうか?。含まれている栄養素や期待されている効果、実際に与える時に注意するポイントからアレンジレシピまで分かりやすく解説します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬に水菜を与えても大丈夫?

水菜

アレルギーなどの特定の体質や疾患を持っていない健康な犬にとっては、水菜は食べられる野菜です。

犬は散歩中に草を食べることがありますが、この行動は消化不良や胃もたれを本能的に解消しようとしているからです。水菜も食べることにより水菜に含まれている食物繊維が犬の便秘改善などに役立つと言われています。

しかし、犬はもともと肉を中心に食べる雑食性なので、野菜に入っている食物繊維を消化する機能があまり優れていません。たくさん与えすぎると胃腸へ負担をかけてしまう場合があるため、与える量には注意が必要です。

犬が水菜を食べた時の効果

水菜を食べる犬

ビタミンCによる効果

水菜に含まれるビタミンCの含有量は100g中、55mgと多く、と手に入りやすい野菜の中で上位を誇ります。

抗酸化作用が期待できるビタミンCは犬の病気や老化の予防に効果的です。コラーゲン生成にも関わる成分なので、皮膚の健康にも役立ちます。

犬は本来ビタミンCを体内で作ることができますが、年齢を重ねるごとに作れる量が減っていきます。普段から意識的に補うことで犬の免疫力を高めてくれます。

βカロテンによる効果

水菜は緑黄色野菜の仲間で、βカロテンを多く含みます。βカロテンは体の中で必要な分がビタミンAに変わり、ビタミンCとの相乗効果によって犬の免疫力を高める働きがあります。

病気に負けない体に導くとともに、被毛や皮膚、目や粘膜などの体全体の健康維持に欠かせない栄養素でもあります。

カルシウムによる効果

水菜のカルシウム含有量は、100g中200mgと野菜の中でトップクラスと言われています。カルシウムは犬の骨や歯を丈夫にするために欠かせない栄養素です。

しっかり摂ることで、骨折や骨粗しょう症などの骨の病気を予防することにもつながります。精神を安定させる働きもあるため、犬がストレスを溜めにくくなる効果も期待できます。

水分が豊富

水菜の成分の96%は水分と言われています。水分補給の大事な夏の時期や、普段からあまり水を飲まず水分不足気味の犬にとって貴重な水分源として役立ちます。

犬に水菜を与える方法

料理をする人を見上げる犬

生でも加熱しても大丈夫

下茹など火を通す必要もなく、犬に生で与えることのできる野菜です。豊富に含まれるビタミンCは水に溶けやすく加熱することで失われやすいため、生で与えた方が栄養素の損失は少ないと言われています。

ただし、加熱することでβカロテンの吸収率が良くなることや、えぐみが軽減され消化もよくなるといったメリットもあります。どちらも利点があるので、与え方を固定せずに取り入れられるとよいでしょう。

細かくして少量から与える

犬は繊維質の消化が苦手なため、細かくしてから与えましょう。細かく刻む以外にも、ペースト状にするのもおすすめです。

また、初めて食べさせる際には少量から与えてください。アレルギーの有無や、体調に合った量を判断するためにも、下痢や嘔吐など体調不良を起こしていないか、よく観察しましょう。

水菜を使った犬用手作りご飯のレシピ

料理をする人

お野菜たっぷりの犬用オムライス

洋食の定番でもあるオムライスを犬用にアレンジしたレシピです。まず食べやすい大きさに切って電子レンジで軽く火を通してから使います。他にもトマトやにんじん、カボチャなど使うと、栄養バランスの良い彩りの美しいご飯に仕上がります。

おからのお餅でワンちゃん用雑煮

おからで作ったヘルシーな犬用お雑煮です。おからのお餅なので喉に詰まらせる心配もありません。花形に抜いたにんじんや大根と一緒に飾れば、華やかで栄養満点な一品の完成です。花形に抜いた後の残り野菜は、雑炊などの材料に活用出来ます。

その他、豆腐やもやし、白菜などを加えて犬用鍋を作ったり、レタスやキャベツと同様にサラダ感覚で取り入れたりするのもよいでしょう。茹でると鮮やかな緑色になるので、ブロッコリーのようなきれいな緑色を活かして、料理に彩りを添えたい時に便利です。

犬に水菜を食べさせる時の注意点

餌入れをくわえる犬

特定の疾患のある犬には与えない

甲状腺に疾患のある犬には与えないようにしましょう。水菜に含まれる辛味成分が「ゴイトリン」と呼ばれるものに変化すると、甲状腺のヨウ素の吸収を妨げるとされているからです。

また、水分や食物繊維が多く含まれているので、下痢などの症状がある犬は避けましょう。尿路結石のきざしがある犬や、同様の疾患を持つ犬にも与えない方がよいとされています。

生より茹でた方が安全なケースもある

栄養素中のビタミンAは過剰摂取すると、ビタミンA中毒になる可能性がありますが、ただし、茹でることで中毒になるリスクが軽減します。さらに犬の結石の原因になるシュウ酸の量も茹でることで減らすことができます。

野菜は茹でることで柔らかくなり消化しやすい状態になるので、犬の体質によっては茹でて与えましょう。また、犬は農薬などの影響を受けやすいため、野菜を与える際はしっかりと洗うことを心掛けましょう。

まとめ

葉ものが入った袋の臭いを嗅ぐ犬

犬にとって水菜は、生でも食べても加熱して食べてもそれぞれ違ったメリットがあることがわかりました。ただし、犬の体質や与える量によっては危険な場合もあることをしっかりと理解しておく必要があります。

秋から冬が旬の野菜なので、冬の季節野菜を使ったレシピに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 もふころ

    野菜によっては茹で汁も与えた方がいいと言われますが、水菜の場合は捨ててしまった方がいいんですね。
    愛犬は野菜を欲しがる時があるので、定期的に与えるサラダに水菜もちょっと入れてみようかなと思います。
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