1.しつけは家族みんなで
チワワは自分の飼い主さんたちのことが大好きです。さらにその中から特別な1人だけを選び、常に寄り添うなんてことも・・・。
しかし、しつけは誰か1人に任せてはいけません。家族全員で取り組みましょう。
家族全員がしつけをする際に大切なのは「一貫性」です。
イタズラをしても叱るときと叱らないときがあったりしては、チワワはそれが悪いことなのかどうか理解できません。
これをしたら叱る、こうしたら褒めるなど、しつけのルールを全員で決めておくといいですね。
また、指示言葉も統一しましょう。
「待て」を教える際にママは「待て」、パパは「ウェイト」など指示する人によって言葉が変わってしまうとチワワが混乱してしまいます。
愛犬が混乱しないよう家族全員で言葉を合せておく必要がありますね。
2.指示の先読みをさせない
頭が良くしつけのしやすいチワワですが、その賢さが裏目に出ることもあります。
いつも同じ指示を同じ順番で出していると「次はあれだな」とチワワにパターンを読まれてしまうことがあります。
例えば、「おすわり」→「伏せ」をさせてからおやつをあげることが日課だとします。
いつもは飼い主さんの言葉を待ってから行動する従順なチワワですが、今日は「おすわり」のあと、指示を待たずに伏せをし、得意げな顔で見上げてくる…という経験はありませんか?
実は、これを許していると、チワワは飼い主より自分のほうが上だと思うようになってしまいます。
指示の先読みをされてしまったときは、再度別の指示を出し、できたらよく褒めてからおやつをあげてください。先読みを防ぐコツとしては、日によって指示の順番や種類を変えるとよいでしょう。
3.興奮しやすいチワワには「伏せ!」
みなさんのお家のチワワは、興奮して後ろ脚だけでピョンピョン飛び跳ねていることはありませんか?
とっても微笑ましい光景ですが、後ろ脚へのダメージが心配されます。チワワは膝蓋骨脱臼を起こしやすい犬種でもあります。
こうした興奮しやすいクセを持つチワワには、まず「伏せ」を教えてみると良いでしょう。
お座りよりも伏せの体勢のほうが、チワワをより落ち着かせることができます。
興奮してジャンプを始めたらすかさず「伏せ」の指示を出し、伏せをさせて愛犬を落ち着かせましょう。
4.叱るときは名前を呼ばない、低めの声で
愛犬を叱るとき、みなさんはどうしていますか?
叱る時に叩いたり(叩くフリも)、物を投げて威嚇することはもちろんいけません。
体格の小さいチワワからすると、人間の手はとても大きく怖いものです。
また、万が一投げた物が当たった場合、大ケガに繋がる可能性もあります。
チワワは臆病な犬種です。
このような叱り方をしても畏縮してしまうか攻撃的になるばかりで、良好な信頼関係は築けないでしょう。
チワワがいたずらをしたときは、すかさず「ダメ!!」と叱りましょう。
このとき、大切なのが「言葉は簡潔」にすること、そして、名前を呼ばないことです。叱るときに名前を呼んでしまうと、名前に悪いイメージがついてしまうからです。
ちなみに女性や子供の高い声よりも、男性の低い声のほうが犬は従いやすいとも言われています。
意識的に低めの声を出してみることも愛犬をしつけるときに効果的です。
まとめ
いかがでしたか?
以上、チワワのしつけで注意するポイントについてみてきました。
悪いことをしたら、愛犬を叱ることは必要ですが、褒めてあげることも重要です。愛犬にとって、飼い主さんの褒め言葉やスキンシップは大きなご褒美なのです。
また、飼い主さんが楽しみながら愛犬をしつけることも大切です。飼い主のピリピリした気持ちをチワワは敏感に感じ取ります。ゆったりと、彼らと向かい合ってみてください。
チワワはしつけかた次第で小さな暴君にも愛らしい相棒にも変身します。
上手にしつけて、チワワとの生活を送りたいですね。
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女性 コアラ