ドーベルマンの正しい飼い方と育て方を学び愛犬の理想の飼い主になる!

ドーベルマンの正しい飼い方と育て方を学び愛犬の理想の飼い主になる!

ド―ベルマンの飼い方を考えた時、凶暴そうでしつけを聞いてくれるだろうかといったことを、イメージする人もいるでしょうが、警察犬・軍用犬として活躍できる程に頭脳派で有名です。飼い主に誠実に向き合ってくれますし、愛情あふれる犬種といえます。ではド―ベルマンの飼い方には、どのようなコツがあるのでしょうか。ではそんなド―ベルマンの正しい飼い方について焦点を当てていきましょう。

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ド―ベルマンの飼い方に必要なのは性格を把握することから

口開けるドーベルマン

ド―ベルマンの飼い方を理解するためには,性格を把握することが何よりも重要といえます。

1880年後半に誕生したドイツ原産のド―ベルマンは,当初警護用に作られた犬種でした。尽くしてくれる性格な上に賢いので,ペットで飼う人も多いですが警備犬・警察犬としても働いています。見た目の印象からどうしても怖いと捉えがちですが,実は好奇心が高くてフレンドリーな性格なのです。

ただ1点注意があります。それは知らない他人や犬に対して用心深さが際立っていることです。それが番犬に向いているといわれている性質でもありますが,突発的に襲う可能性があります。さらに,かみ癖などもありますので,子犬の段階でしつける必要があります。

ドーベルマンの飼い方に関しては,「攻撃性」を帯びないように,しつけで管理する必要があることに留意しましょう。

オス・メスという点でも,性格に違いがある

ド―ベルマンの飼い方で,オスやメスという点で体格や性格に違いは多少あります。

オスはメスよりも元気がありますから,いつも行動的でいたいという人には合っているでしょう。一方のメスは,もの静かでおっとりしています。子犬の状態でも同様で元気いっぱいな方がオスであることが大半です。また,体格に関してもオスとメスでは大きさが違い,オスの方が大きいです。

ド―ベルマンの飼い方で気になる食事面

ドッグフード

ド―ベルマンの飼い方で気になるのはやはり,食事面といえます。食事はその犬の健康を守るため,体重を管理するためと,いろいろな目的があります。もし子犬から飼育するなら,餌の目安は生まれて半年までの期間,1日の必要量を4回ほどに分けて与えます。1歳の半ばから2歳までの期間では1日2回に分けます。成犬の場合は,食事は1回から2回が目安といわれていますが,できる限りおなかがすいた状態にしておかないというのが重要なポイントです。そのため,回数は2回に分けた方が無難といえます。

また食事内容ですが,固形のドッグフードをお湯に浸したりして,柔らかい状態のエサを与えます。これは暑いときにおススメです。このように,ド―ベルマンの飼い方では,食事面も大切な管理の1つといえます。

ドッグフードの必要量は,あくまでも基準

そしてド―ベルマンの飼い方で気にとどめてほしいのが,ドッグフードの必要量の記載は,飽くまでも基準であり,ド―ベルマンには無理に当てはめないでほしい,ということです。その理由は,太りにくい・痩せやすいというド―ベルマンの代謝の高さにあるからです。目安を守るというよりも,「何か体重が落ちてきたかな」と目視で感じたら,餌の量を多くしましょう。ただしエサを増量する場合には,何度かに分けて食べさせましょう。

また,7歳以上のシニア期に入ったら,子犬同様に1日の量を数回に分けて食べさせます。胃に負担をかけないように柔らかくしたドッグフードなどが望ましいです。

ド―ベルマンの飼い方で必要な運動

走るドーベルマン

ド―ベルマンの飼い方で時間を作ってほしいのが,「運動」です。ド―ベルマンはとてもアクティブな性格ですから,できるだけ運動量はストレスがたまらないように補いましょう。目安は1時間を2回に分けて行うのがベターです。

例えば,ドッグランなどで気の向くままに走らせてあげることが,何よりも良いでしょう。ド―ベルマンの飼い方で大切なのが,ド―ベルマンの体調を考慮しながら無理のない範囲で行うことです。

外へ一緒に行く際に大切なのが「しつけ」

家族にはフレンドリーで愛情が豊かですが,一歩外へ出ると用心深さが出やすくなります
そのため子犬の段階から,いろいろな人との交流を持って主に以下のようにしつけておくことが必要です。

  • 人や犬にかみつかない
  • 他人に警戒させない
  • 「おすわり」や「待て」をできるようにする

ド―ベルマンの飼い方は,万が一のことを考えて対処しておくことが大切なのです。

ド―ベルマンの飼い方で肝心なのがしつけ

人の足と子犬

ド―ベルマンの飼い方で軸ともいえるのが,やはり「しつけ」です。
家族には誠実で甘えん坊の一面があるものの,家から一歩でも出ると用心深い性格から,人や犬に対して危害を与える恐れがありますので,小さいうちにしっかりと教える必要があります。

飼い主がボスだと認識させる

飼い主をボスと認めたら,スムーズにしつけを覚えていく性格です。
万が一この関係性が崩れて,ド―ベルマンが「自分が一番」と認識したときには,しつけどころか,いうことを聞かなくなります。
ボスと認めさせることが,ド―ベルマンの飼い方で何よりも大事です。

最初に教えるしつけは「待て」

ド―ベルマンの飼い方で肝に銘じてほしいのが,「待て」を教えることです。
用心深いために他人や犬を襲う可能性があるため,行動をコントロールできるように,待てを教え込まなければなりません。
それを教えておくことで,非常時の際に行動を抑制し,危険を未然に防ぐことに一役買います。

ドーベルマンの飼い方に関するまとめ

家族とドーベルマン

以上がドーベルマンの飼い方についての大事な点です。
ド―ベルマンは優しくて甘えることが大好きな一面がありますので,良い意味で外見とのギャップがある犬種といえます。一方でドーベルマンを飼う際に気を付けなくてはならないのが,用心深い顔を出したときに他人や犬に対して危害を加える恐れがあることです。

それを未然に防ぐためにも,ド―ベルマンの飼い方をしつけも含めて,正しい知識を覚えておく必要があります。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 女性 まかぶらあろたる

    わが家では犬を3匹飼っていますが、どの子も小型犬ばかりです。子供のころにも家族で犬を飼っていたこともありますが、その際も小型犬のチワワでした。
    自分が女性ということ、どちらかというと細くて力には全然自信がないので、大型犬を飼うという選択肢が自分自身にはありません。ただ犬はどの大きさの子でも大好きです。大型犬には大型犬のなんとも言えない可愛さがあると思います。

    さてこのドーベルマンの記事は、とても興味深く読ませて頂きました。多分、自分自身はこれから先も飼うことはないと思います。というよりも、自分には飼える力がないと思うので、無理だと判断しています。

    初めて実物のドーベルマンを見たのは。私がまだ小学校の低学年の頃でした。近所でドーベルマンを二匹飼っているお宅がありました。当時は犬を「番犬」として飼うことがまだまだ一般的で、しつけに対する認識もまだ甘かったように思います。住宅地の一戸建てのお宅で飼われていたのですが、その裏にある空き地全体に囲いをして、その中で二匹のドーベルマンを自由に走らせていました。その空き地の前を通ると、ものすごい勢いでドーベルマンたちが走ってきて、口から唾を飛ばしながら吠えていたことが今でも脳裏に焼き付いています。小学校から自宅に帰るまでの通り道なので、避けることもできず、毎日毎日吠えられ続けました。小学生の子供たちはみんな、その空き地の前を通るのをとても怖がっていました。
    この経験から、ドーベルマンって狂暴!怖い!吠える!そのイメージが、これまでどうしても頭から拭えませんでした。
    今思うと、しつけを全くしていなかったんですね。また、散歩に連れ出しているのを見たことが無かったので、いつも空き地の囲いの中に閉じ込められて、とてもストレスも溜まっていたのかもしれません。
    ドーベルマンを飼おうと決めたのであれば、やはりしつけをしっかりとする覚悟と、決して甘やかさない強い意志が必要でしょうね!
    ドッグランに行くと、大型犬エリアには時々ドーベルマンが入っているのを見かけます。やはりその飼い主さんは、屈強な男性がほとんどですね。少しでも犬の方が興奮してくると、「マテ!!」という飼い主さんが一喝し、さっとその場で伏せをさせています。飼い主さんの声にはすごく迫力があり、そこには何の迷いもなく、互いに強い信頼関係で結ばれていることが見て取れました。
    いまだに犬をしつけるのはかわいそうだという人にときどき出くわしますが、それはやはり人間側の怠慢なのではないかと思います。しつけには根気が何より必要ですからね。でも結果的に犬にとっては、しつけがきちんとなされている方が、幸せなことがたくさん待っていると思います。たくさんの人や犬とコミュニケーションが取れますし、また万が一の災害時にも、可哀そうな思いをさせずに済むのではないかと思います。ドーベルマンのような大型犬で、恐いのでは?と思われがちな犬種にとっては、特に必要不可欠ではないでしょうか。
  • 投稿者

    20代 女性 めろん

    すらっとした体型に強そうな雰囲気がカッコいいですよね。見た目に反して甘えたな所がまた可愛いんですよー(^-^)
    甘え方も豪快で、知り合いのオスのドーベルマンくんは会うと、いらっしゃいーの歓迎の突撃からのスリスリ甘えに毎回支えきれず倒されます。笑
    そのドーベルマンくんは一日1キロ近い量のフードを食べると言っていました。
    痩せやすくて太りにくいんですね。あのパワーを考えると納得です。
    大型犬は特に子犬時代の栄養が大切ですので、フードは良質で栄養価の高いご飯を数回に分けあげると良いそうです。
    躾に関しては本当に大切で大型犬は一噛みが大怪我になることもありますし、躾面がうまくいかないと良いことはありません。本来とても頭の良い犬種なので不安なら躾教室などプロにレッスンをお願いするのも良いと思います。
  • 投稿者

    20代 女性 のん

    ドーベルマンは今飼うことは出来ないけれど興味があって1度は見てみたい、触ってみたい犬種の1匹です。元々は愛玩動物としてではなく、警護する役目を果たすためにつくられた犬なので、ペットとして一緒に生活するということを考えると、よくペットとして飼われている犬や小型犬と比べていくつか条件があると思います。犬を飼う上でしつけは重要ですが、ドーベルマンは犬の中でもかなりしつけが重要だと思います。1番しつけに効果のある時期にきちんとコマンドや何をしてはいけないかを教えてあげればとても賢い犬なので飼いやすいのかなと思います。記事にもある通り、まずはドーベルマンが自分勝手に行動出来ないようにストップをかけてあげるコマンド(待て)が出来るようになることが必要だと思います。最低限のしつけがなっていればドーベルマンほど飼い主を立派に警護してくれる犬はいない気がします。
  • 投稿者

    20代 女性 あめたま

    ドーベルマンは警察官というイメージがあり、賢く比較的飼いやすいイメージがありますが、飼い主のきめ細やかな配慮が飼育する上で重要です。

    餌の量や躾、運動量は勿論ですが病気にかからないような配慮も欠かせません。

    脱毛症や慢性肝炎といった病気はドーベルマンによく見られる疾患です。

    愛犬に万が一の事が起こった場合、医学に対して知識のない飼い主が応急処置を行なった場合、手遅れになってしまう可能性が高いです。

    したがって、飼い主はドーベルマンによく見られる疾患や病気の症状の知識を頭に入れておく事が重要です。

    そして、安心の出来るかかりつけ医を見つけておき、最悪の事態を回避する術を持ちましょう。
  • 投稿者

    女性 せとか

    以前ド―ベルマンを2頭連れた女性がいましたが、気が付いたら1頭になっていました。どうやらご近所で苦情が相次ぎ、里親探しをして田舎にお住いの方に引き取ってもらったそうです。まだ若い犬だったこともあって、とても元気の良い犬でした。しつけは我流でされているようでしたので、何かトラブルがあったのかもしれません。おせじにもよく躾けられた犬、という印象はありませんでしたので。ド―ベルマンはなにせ見た目が大迫力ですので、小さなお子さんを連れている方などは警戒するのも当然だと思います。大型犬を住宅密集地で飼育するには、飼い主のきちんとした姿勢をアピールすることも重要だと思います。ですので、より一層のきちんとしたトレーニングが必要になるかと思います。でも、見た目とは裏腹に甘えん坊でかわいいんですよね。
  • 投稿者

    女性 もふころ

    細身のドーベルマンの食事はだいぶセーブされているんだろうと予想していたのですが、「お腹がすいた状態にしておかない」に驚きました。
    確かに肥満のドーベルマンは見たことがないです。代謝の高さに納得です。
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