足が短い犬種3選!特徴や飼うときの注意点まで

足が短い犬種3選!特徴や飼うときの注意点まで

いつの時代も大人気!"足が短い犬種"をご紹介します。ちょこまか動く短い足は、なぜだか守ってあげたくなる愛おしさを感じさせます。しかし、その体型がゆえの注意点もあるのでぜひご参考にしてみてください♪

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"短足犬種"好きさん集合!

短い足を必死に動かしてお散歩をする姿は、思わず応援したくなる可愛らしさがあります。短足犬種は時代を選ばず人気が高く、私の家の近所でもダックスフントやコーギーをよく見かけます。この記事では、足の短い犬種をその"特徴"と"飼うときの注意点"とともにご紹介していきます。

ダックスフント

ダックスフント

まずご紹介するのは、"足の短い犬種"と聞いたら誰もが思い浮かべるであろう「ダックスフント」です。短足犬種の代表犬と言ってもよいのではないでしょうか?人気犬種ランキングの上位に必ず入ってくるダックスフントですので、住宅街を歩くとかなりの頻度で出会います。

ドイツ語で"アナグマ"を意味するダックスと、"犬"を意味するフントを組み合わせてダックスフントはその名の通り、巣穴にいるアナグマを狩るための猟犬として改良されました。

特徴

身体的特徴は、胴が長くとにかく足が短いことでしょう。ぶんぶん揺れる尾は長く、前に長いマズルを持つためかなり嗅覚がよいです。耳は垂れ耳で、筋肉質なところもこの犬種の持つ特徴です。
毛色はブラック、ブラウン、クリームなどさまざま。毛質は、固く短いスムースヘアード、柔らかく長いロングヘアード、剛毛のワイヤーヘアードの3種類です。
サイズは3種類に分かれており、スタンダード、ミニチュア(一番ポピュラー)、カニンヘン(小さい)になります。

性格は友好的で朗らかだといわれています。しかし、元は猟犬のため気が強い一面もあります。

飼うときの注意点

ダックスフントは胴が長く足が短いため、どうしても腰に負担がかかります。そのためヘルニアになるわんちゃんがかなり多いのです。ダックスを育てる際には、ヘルニアになってしまわないよう腰への負担を減らすことが大事です。同様に、股関節への負担にも注意してあげてください。お散歩中に会うダックスの飼い主さんは、腰への負担を減らすため階段は必ず抱っこするようにしているとおっしゃっていました。体重管理も重要ですが、無理な運動(例えば、ジャンプや滑りやすいところを走らせるなど)はさせないようにしてあげてくださいね。
声がよく通るため、マンションで飼うようなら無駄吠えに注意が必要です。

コーギー

コーギー

牧畜犬として活躍していた「コーギー」は、ずんぐりむっくりの体型で何とも愛おしいですよね。牛に尾を踏まれて怪我をすることを避けるため、しっぽは短くされたそうです。(色の似たキツネと間違えないようにするため、との説もあります。)イギリスのロイヤルファミリーにも愛される、短足犬種の光のような存在かも!?

特徴

胴が長く短足なのは言うまでもありません。かなり短いしっぽを持ち、ときには生まれつき尾の無いわんちゃんもいるそうです。耳は立ち、筋肉質です。
毛色はレッド(私は比較的レッド&ホワイトをよく見かけます)、フォーン、セーブル、ブラックタン、トライの5種類があります。毛質は、やや硬い毛の下に柔らかい毛が生えたダブルコートです。
コーギーには"ウェルシュ・コーギー・ペンブローク"と"ウェルシュ・コーギー・カーディガン"という2犬種があります。

性格は、頭がよく飼い主に従順。とても活発で社交的だといわれています。

飼うときの注意点

コーギーは寒い地方の犬種のため、夏にはかなり弱いです。運動好きですが、同じぐらい食べることが好きなので体重管理が重要です。ダックスと同じように、腰と股関節に負担がかからないように注意してあげてください。ダブルコートという毛質を持つため、こまめにブラッシングをし、皮膚病にかからないようにしなければなりません。抜け毛がひどいため、家の中で飼う際にはこまめな掃除も必要です。
警戒心が強く、太い声で吠えることもあるので無駄吠えに注意してあげてください。

バセット・ハウンド

バセットハウンド

うさぎやキツネなどの小動物を狩る目的で改良されたバセット・ハウンドは、フランス原産の犬種です。なんと、マリリン・モンローが飼っていたそうですよ!靴のブランドのマスコットキャラクターにも起用され、世界中で愛され続けるわんちゃんです。

特徴

胴長短足で大きな頭を持ち、皮膚が垂れ下がった顔や体が特徴的です。長く垂れる耳は地面に付くほど。
毛色はトライカラー(ブラック&ホワイト&タン)、バイカラー(レモン、ホワイト)などがあります。毛質はシングルコートのため、短毛でお手入れは比較的楽です。
中型犬で、体重は20kg前後あります。

性格は、表情そのままのんびりして穏やかです。元は猟犬ですが、争いごとは苦手です。

注意点

上の2犬種と同じく、ヘルニアに注意が必要です。そしてバセット・ハウンドは遺伝性疾患が比較的多く、関節や眼病にも注意してあげてください。中型犬ではありますが、あまり多くの運動量を必要としません。短毛のためブラッシングは楽ですが、垂れた耳が地面に付いて汚れやすいので気をつけましょう。お散歩中に見かけるバセット・ハウンドは、耳が地面に付いて汚れないようにヘアバンドをしています。垂れた皮膚のしわに汚れがたまりやすいため、こまめに掃除をしてあげてください。
声が大きいため、無駄吠えに注意が必要です。

まとめ

走るダックスフント

足の短い犬種は、その特徴的な体型がゆえに腰や股関節に注意が必要です。室内での遊び方や抱っこの仕方にも気を付けてあげましょう。
今回紹介した3犬種以外にも、足の短い犬種は多く存在します。それほど人気が高いということなのでしょう。多くは狩りのため、猟犬として改良された犬種のようですが、当時から見た目の可愛らしさも含めて重宝がられていたのではないかな、と私は勝手に想像しています。

あなたがわんちゃんを飼うなら、短足派ですか?それとも足長派?^^

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