セントバーナードの寿命と長生きの秘訣

【獣医師監修】セントバーナードの寿命と長生きの秘訣

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セントバーナードの寿命は一般的には9歳前後といわれていますが、かかりやすい病気がいくつかありますので、その犬によって寿命が違います。ですが、普段の生活環境や定期健診、食事面などで気を付けることで、セントバーナードの寿命を延ばすサポートになることでしょう。セントバーナードの寿命に関して触れていきます。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

セントバーナードの寿命

舌を出して見上げているセントバーナードの顔

セントバーナードの寿命は、8歳前後から10歳くらいです。他の大型犬の一般的な寿命は、短くて7歳くらいから長くて10歳程度といわれていますので、大体相違はありません。

ちなみに寿命は、小さい犬種が全体的に長い傾向があり、体が大きくなってくると、寿命が短い事が大半なのですが、その原因は現在も分かっていません。それぞれのセントバーナードによっても、寿命に違いが出てきます。

セントバーナードの寿命を縮める肥満

眠っているセントバーナード

セントバーナードの寿命ができるだけ延びるように、色々工夫したいものですよね。いつまでも健やかに健康でいられるような方法が分かれば、実践したと思うのが家族の思いです。

セントバーナードの寿命を考えた時に、まず目を向けることが「太りやすい」という点です。理由は、体も大きく、セントバーナードは食事量が多いために、栄養を目安以上に摂ってしまうため、結果的に体重に反映されてしまうのです。

それを防ぐには、肥満と診断されたら、カロリーを抑えたタイプのドッグフードを与える必要があり、その上、運動を取り入れて体重を管理することが大切です。

この体重管理が、セントバーナードの寿命をより長くするために大切といえます。

また、適度な運動を可能であれば1日1時間以上行うのがいいと思います。運動量をできるだけ多くしたいのなら、散歩は歩行の他にも、多少走ったりするなど、工夫をすると良いでしょう。

さらに、肥満になると腰や足に負担がかかるため、その部位にまつわる疾患を伴いやすくなり、健康にとってリスクとなります。

肥満は決してセントバーナードの寿命にとって、良いものではありませんから、普段から様子を見た方が良いでしょう。

セントバーナードの寿命の大敵はストレス

セントバーナードの部屋

セントバーナードの寿命を延ばすには、生活環境でストレスがかからないように工夫をすることが大切です。

セントバーナードは、本来高い標高の環境が適しているため、寒さは問題ありませんが、暑さや湿度のある環境が苦手です。小さいことに感じるかも知れませんが、温度管理をしてセントバーナードの寿命にストレスをかけないようにすることが大切です。

気温が高くても、ストレスを感じることなく、快適に生活ができる環境を整えてあげましょう。

室内であれば、エアコンで温度管理ができますので、暑さでバテることがありません。さらに、散歩や運動は気温が高い時間帯を避けて行なう方が良いです。

また、室内で飼育をするなら、ゆっくりくつろげる事ができ、ストレスのないできるだけ静かに暮らせる場所を提供しましょう。

セントバーナードの寿命を延ばすには、このような心掛けが必要です。

セントバーナードの寿命に厄介なリンパ腫

診察台の上にいるセントバーナード

セントバーナードの寿命にとって、命の危険となる厄介な病気があります。それは「悪性リンパ腫」です。

これは、いわゆる「血液のガン」の一つに分類されるもので、全身性であり、血液の成分のひとつである白血球のうちのリンパ球というものが腫瘍化してしまうことでおこります。こういった病気は、セントバーナードの寿命には深刻な影響を与えてしまいます。

発症の原因は色々と考えられてるようですが未だ分からないこともあり、予防する手段も不明なのです。

日常のお手入れを行なうと同時に、体を触って、特に足の付け根部分や、ワキとアゴにあるリンパ節の状態を確認して、異変がないかを見ましょう。できるだけ早く発見できることが、セントバーナードの寿命に繋がっていきます。

セントバーナードの寿命に脅威となる胃捻転

伏せているセントバーナード

セントバーナードの寿命に関わる疾患が、この「胃捻転」です。原因は詳しく解っていない部分もありますが、名前の通り胃の一部が捻じれてしまい発生します。

それによって胃の中の内容物が流れず、ガスによってさらに胃が膨れてしまう病気です。状況によっては、その周りのある臓器までも引き込まれて捻じれるので、血の巡りが止まり、循環が悪くなってしまい、命にもかかわります。

他の大型犬にも見られる病気ですが、セントバーナードにとっても、命に関わる病気となります。この病気は発症して数時間で命を落としてしまうために、以下のような異変が出たら、すぐに獣医に診てもらいましょう。

  • 変に落ち着きがない
  • お腹を気にする
  • 吐き気があるものの嘔吐しない
  • お腹が突然膨れる

セントバーナードの様子を注意して、セントバーナードの寿命をしっかりと守ってあげましょう。

まとめ

草原で立っているセントバーナード

セントバーナードの寿命を延ばすためには、いつまでも健康に過ごせるように、気を付けて様子を見る習慣を身に付けましょう。

体全体に血が巡ることで、その流れにのってがん細胞が回っていく悪性リンパ腫や、胃が捻じれて血が循環せずに、そのまま放置すると、最悪命にかかわる胃捻転などの病気があります。

できる限り健康的に寿命を延ばしたいのなら、少しの異変でも獣医に相談した方が良いでしょう。また、意外にもセントバーナードにとって寿命を脅かすのが、肥満です。

できるだけ子犬の段階から太らないように管理する必要があります。その時期を無事にのりこえられたら、成犬になってから太ったとしても、運動や食事で管理ができます。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 女性 匿名

    セントバーナードの寿命は他の大型犬とほぼ同じで8歳~10歳なのですね。ただ、肥満には注意が必要なので食事面でのバランスや運動不足にならないよう気を付けて、少しでも長生きさせてあげたいですね。
    そしてセントバーナードは寒い地域で多く見られるイメージ通りに、寒さにはとても強いそうですが、高温多湿な環境が苦手だそうですので、エアコンでの室内温度設定には気を配ってあげた方が良いと思いました。
    そして記事によると、「悪性リンパ腫」や「胃捻転」といった病気にも注意しなければいけない犬種だそうで、日頃の愛犬とのマッサージなどの触れ合いを習慣化して、しこりや異変に敏感になるという事も忘れてはいけないのだと思いました。
  • 投稿者

    30代 女性 のの 

    セントバーナードと言えば雪山で遭難者を助ける救助犬として広く知られているかと思います。絵画やアニメなど、遭難者の体を温めるために首にお酒の樽を括り付けて雪山を行く勇猛果敢な姿はだれしも一度は見たことがあるでしょう。体は筋肉質で体重が100㎏に達する子もいるようです遺伝性の疾患の多い犬種としても知られていて、股関節成型不全の要因が多い傾向にあります。子犬の頃から一日一時間の散歩を欠かさずしっかり運動させることが予防につながります。成長するととても頼りがいのある風貌で、温和でおっとりとしているので、癒されること間違いなしですね。
  • 投稿者

    20代 女性 のん

    セントバーナードは体格が大きくずっしりしているイメージがあります。寿命は他の大型犬の 平均的な寿命とあまり変わらないのですね。悪性リンパ腫になる原因ははっきり分かっていないというやっかいな病気だそうですが、早期発見、早期治療をすることでその後と腫瘍の進行具合も変わってくると思います。胃捻転も大型の動物は注意すべき症状の1つですが、胃捻転を引き起こすような行動をとらせないようにしたり、普段からセントバーナードの様子をよく見てあげることが大事だなと思いました。セントバーナードを飼うには体格のことや病気を引き起こす原因の1つのストレスを与えないためにもある程度のセントバーナードが過ごすスペースが必要だと思います。セントバーナードが長生きできる秘訣は生活する環境がポイントになるということですね。アルプスの少女ハイジに出てくるヨーゼフのように、のびのびと動きまわれる環境があれば、私もセントバーナードのような大型犬を飼ってみたいと思いました。
  • 投稿者

    40代 女性 トマト

    セントバーナードと言えばのんきそうな風貌で回りを温かく包み込んでくれるような優しい頼りがいのあるイメージを持っています。なおかつ知能も高く聡明なところもあり、大型犬なのでなかなかマンションなどでは飼うのは難しいと思いますが、あこがれる犬種でもあります。
    大型犬だけに太りすぎないようにフードの調節や散歩がとても大切になってきますね。糖尿病や心疾患、股関節形成不全、腸ねん転など大型の犬種に多い見られる病気ですね。心臓は特に要注意だそうです。小型犬に比べ寿命も7~10歳と短いので少しでも長く家族でいられるよう注意をしてあげたいですね。
  • 投稿者

    女性 まるきりはれ

    ▪️雪山で颯爽と駆けつける、誰よりも頼りになる救助犬、『セントバーナード』その頼もしさとは裏腹に、普段はおっとりとしたおおらかな性格と人懐っこくユーモラスで愛嬌のある表情がたまらない、本当にチャーミングな犬種です。”ずっと一緒に暮らしたい”飼い主なら、誰しもが胸に抱く想いなのではないでしょうか?この記事の見出しを見て、私も、そう思った一人です。
    ○さてさて、体重100キロにもなる、『セントバーナード』やはり、長生きの秘訣は、肥満対策、とのことです。確かに、、、叔父の家にいた『ドンさん』も、かなりの”大飯食らい”でした!栄養の目安もなんのその、ものすごいがっつきぶりです。そこで家族が考えたのは、食事量をカバー出来るだけの、運動量の増加、つまり、散歩の時間を増やしました。何度かお手伝いさせてもらいましたが、想像をはるかに超えるキツさです。多少走る、、、なんてものではなく、全力疾走すること數十分。おかげで叔母さんは、当時アスリート並みの脚力がつき、自身のダイエットにもなったと話してくれました。
    ○ストレスは大敵、雪山が本拠地のセントバーナードにとって、暑さ対策は必須ですよね。叔父さんの家は、東北地方なので、比較的過ごしやすかったかと思います。それでもやはり、梅雨や夏には、ぐったり気味の『ドンさん』ボウル一杯の氷をガリゴリ食べている姿が夏の風物詩でした。
    ○『悪性リンパ腫』本当に恐ろしい病気です。この病魔に蝕まれ、『ドンさん』も旅立って行きました。家族全員、代わる代わるの看護体制で臨みましたが、とうとう、治ることはありませんでした。8年という寿命、もう少し、もう1日だけでも延ばすことができないか、、、『ドンさん』の周りで、家族が悲しみに暮れていた時間は、とても長く長く感じられました。
    ○”胃捻転”初めて知りました。字面だけでも、胃が捻れるなんて、恐ろしい病気です。しかも、原因も詳しく解っていない部分があり、発症して数時間で命を落としてしまう、その高速さに震撼を覚えます。記事にあった、4つの留意点を参考に、普段から異変などのサインを見過ごさないことが、大切ですね。
    ○普段から、細部まで丁寧に注意深く見守ること、不安なことがあれば、信頼できる医療機関の診察を受けることが、大型犬の長生きの秘訣と、再確認しました。それから、体重管理も要です。これは、人間にも言えることですよね。人もペットも、同じです。健やかに暮らせるよう、楽しく一緒に散歩しながら行きて行きたいと思いました。
  • 投稿者

    30代 女性 チョコミント

    これだけの大型犬ともなるとやはり寿命もかなり短めなんですね。平均で8~10歳なんて…。本当に犬の時間はあっという間ですね。うちの子はまだまだ現役!という感じで元気ですがセントバーナードならもう平均寿命を超えているんだな。一緒に過ごせる時間を大切にしていこうと改めて感じさせられました。
  • 投稿者

    30代 女性 ハッピー

    大きな体でイメージとしては長生きしそうなわんちゃんだと思っていましたがセントバーナードの重病が10歳前後が平均なんですね… 肥満になりやすいのは寒い雪山でも大丈夫なように脂肪を蓄えやすい体に進化したせいでしょうか。どのわんちゃんでも肥満は健康の敵ですが、セントバーナードは特に注意が必要そうですね。
  • 投稿者

    20代 女性 Chanko

    日本において非常に有名な犬種にもかかわらず、家庭犬として飼育されている姿を見ることがレアなセントバーナード。

    もしお目にかかれるなら、冬の山小屋で暖炉の前で温かい飲み物を飲みながらブランケットのように抱きつきたい…!

    17~19世紀から雪山で遭難者を救助するための使役犬のルーツから、かなりの運動量が必要だったり、寒さに強くて暑さに弱い犬種だと、どうしても日本のように夏が猛暑の気候だと、大変だったりするのかもしれませんね。

    がっちりした骨格と筋肉、ダブルコートの被毛で暑さに弱く、少々太りやすい・・・
    我が家ではフラッフィーコーギーが元気に走り回っていますが、彼も近からず遠からずな特徴を持っていて、親近感がわきました。

    寿命の短さや、遺伝性の疾患にかかりやすいというネガティブな点についても触れられていますが、だからこそ、だくさん思い出を作っている飼い主さんもいるようです。
    アメリカ・ニュージャージー州在住のボビーさんの愛犬、オディンは今年のはじめに骨肉腫を患いましたが、Bucket list(死ぬまでにしたいことリスト)をFacebookに掲載し、多くの人の協力により40以上の項目を成し遂げていく姿が話題になりました。
    <参考:https://patch.com/new-jersey/parsippany/odin-nj-dog-larger-life-bucket-list-passes-away>
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