ドーベルマンの価格
ドーベルマンの価格の相場は、20万円くらいから高くて30万円前後といわれています。そのドーベルマンの価格には、ド―ベルマンらしいスタイルや血統、人気の色、顔つきなど、いろいろな条件が含まれています。更に親が賞を獲得している場合、ド―ベルマンの価格が跳ね上がる傾向があります。
ド―ベルマンを選ぶ基準
ド―ベルマンを飼うために、何を基準にすればよいのか、悩んでしまう場合がありますが、まずはその犬の色を見ましょう。
ド―ベルマンは、褐色あるいは黒が主流となっており、毛の色がクリアで美しいのが特徴です。例えば足や喉、目、口元などに出ている、ぶちのような模様がクリアな方が、よりド―ベルマンらしい外見といえます。
購入する際は、子犬から購入するケースが大半ですので、子犬が標準体重よりも太っていないかを確認します。その体重の影響で、足に支障が出る可能性があるためです。さらに、歩いている様子もしっかりと確認します。
また、ド―ベルマンの皮膚はデリケートなため、頭などに抜け毛の痕跡がないかもチェックの対象となります。そして、目の疾患にもかかりやすいため、目がクリアな状態の方が問題がないと言えるでしょう。
ド―ベルマンには、「ヨーロピアン」と「アメリカン」の2タイプが存在します。性格的にはほぼ違いがありませんが、見た目は若干違います。ヨーロピアンタイプは、外見は筋肉が印象的なスポーティーな体型で、アメリカンよりも大きいです。一方のアメリカンは、ヨーロピアンより体全体が丸い印象で、尾が長いのが特徴です。
ドーベルマンの価格の基準・ペットショップ
ドーベルマンの価格はペットショップなどの販売元で付けるのが一般的です。ド―ベルマンを取り扱っているペットショップは様々ありますが、ドーベルマンの価格設定はペットショップが独自の基準を設けて、それに沿った価格で提供しています。
基準となりやすいのが、やはりド―ベルマンらしい外見や血統、人気の色などで判断されます。さらに、ド―ベルマンはブリーダーから仕入れる形を採っているため、その分がド―ベルマンの価格に反映されています。
ペットショップでの購入のメリットは、実際に目で見て直接触れることができるために、納得した形で購入できる点といえます。注意点があるとすれば、主に以下の三点になるでしょう。
- 販売スタッフに犬の知識があるか
- 登録業者としての証明書等を店舗内の見える場所に掲げているか
- 余りにも小さい子犬が販売されていないか
余りにもド―ベルマンの販売価格が低い場合、直接販売スタッフに理由を聞いてみましょう。
ドーベルマンの価格の基準・ブリーダー
ドーベルマンの価格は、ブリーダーから購入する場合、そのブリーダーが独自の基準で価格を付けるのが一般的です。ド―ベルマンを殖やす費用や、飼育にかかる費用、更に血統はもちろん、ド―ベルマンらしい外見や色など、ペットショップ同様の判断基準でド―ベルマンの価格が決まります。
親が何かの賞を獲得している場合、付加価値として価格に反映される場合もあります。その場合は、通常のド―ベルマンの価格よりも高くなります。ブリーダーから購入するメリットは、ペットショップと違って犬を納入するわけではないので、上乗せとなる費用がないために、ド―ベルマンの価格が比較的お得になるということでしょう。
そして、ブリーダーは殖やす、飼育するということを、一連の流れで行っているため、その犬の取扱いには精通しています。誰かに販売する前に、ある程度しつけがされているケースが大半なのです。
そのため、家で飼うために聞きたいことがあれば、質問をすることができますし、困ったことがあっても相談ができるため、ブリーダーから購入するのが望ましいといえます。
ドーベルマンを買う前に!里親制度を知ろう
ドーベルマンの価格より重視したい活動があります。それが「里親制度」です。これは様々な原因で行く当てのない犬たちを保護する取り組みで、最後に到達する場所といえます。
保護する機関には、自治体で行っている公のものや、民間の団体で取り組んでいる、民間の保護機関が存在します。民間の保護機関には保護する一定期間を設けていませんが、公の施設では頭数が多いこともあり、一定の保護期間を設けています。
もし、ド―ベルマンを飼いたいと検討しているなら、一度はこの保護施設に目を向けてみてはいかがでしょうか。ペットショップやブリーダーに足を運び、ドーベルマンの価格を考えながら購入することも1つの手ですが、いのちを救う観点でいうと、里親制度は尊い活動といえます。
もし興味がありましたら、それぞれの団体のホームページや広報誌などの媒体で情報を得ることができますし、里親になるための応募方法なども知ることができます。この活動は、大切な命に向き合えることですので、一度目を向けてみるのもよいでしょう。
まとめ
ド―ベルマンの価格の相場は、20万円から30万円台が一般的ですが、価格を付けるのはペットショップかブリーダーのような販売元が大半です。どちらも価格を付ける条件としては、外見的な面や血統、色などを考慮して決定しますが、どちらかといえばブリーダーから購入する方がお得といえます。
しかし、それ以外にも命を守るという観点から、里親制度を利用するという方法もありますので、犬を飼う機会がありましたら、ぜひ確認してみましょう。
ユーザーのコメント
40代 女性 ペッパー
40代 女性 suzy
そのワンちゃんは、出産の際に母犬に踏まれてしまった後遺症で脚が曲がってしまい、売れないからとタダで譲り受けたそうです。そのため脚の長さが足りず、前脚が片方浮いてしまいます。その知り合いのお宅では大型犬を他にも2頭飼っているのですが、他のワンちゃんにもみくちゃにされながら元気いっぱいに走り回っていますよ。
ド―ベルマンは精悍な風貌から、ちょっと怖いイメージがありましたが、とても甘えん坊なんだそうです。人間の赤ちゃんみたいに飼い主の知り合いに抱っこをせがんでいてとてもかわいいです。艶々の被毛も美しくて、利発そうな顔、とても魅力的な犬種ですね。
女性 コロ
ドーベルマンは特定危険犬種でもあるので、飼う時に檻の設置が義務になっている場所があります。迎え入れようと思った時は、念のため予算を多めに考えておいたいいと思います。
女性 パピコ
女性 ゴン吉
過去に、障害を持ちやすいアルビノ遺伝子を持つドーベルマンの問題があり、その遺伝子を持つ個体の登録番号にはZを付ける制度があるそうです。アメリカの制度ですが日本でも同じ制度はあるんでしょうかね。
女性 とらじろう
とはいえ、大型犬ですから、きちんとしたトレーニングをしないと大変なことになります。
実家の近所で飼われていたドーベルマンはやはり広い庭の持ち主で、きちんとした檻(柵)に囲まれてある程度は自由に飼われています。
近くを通るとものすごく吠えられますが(笑)そこがまた頼りがいのある防犯には適したワンコとも言えます。
ただ、価格のことを言わせていただくと、私的にはショップでの購入はぜひ辞めて頂きたいと思います。出来ればブリーダーさんから直接購入するか、里親として引き受けて欲しいと考えます。それは動物殺処分ゼロを心から願っているからです。
無駄に儲けの為だけに繁殖させて破格の値段を付けてくるような業者にお金を出すことを辞めて頂きたいと思うからです。
一度、動物管理センターに行った時にもドーベルマンが居ました。
職員の方曰く、恐らく自分ちで飼えなくなったから意図的に逃がしたと思われるとおっしゃっていました。
でもドーベルマンのような大型犬になるとなかなか引き取り手が見つからないそうです。
ドーベルマンに限りませんが、大型犬は飼う時にそのワンコを飼える環境を整えることが出来るかどうか、きちんとしたトレーニングやメンテナンスを受けさせることが出来るかどうか等、考えた上で家族として迎え入れて欲しいなと思います。
ドーベルマンは気性が荒いから怖いという偏見もありますが、ワンコも飼われた環境やトレーニング次第では飼い主にとても従順で何かあれば飼い主を守ってくれるぐらいの心強いワンコです。相性もありますので、見た目や知名度などで判断してワンコを「買う」ということを辞め、家族として迎え入れるという意識を持って欲しいです。
女性 Melon
20代 女性 あめたま
良い血統のワンちゃんは子犬のうちに高く販売したいし、そこまで良いわけでもないワンちゃんであれば売れ残る方が問題なので安く販売し、早めに飼い主を見つけたいというのがペットショップの本音であると思います。
どの犬種であっても共通して言える事ですが、ブリーダーさんの元で購入すると店頭で購入するよりも低コストでワンちゃんを手に入れる事が出来ます。
また、躾の他に生まれ持った病気などがある場合はその点も明確にして販売してくれます。
ペットショップによっては生来の病気についてきちんと飼い主に告知しない店舗も多いです。
低コストで安心と安全を重視する場合はブリーダーの元でワンちゃんを買い求める方が良いと感じられます。
女性 トット