チャウチャウの性格とは
チャウチャウの性格は他の犬種と比べても,独立心が高く落ち着いた犬種であるのが特徴です。その上喜怒哀楽のような感情をハッキリと表には出さないですし,頑固さも持っていますので,どちらかというとチャウチャウはクールで大人びた性格ともいえます。
ですが,しつけを行えば家族や飼い主に誠意を持って接してくれますし,家族中心に行動をしてくれるようになります。更に見知らぬ人に対しては懐かず,用心深さがあるため番犬に適している面が,チャウチャウらしい性格といえます。
チャウチャウの身体的特徴
チャウチャウと聞いてまず思い浮かべるのは,全身を長い毛で覆われたライオンのようないでたちで,見た目はかわいらしく見える犬種ですが,実際は非常に筋肉質なのが特徴です。
また,その毛の質感も「スムース」と「ラフ」の2種類があり,その下にある「アンダコート」は触り心地はソフトな質感で,ギッシリと生えていることで寒さから守る働きを持っています。ちなみに毛の色にはホワイトやブラック・クリーム・ブルーにレッドとあります。
そしてチャウチャウの身体的特徴として有名なのが,「青みを帯びた黒い舌」です。これは4000年以上昔に中国にいた古代犬の名残といわれており,同様の特徴を持っているのは,シャー・ペイと呼ばれる犬だけなのです。そしてオスが48cmから高くて55cm強,一方メスは45cm以上から50cm前後が一般的な体高といわれています。
チャウチャウの性格以外の特徴や運動
チャウチャウは性格以外にも,飼育方法に関しても特徴があります。
チャウチャウが誕生したのが寒いエリアであったことから,寒い環境には問題ありませんが,「高温多湿」な所は苦手といわれています。そのため比較的暖かいエリアや涼しい環境には適応しますが,夏時期のような暑いときは,避暑目的で屋内へ移動させてあげた方が賢明といえます。
体格的には筋肉質であるため,よほど本格的な運動が必要なのでは,と考えがちですが,運動は特にハードではなくても大丈夫です。大切なのは,日々運動を取り入れてあげることですが,チャウチャウの性格から考えて何も変化のない散歩だけで終わるのではなく,公園でボールを使うなど工夫した運動をさせてあげるのが,良いでしょう。
運動は1日の間で2回行うのが理想で,各30分の合計1時間ほどが目安です。毎日継続して運動させてあげることが,チャウチャウの性格から見てもストレスの緩和となります。
チャウチャウの性格を踏まえた上で躾をする
しつけはチャウチャウの性格を理解した上で行う方がベターです。チャウチャウは一見クールな性格をしていますが,しつけをする上で頑固な面が出てくるため,すんなりと教えたことを吸収してくれません。そのため,じっくりと向き合ってしつける必要があります。そしてチャウチャウの性格上注意する必要があるのは,家族以外の他人に対して強い警戒心が出てくると,攻撃的な面が顔を出すことがありますので,それもしっかりと教えなければなりません。
まず,子犬の時期に家族以外の人に慣れさせて,警戒心を持つ必要がないということを伝えて覚えさせることが重要です。
また,不意に聞こえる大きな音で感情が高まることがあります。例えば子供たちの元気な声やクラクションといった突発的な音も,散歩などを行う中で慣れさせておくと良いでしょう。
犬を飼うことに慣れていない人は,しつけの面で不安に感じることがあるため,専門のトレーナーに依頼するのも1つの手です。
チャウチャウの性格を踏まえた上で注意する点
チャウチャウの性格を踏まえた上で,併せて注意する点があります。チャウチャウの一般的な寿命は短くて8年程度,長くて12年くらいが平均といわれています。その中で気を付けたい病気が幾つかあります。
1つ目は,天ぽうそうや脂漏性皮膚炎,アレルギーが要因の皮膚の炎症です。この疾患の中には毛が抜けるといった症状が出るものもあります。予防法としては,皮膚を衛生的にして運動や食事面での管理も大切です。
2つ目は消化器系の疾患やガンです。ある程度の年齢を迎えたチャウチャウの内蔵や胃などのガンが比較的多くなる傾向があります。家族が常に便の状態や色,食欲の有無などの様子を見ることが,何より予防につながります。
またチャウチャウの優しい性格を表すようなつぶらな目も,小さく奥に引っ込んでいるため,「眼病」が多いことで有名でもあります。眼球の方向へまぶたが向く眼けん内反や,失明の危険がある緑内障,まつ毛の生え方に支障のあるケースなど,目に関するトラブルも多いのです。
チャウチャウの性格と併せて,注意する病気や疾患がありますので,ふだんから定期的に状態を見守りましょう。
チャウチャウの性格に関するまとめ
チャウチャウの性格は,感情的な面はほとんど表には出さず,何よりも独立心が高くて落ち着きもあります。他人にはなかなかフレンドリーに接することがありませんが,しつけ次第で家族を受け入れてくれます。また他の人に対しても,子犬の頃から多くの人たちに触れあう機会を作ることで,ほぼ克服できるでしょう。またチャウチャウは本来の強い警戒心が備わっている性格のため,番犬としても適しています。
その一方で,かかりやすい疾患や病気もありますので,家族で様子を見る習慣を身に付けておけば,早い段階で見つけることが可能となります。ちなみに運動に関しては特に激しく動く必要はなく,日々の散歩や運動を続けることが,何よりもチャウチャウのためとなるのです。
ユーザーのコメント
40代 女性 かえで
結構、頑固者でしたので躾をするのに時間を要しました!
しかし、一生懸命ゆうことをきこうとはしてくれるので、時間をかければ躾できました。
お散歩はよく歩かせた覚えがあります! 私が担当した子は、活発だったのでボールで遊んだり、人形を持ってきたり投げたりしてけっこう長い集中力で遊びました!
ごはんは、ドッグフードにゆで豚を少しとキャベツを与えていました。
お手入れが大変で、シャワーにいれたら、念入りにドライヤーで毛を乾かしました。ブラシを使い逆毛を立てるようにとかしたり真っ直ぐとかしたりしながら、乾かしました。
性格は、なつく人にはなつくのですが、回りの人や人が訪ねてきたら吠えたり興奮して大変だったのでその部分も躾をしました。
一度、躾をすると、よく覚えてくれますので、賢い犬種ですね。
20代 女性 れもん
パッと見ライオンのような、つぶらで可愛いお目めが印象的でカッコイイと言うより可愛いです(*´ω`*)
毛のカラーもブラック、レッド、ブルー、フォーン、クリーム、ホワイト稀にシェードと呼ばれる一本の被毛の色に陰影・濃淡がある子もいるみたいです。チャウチャウと言えばクリーム色しかいないイメージでしたがカラーの種類が多くてびっくりしました。
毛の手入れに関しては日々のブラッシングが必要ですがカットの必要は特にないそうです。夏場のサマーカットは涼しそうに見えますが、毛には直射日光から守る役割がありますので、トリマーさんに勧められたからとあまり短くし過ぎないように注意してあげて下さいね。
トリマーさんでも夏場はサマーカット!ロングは可哀想・・なんて無知識の方がいますが、我が家はポメラニアンを飼ってるのですが、ポメラニアンはホルモンの関係でカットする事で毛質が変わる事があるのです。それをイマイチ理解されず断っても可哀想ですよー連呼で、そんな方に愛犬を任せるのが怖くなりトリミングを断った経験があります。ほとんどの方は、その犬種にあった内容を提案して下さいます。たまに無知な方などもいるので注意です。
20代 女性 のん
正しいしつけをしてあげて、 他人にはあまり懐かないけれど自分にはいつも素顔を見せて懐いてくれる、なんてことにもしなったらチャウチャウに癒される毎日になりそうですね。チャウチャウの世話の面ではチャウチャウの愛らしい見た目だからこそなりやすい病気もあるということを理解する必要がありそうです。可愛いつぶらな瞳も長い毛が目にかからないようにしたり、失明を防ぐためにも緑内障にならないように毎日様子をチェックして変化に気付いてあげることが大切だと思いました。
40代 女性 セナ
女性 MMJL
聞いた話では、チャウチャウは昔、食用とされていたらしいので、太りやすい体質に改良されているのだそうです。そのためか、物静かであまり運動量を必要としない犬種のようで、仲間のお家のそのワンちゃんもあまりお散歩好きではなかったです。ペットとして飼うにあたり体調管理を考えると、小さいうちに慣れさせておく必要がありそうですね。また、その飼い主さんのお話では、暑さに弱く夏のお散歩はワンちゃん自体が嫌がって部屋から出ず、かなり大変だったそうですよ。
他の犬種に比べると、日本の気候・環境下でのノウハウが沢山ある犬種ではなさそうなので、トレーナーさんや動物病院の先生に相談しながら大切に育ててあげるのが一番だと思いました。
女性 チーズケーキ
女性 MAHE
ていたため、ずっと怖い印象を持っています。あの紫色の下も不思議な感じですよ
ね。しかし、毛むくじゃらでクマのようでカワイイと思っています。