犬が老化により見せるようになる5つのサイン

【獣医師監修】犬が老化により見せるようになる5つのサイン

個体差はありますが、一般的に犬は7歳を過ぎるとシニアに突入すると言われています。どんなに元気な犬であっても、老化は避けられません。では、犬が老化してくるとどのような仕草や行動を見せるようになるのでしょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬が老化により見せるようになるサイン

伏せて休む犬

今は元気な愛犬も、いつしか老化が訪れることになります。また、「既にシニアに突入しているはずなんだけど、老化している様子がない」と思っている飼い主さんも、もしかしたら愛犬の老化を見逃しているかもしれません。

もちろん、老化していると感じないのであれば、それは愛犬が幸せに過ごせているため、老化を遅らせることができているとも捉えられます。

しかし、どのような行動や仕草、そして変化が老化のサインなのかを知っておくことで、愛犬の老化が始まっているかどうかを判断することができます。そこで、ここでは老化のサインを紹介します。

1.寝ている時間が増える

あくびする老犬

まず現れる変化として、寝ている時間が増えたと感じます。普段から仕事などで外出時間が長いという飼い主さんの場合、気付きにくいかもしれませんが、「今までは帰るとドアの前で待っていたのに、最近は寝たまま」と感じるようであれば、それが老化のサインかもしれません。

この「寝ている時間が増える」というのは、実際にぐっすり寝ているという意味ではありません。もちろん、睡眠中も含まれますが、多くは動く気力が無くなり、横になっている状態を指します。

したがって、「家の中ではいつも後ろをついてまわっていた愛犬が、最近はまったくついてこなくなった」という変化も、シニアに突入している年齢であれば老化のサインとして考えて良いでしょう。

2.散歩時に歩く速度が落ちる

犬の散歩

老化の特徴として、足腰が弱くなるという点が挙げられます。これは犬も人間も同じですね。足腰が弱くなると言うことは、成犬の頃に比べると歩くスピード自体も遅くなります。

そのため、散歩に行くと以前よりゆっくり歩くようになったり、「前は走ったりはしゃいでたのに、その様子が見られなくなった」という変化に気付き、老化が始まっていると気付く飼い主さんも多いです。

また、以前は散歩が大好きだった犬であっても、老化が始まり足腰が弱くなるにつれて、散歩の距離が短くなり、すぐに帰りたがろうとする子もいます。

3.来客に反応しない

周りを見わたす犬

犬は元々防衛本能が強い動物のため、家族以外の人が家に来ると警戒し、吠えたり唸るなど興奮した姿を見せることが多いです。しかし、老化してしまうと「家族を守ろう」という使命感も薄くなり、少しずつ来客にも興味を示さなくなるという変化が見られます。耳の聞こえが悪くなってくるので聞こえないことが原因になっているかもしれません。

ここまでも話に出てきましたが、老化のサインの1つとして、「意欲が無くなる」という特徴があります。この来客にはんのうしなくなるというのも、意欲や興味が無くなったことが影響しているのです。

同じような理由で、以前は外を散歩している犬の吠えた声に反応していたという犬が、シニアに突入した途端、まったく反応しなくなったという例もあります。

4.片足を上げておしっこをしなくなる

トイレ中の犬

こちらはオス限定のサインとなりますが、飼っている愛犬がオスであれば、非常にわかりやすい老化のサインと言えるでしょう。このサインも足腰が弱くなったことで片足では下半身が支えられなくなり、仕方が無く両足を着いておしっこをするようになるのです。

片足を上げておしっこをするというのは、元々自分のテリトリーを示す行為でもあります。したがって、これができなくなってしまったことで、犬自身も自信を喪失してしまうことがあります。

人間も同じですが、自信を喪失してしまうなど、ネガティブ要素が増えることは、老化のスピードを速めてしまうことに繋がります。そのため、このようなサインが出たら、そこから老化が早まる可能性もありますので、よく観察し、注意してあげましょう。

5.伏せた状態から起き上がりにくそうにする

伏せる柴犬

先ほど片足でおしっこをしなくなるというサインがありましたが、こちらも同じ理由で起きるサインです。

元気な成犬であれば、伏せた状態であっても、寝転がっている状態であっても、そこからピョンッと勢いよく起き上がることができます。しかし、老化が始まると少しずつですが起き上がりにくくなってしまうのです。

始めはゆっくり起き上がるようになり、徐々に起き上がろうとしても起き上がれず、体を傾けたりしながら起き上がろうとする姿が見られます。もしも起き上がりにくそうであれば、補助してあげると良いでしょう。

まとめ

目を細める老犬

いかがでしたでしょうか。主に老化のサインとして見られる行動や仕草はこれらの5つがわかりやすいかと思います。もしも既にシニアに突入しており、これらの仕草や行動が見られているのであれば、老化が始まっていることを意味しています。ぜひ、よりしっかり注意して観察してあげましょう。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 しろわんこ

    13歳の中型MIXがいます。
    今は、暑い時期なので、朝のみ長めの散歩にし、夕方は、距離を短くしています。

    心配してた足腰はまだ、大丈夫そうです。
    お散歩も大好きです!!

    数年前から、白内障が始まり、段差を踏み外すこともありますが。

    とりあえず、元気に毎日過ごしてくれる!それが1番です。
  • 投稿者

    50代以上 女性 未来のママ

    我が家の愛犬未来も、散歩に行きたがらなくなり、道路で排泄したらすぐに家に帰ります。5分ほどです。暑さもそうですが、ヨロヨロして立ち止まり、ボーッとしたり。13歳なので仕方ないですね。寝たきりになるのも早いかも。中型犬は小型犬に比べて散歩に行く元気も体力も無くなるのが早いんですね。介護が必要になったら、仕事を辞めてお世話したいと思っています。
  • 投稿者

    50代以上 女性 匿名

    メスの柴犬16才です。散歩が大好きで、ピョンピョン跳び跳ねて、私を引っ張ります。この先が心配です。私がいつまで散歩出来るでしょうか?私は、高齢です。
  • 投稿者

    女性 あんず

    10才の大型犬と暮らしています。
    若い時は散歩に行くと前へ前へと進み引っ張っていましたが、以前より引きは弱まりました。
    お友達に会うと駆け寄り楽しそうです。
    ご飯はしっかりと食べ、オヤツも大好き。
    代謝が悪くなったのか少し太りました。
    緩やかに老化しているのですね。
    散歩やお出かけを沢山して楽しい時間を過ごしています。
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