クーバースの特徴と飼い方

クーバースの特徴と飼い方

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クーバースという犬種を聞いて、どんな犬かが分かる方はほとんどいないと思います。しかし、クーバースは非常に古い歴史を持つ犬種なのです。ここでは、そのクーバースの歴史や特徴、飼うときの注意点などを説明してみたいと思います。

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クーバースの特徴

横から見たクーバース

クーバースは筋骨逞しい超大型犬です。体高は約66cm~76cm、体重は約38~58kgです。がっしりした筋骨と、逞しいボディの超大型犬です。

特に腰回りは幅があり、発達しています。頭部は長く、暗色の眼はアーモンド型です。耳はわずかに前方に垂れており、尾は長いです。被毛はダブルコートで軽くウエーブがかかっています。マーキングはなく、カラーはホワイト一色です。

同じくハンガリーで飼育されていたコモンドールという犬種があり、この犬のカラーもホワイト一色ということから血縁関係があるのではといわれていますが、実際のところは定かではありません。

クーバースのお手入れと運動

歩くクーバース

コートのお手入れは、毎日入念なブラッシングが必要です。特に換毛期は大量の抜け毛が出るので、手入れを嫌がる性格にさせないためにも、子犬の時からブラッシングに慣れさせておきます。

シャンプーをする場合は長時間かかるため、複数の人数で行うほうが良いでしょう。高齢になった時は、きっちりときれいに仕上げるよりも、体力的な負担を減らすために短時間で終わらせるようにします。

この活動的な大型犬であるクーバースを飼育するには、かなり広いスペースが必要になります。家屋や庭も広くないとストレスを溜めやすくなります。

逃亡出来ないようなしっかりしたフェンス内で、自由に運動が出来るようにします。頑丈な囲いがないと、力で突き破られてしまう可能性があります。散歩をする際は、しっかりとリードをつけて長時間の引き運動をさせます。

また、一度の出産で約8頭くらいの子犬を産みます。幼犬の時から人に慣れさせておくと、その後人と遊ぶ明るい性格になります。

クーバースの歴史

クーバース

クーバースは中世期のヨーロッパの王族たちの間で、警護犬として飼育されていたハンガリーの超大型犬です。

古くにチベットからハンガリーに渡った犬と考えられており、当時ハンガリーのカルパチア地方を支配していたマジャール人の手によって育てられていました。

古代の遺跡からクーバースに良く似た犬の骨が発見されていることなどから、少なくとも1000年以上の歴史がある犬種とされています。15世紀頃になると、マシアス王たちの加護によって発展を遂げたクーバースは、中世期にはヨーロッパの王族の間で警護犬として使われていました。

王族たちは敵対するものから自らの身を守るために、この犬種の類い稀な防衛本能を生かして警護犬として飼育していました。その後一般の人々にも飼育されるようになってからは、牧羊犬、牧牛犬として用いられるようになりました。現在は警戒心の強い性格もやや改良されて、作業犬、番犬として活躍しています。

まとめ

くつろぐクーバース

大変に活動的で頑健なクーバースは、飼い主に対しては忠実です。しかし警戒心は非常に強いため、番犬としてはかなり徹底した服従訓練が必要になります。

初めて犬を飼うという人には、この犬種を扱うのは難しいと思います。大型犬の飼育経験があり、体力のある人ではないと、クーバースに定期的な運動をさせることが出来なくなってしまいます。

飼育者の年齢も出来るだけ若いほうが良いでしょう。また、子どもだけで散歩をさせることは危険ですので、必ず大人と一緒に行動しましょう。住居も十分な広さが必要です。暑さには非常に弱いので、日本のような高温多湿の夏場は熱中症や脱水症状に注意します。

日本ではあまりお目にかかることのない犬種ですので、どうしても実際に見てみたいという方は、競技犬として出場していることもあるのでドッグショーに行ってみると良いと思います。

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