グレートピレニーズの大きさについて 体重や体高、他犬種との比較など

【獣医師監修】グレートピレニーズの大きさについて 体重や体高、他犬種との比較など

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白くて大きなピレネー犬と呼ばれている、グレートピレニーズの大きさは、どのくらいあるのでしょうか。ここでは、大型犬の中でも特に大きいグレートピレニーズの大きさについて、詳しくご紹介します。他の犬種と比べて、グレートピレニーズの大きさがどのくらい違うのかを知ると、驚きの発見となるかもしれません。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

グレートピレニーズの大きさ

草原で歩いているグレートピレニーズ

グレートピレニーズの大きさは、大型犬の種類に入りますが、その中でも特に体が大きな犬種です。メスでも体重は40kgくらいからあり、オスなら60kg近い体重でも珍しくありません。

ピンと両足を揃えて立った時の、地面から背骨までの高さは、メスの平均は50cm前後、オスなら70cmから80cmが平均です。更にその上に頭が付いている訳ですから、小さな子どもから見ると、とても巨大な犬に見えても不思議ではないほど、グレートピレニーズは大きさに特徴があります。

体は大きいのですが、牧羊犬として飼われていた歴史を持つ犬なので、運動能力にもとても優れています。また、警戒心が強いので、番犬としての役割をしっかりと担う事ができる犬種でもあり、グレートピレニーズはその大きさや性格などから、王族の護衛犬として飼われていた事もあります。

ただ、体が大きくて体重も重い上に、運動が大好きなので、関節などを痛めてしまう場合があり、介助が必要になってしまった時などには、小型犬や中型犬と比べると大変な事が多いでしょう。

グレートピレニーズを飼おうと考えているのなら、日頃からケガをしないように注意をしたり、介護が必要になった場合のことなども考えておく必要があります。グレートピレニーズは、家族全員で協力し合って飼育する事が必要不可欠な、大きな犬種であるという事を頭の中に入れておきましょう。

他犬種と比較したグレートピレニーズの大きさ

チワワとグレートピレニーズ

グレートピレニーズの大きさは、他の犬種と比べると、どのくらい違うのでしょう。

よく目にする事が多い大型犬のゴールデンレトリバーと、グレートピレニーズの大きさを比べると、ゴールデンレトリバーは平均体重が25kgから35kgで、体高は50cmから60cmほどです。グレートピレニーズの大きさは、平均体重が40kgから60kgで、体高は60cmから80cmです。

ゴールデンレトリバーが小さく見えてしまうほど、グレートピレニーズはかなりの大きさが感じられる犬種であることが分かりますね。

グレートピレニーズの大きさと股関節形成不全の関係

草原で伏せているグレートピレニーズの顔

グレートピレニーズの大きさは、個体によって違いはありますが、大型犬の中でも「超大型」と言われるほど、一般的に体が大きいのが特徴です。体が大きいだけでなく、体重もかなりあるので、グレートピレニーズの大きさを支える足などに負担が掛かりやすく、関節を痛めやすい犬種であると言えます。

グレートピレニーズを始め、大型犬で体重の重い犬種が掛かりやすい病気として、「股関節形成不全」が挙げられます。この病気は、遺伝的要因が多くを占め、その場合は生まれてから数か月で発症してしまいますが、グレートピレニーズのように体が大きくて、運動好きな犬種の場合は、それらが要因となって発症してしまう可能性があります。

股関節形成不全の症状は、歩く際に後ろ足にいつもとは違う変化が現れるのが特徴で、両足を揃えて同時に蹴るような、普通では無い歩き方をするので、気が付くことができます。また、散歩に行きたがらなくなったり、階段を使わなくなったりと、体を動かすことを嫌がるようになると、この病気が疑われます。

犬は具合が悪いことや、痛みがあることを隠そうとします。これは動物全般に言える事で、天敵から身を守るための生まれつきの本能です。気付いてあげる事ができるのは、毎日様子を見ている飼い主さんだけなので、様子がおかしいなと感じたら、すぐに病院へ連れて行ってあげてください。

グレートピレニーズの大きさは、ただでさえ関節に負担が掛かりやすいので、肥満にならないように注意してあげることも、飼い主さんの役目です。

完璧なしつけが求められるグレートピレニーズ

川沿いを歩いているグレートピレニーズ

グレートピレニーズは成犬になると、小さな子どもが脅威を感じてもおかしくないほどの大きさになります。グレートピレニーズは忠誠心が強いので、飼い主さんの言う事をよく聞く賢い犬ですし、警戒心も強いので、番犬として飼っても大活躍してくれます。

その昔、牧羊犬として飼われていた頃には、熊や狼から羊を守るほど強い犬でした。ただ、牧羊犬として飼ったり、番犬として飼ったりするのなら良いのですが、愛犬として、家族の一員として飼育する場合は、この警戒心を抑える事を教え込まなければいけません。

グレートピレニーズの大きさは、犬が苦手という人に対して、恐怖を与えてしまうかもしれません。また、グレートピレニーズに突然襲い掛かられたら、人間でも太刀打ちできないかもしれません。そのような事が起こらないようにする為にも、子犬の時からのしつけがかなり重要になります。飼主さんの命令をどんな時でも聞くことができるような、完璧なしつけが求められるのです。

まとめ

伏せている2頭のグレートピレニーズ

グレートピレニーズの大きさは、他の大型犬と比べて、ひと回りもふた回りも大きいです。とても頼りになり、忠誠心も強いので、家にいると安心できる犬種であると言っても良いかもしれません。

ただ、グレートピレニーズの大きさはその巨大さゆえに、他人に迷惑を掛けてしまう事も考えられるので、きちんとしたしつけが必要です。グレートピレニーズの大きさを支える、足の関節に注意を払ってあげることも、飼い主さんの役目です。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 女性 ペッパー

    ピレニーズ、とってもかわいいです。まっしろでふわふわであこがれの犬の1頭です(^^♪友人宅にかわいいオスのピレニーズがいますが、小柄だと言っていましたが50kg近いということで最初にあった時は「すごいな~乗りたいな~」なんて子供みたいなことを思ってしまいました。もちろん家の中で飼っていますが、やはりかなり大きいので犬用のベッドなどもあまり種類がなく、あっても異常に高かったりするそうで人間用のマットレスをふたつにたたんで使っているようです。足に負担がなくなるように寝る時の体勢なども気になるらしく、体をしっかり支えてくれる低反発かなにかのマットレスにしているそうです。それでも全身脱力でのびのび寝るとはみ出るそうで、結局シングル布団をそのまま広げておいたりしているそうで邪魔らしいです(;´∀`)
  • 投稿者

    40代 女性 煎餅

    グレートピレニーズ、代々木公園のドッグランでたまに見ます。
    遠めからでもすぐにわかる、真っ白な大きな犬で、優雅に歩いています。走り出すと、驚くほど素晴らしいフォームです。うちの犬は小型犬なので、ドッグランのエリアは違うのですが、つい柵越しに見惚れてしまうほど立派です。
    大型犬はきちんとトレーニングがされているからかもしれませんが、小型犬エリアにいる犬よりよっぽど大人しくマナーが良い印書です。
    記事にグレートピレニーズの性格の記載はありませんでしたが、ちょっとだけ触れあった感じだととても穏やかで温厚そうでした。ワチャワチャしているうちの犬がなんと情けなかったことか。
    日本の住環境ではなかなか誰でも飼える犬種ではありませんが、容姿も性格も憧れちゃいます。
  • 投稿者

    20代 女性 ゆき

    近所の犬友にグレートピレニーズを飼っている方がいます。体は大きいですがとても賢く、うちのシェルティと良く遊んでくれます。ただ、お話を聞くと、記事にも書いてあるとおりしつけが大変だったそうです。(ちなみに、その飼い主さんは元トレーナーさんで、完璧にしつけられていました)
  • 投稿者

    20代 女性 ゆき

    グレートピレニーズ大きくてモフモフでかわいいですよね!依然ドッグランで触らせて頂きましたがとってもフワフワでした!大きい体をゴロンと寝そべらせて甘える姿はさながら高級ソファー(笑)もし私が一軒家に住んでいたら一緒に暮らしたいなと思いました♪
  • 投稿者

    女性 きつね

    グレートピレニーズ、近所にいます。とても穏やかで、顔が大きいし人間みたいな表情なのでなんだか普通に会話できるんじゃないかと話しかけてしまうことも。
    大きなわんちゃんですが、柵越しに我が家の小さなワンコにも優しく挨拶をしてくれます。うちの犬は、グレートピレニーズのあまりの大きさに、犬と認識していないみたい。
  • 投稿者

    20代 女性 いぬまにあ

    私の親戚のお家が、グレートピレニーズの男の子を飼っていました。お庭の檻の中に基本はいましたが、犬好きの私もちょっと怖いなと思う印象がありました。真っ白でもこもこの大きなシロクマのようなグレートピレニーズ。特に男の子は、かなり大きく育つので、大きなお庭があり犬を飼った経験があり、成人の男の方がいるご家庭でないと飼えないと思います。また、ドックトレーナーさんに依頼して飼い主さんと共に行うしつけは必須です。お散歩ひとつとっても子犬のうちにトレーニングをしておかないと、ご家族飼い主さんはもちろん、他人に噛みついてしまったり、リードを引っ張り逃げ出してしまうという可能性もあります。もしも、他人を噛んでしまったら、被害者の方もですが、愛犬自身も傷つくことになってしまいます。ですので、必ずご自身で面倒みることができるのか、金銭的に余裕はあるのか、お家に十分なスペースはあるのかなど今一度検討してから飼う犬種だと思います。因みに親戚で飼っていたグレートピレニーズは、そのうちでお葬式があった際に、どうしても散歩へ連れて行ける家族がいなくて祖父が代わりに行った際に、噛まれてしまい太ももを7針縫う怪我をしました。
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