ミニチュアピンシャーの寿命について

ミニチュアピンシャーの寿命について【獣医師監修】

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ミニチュアピンシャーの寿命は、他の犬種と比較すると長生きする犬と言えます。しかし、ミニチュアピンシャーの寿命は個体それぞれ違います。この記事では、ミニチュアピンシャーの寿命や病気について紹介しています。ミニチュアピンシャーの寿命を延ばすためのコツや対策も解説しています。愛犬との生活にお役立てください。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

ミニチュアピンシャーの平均的な寿命

ミニチュアピンシャーの横顔

ミニチュアピンシャーの寿命は約13年と言われています。これは、人間の年齢で64~72歳に換算されます。ミニチュアピンシャーの寿命は他の犬種と比べると比較的長く、犬種固有の病気は少ないと言われています。

しかし、先天的な病気などもあるので、一概にミニチュアピンシャーの寿命を決めつけてしまう事はできません。ミニチュアピンシャーの寿命と関連した、特徴ゆえの病気が発症することも考えられます。

ミニチュアピンシャーの寿命に関わる病気

ミニチュアピンシャーの上目遣い

ミニチュアピンシャーは、運動神経が抜群で、アメリカでは麻薬密売の護衛犬として走り回って活躍するほどです。ですが、どんなに高い身体能力あり、丈夫そうな犬でも注意しなければならない病気が必ずあります。ここでは、ミニチュアピンシャーの寿命にも関わる病気について説明していきたいと思います。

レッグペルテス病

生後数か月から1歳くらいの成長期にみられる、股関節の病気です。原因はわかっておらず、予防することも難しいのが現状です。

  • 足を引きずったり、股関節周辺を触られたりするのを嫌がる
  • ほとんどの場合、片足だけに起こるが、両足の場合もある
  • 症状が軽い場合、運動量を抑えたり、鎮痛剤を投与したりする

症状を抑えることはできますが、進行を止めることは難しく、痛みがひどい場合は手術が必要になります。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼は後ろ足の膝蓋骨が外れてしまう病気で、先天性、後天的なものがあります。

  • 激しい運動をしたがらなくなる
  • 散歩中など立ち止まり、動かなくなってしまう
  • 初期症状では気づきにくい

症状がひどくなると歩行困難にもなり得る、小型犬に多い病気です。そのため脱臼の程度によっては、早い段階で手術を受ける必要があります。定期的な健康診断を受け、状態のチェックをすることが必須と言えます。日頃からスキンシップを図りながら健康チェックをすることで、早期発見に繋がるかもしれません。

ミニチュアピンシャーの寿命を延ばすための注意点

ミニチュアピンシャーの伏せ姿

ミニチュアピンシャーの特徴からも見える、寿命に関連して注意したいことがあります。

耳のケア

ミニチュアピンシャーは立った耳が特徴です。耳のケアを怠ると外耳炎になることが多いようです。

  • ニオイが強い耳垢がたまり、外耳道という部分に炎症が起こる
  • 痒みと痛みを伴い、痒さのあまり、引っ掻き、化膿してしまうこともある
  • ダニなどからの感染によるものもある

いつも以上に耳を気にするとき、耳が匂う時など、動物病院へ行くことをオススメします。ミニチュアピンシャーによっては、耳掃除を嫌がることもあります。その際は、汚れを拭き取る耳そうじシートや少量のユーカリオイルをしみこませた綿棒を使用してみてはいかがでしょうか。また、耳介が薄いので寒い時期に血液循環が悪くなることから耳の端が壊死を起こすこともありますので耳介のチェックも大切です。

脱毛症

ミニチュアピンシャーの寿命に関わる恐れは低いものの、注意が必要です。シングルコートの被毛にもかかわらず、換毛期に被毛が生え変わる現象が起こります。また、病気で顔、尻尾など部分的な脱毛、または、体全体の毛が薄くなることがあります。原因は、ホルモンの異常、ノミ、ダニなどが原因の場合もあります。

  • 皮フの赤み
  • 発疹や痒み
  • フケが多い
  • 毛が抜ける
  • 毛ヅヤが悪い
  • 皮フの黒ずみ

上記のような症状が起こるため、日頃のケアが必要です。

寒さは大敵

ミニチュアピンシャーは短毛種なため、寒さは苦手な犬種です。ミニチュアピンシャーの寿命へも関連する、胃腸障害を引き起こすことも考えられます。冬場の室内適温は、20~26度と言われています。エアコン、ファンヒーターなどを用いて温度調整をしましょう。

ペットショップでは、ケージ、ベッドでも使用できるペット用のペットヒーターも販売されています。また、寒さ対策として、洋服を着せてみてはどうでしょうか。室内用の洋服、散歩などの際のアウターを用意しておくと良いかもしれません。

寒さだけではなく、夏場の強い日差しにも注意が必要です。ミニチュアピンシャーの寿命をも脅かす、熱中症になることもあります。日差しの強い時間の外出は避けるなど予防が必要です。

ミニチュアピンシャーは、ジャンプ力、脚力もあり、運動神経が高い犬種です。やんちゃな子も多いため、ケガをしないように気を付けたいですね。

ミニチュアピンシャーの寿命を延ばすための対策

眠っているミニチュアピンシャー

ミニチュアピンシャーの寿命とともに、長生きをするために対策をしてあげる必要があります。ミニチュアピンシャーの寿命は13歳と言われていますが、7歳くらいからシニア期に入ります。また、10歳くらいから老化が始まると言われています。

  • 動きが鈍くなり、寝ていることが多くなる
  • 口臭がきつくなる
  • 鼻筋など白髪が目立ってくる
  • 目が濁ってくる

このような兆候が見えてきたら、シニア期へ突入したと考えられます。シニア犬対応のドッグフードに切り替えたり、運動量を抑えてあげたり、足腰への負担を軽減してあげましょう。ミニチュアピンシャーの寿命も考え、徐々に、シニア犬の生活へと切り替える必要があります。

ミニチュアピンシャーの寿命に関するまとめ

お散歩中のミニチュアピンシャー

ミニチュアピンシャーの寿命について、病気や長生きできるための対策を紹介しました。ミニチュアピンシャーは運動神経が高く、また、飼い主に忠実な犬種です。飼い主さんの飼育の下、病気、ケガに注意し、やがて訪れるシニア期への準備を心得ておく事が大事です。

日々の生活の中で、お互いの絆も深めながら同じ時間を共有して行けたらいいですね。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 MOCHI

    ミニチュアピンシャーは見た目小さいですが、とても運動能力が発達していてなかなかアクティブな犬だと思います。見た目もピシッとしていて、なんだか無駄な贅肉は無さそうに感じますよね。しかし、ミニチュアピンシャーのブリーダーをやっている友人が、記事にも書いてあるように「股関節の病気になる可能性がある」と言っていました。遺伝性が考えられると言っていましたが、運動能力の高い犬の場合、股関節の病気はイタイですよね・・・。手術も必要になることがあるなんて、かわいそうです。他にも耳や脱毛症など、いろんな病気になることが考えられるのですね。とても丈夫そうなので、意外でした!大切な愛犬には長生きして欲しいと、犬を飼っている人だったら必ず思っているはずです。日々体などをよくチェックしてあげて、定期的に検査に行くことが大切なことだと思いました。
  • 投稿者

    女性 桜茶

    ミニチュアピンシャーは小型犬ながらも運動量が多い犬種なので、ある程度走り回れるスペースが必要になります。お庭が広いと理想的ですね。短毛なので寒さにはめっぽう弱いので、冬は体温調節のために服を着せたり、室内であっても暖かく過ごせる工夫が必要になります。小型犬で寒さに弱い犬種には多いですが、低体温症に特に注意が必要です。眠る時は電気カーペット(犬用)か人間用なら電気アンカも役に立ちます。低温火傷にならないように上にタオルを敷いたりして使用しましょう。
    ベッドもハウスタイプの方が暖かく過ごせます。冬の間だけでも屋根のあるクッション素材のものを用意してあげるのも良いですね!

    ミニチュアピンシャーは綺麗好きなので自分のスペースを汚すことはないそうですが、汚れているとちょっと落ち込む子も。ストレスになってしまうこともあるので、ミニピンがいつもいる場所は綺麗に保つようにしてあげてくださいね。
  • 投稿者

    30代 女性 nico

    友人知人にミニピンを飼っている人が2人います。しかもどちらもミニピンの多頭飼いです。多頭飼いしたくなるくらい魅力的な犬種ということでしょうね!時々一緒に散歩させてもらうことがありますが、とっても元気で陽気な子たちで一緒にして楽しいなという感じです(^^♪小さくても筋肉質でしっかりとした体でスポーツマンという感じ。でも足がとても細くてピョンピョン跳ねる姿を見るとちょっとドキッとします。それにしても、この記事で「垂れ耳だから外耳炎に注意」とされていて、ミニピンって垂れ耳だっけ??と不思議に思ってしまいましたが、断耳されている印象が強くあったのですが本当は垂れ耳だったんですね!そういわれて思い返してみれば知り合いのミニピンちゃんもそれぞれのお宅で耳が違いました。何か犬にとってのメリットがあれば別ですが、見た目のためだけの断耳や断尾は色々と考えさせられてしまいますね。
  • 投稿者

    30代 女性 komanu

    ネズミを捕るのが上手なミニチュアピンシャーは、警察犬などで活躍するドーベルマンの先祖となった犬種です。耳の軟骨を切られているとぴんと立った耳になります。また、断尾する習慣もありますが、最近では世界的に断耳、断尾は良しとしていない傾向にあります。
    とても元気に飛び回っているイメージです。別名のレイ・ピンシェルの通り「小さな小鹿」がぴったりの犬種ですね。やはり見た目からして細い手足なので骨折には気を付けたいですし、被毛も薄く寒がりなので洋服などで体温調節をするのがおすすめです。さらに、ミニチュアピンシャーには食いしん坊の子が多いので、体系維持にも気を付けたいところですし、シニア犬になって飛び回っていると思わぬケガをしてしまうことがあるので、飼い主さんは気を付けておきたいですね。
  • 投稿者

    30代 女性 ホワちゃん

    平均寿命13年でも他に比べると長めなんですね。本当に犬の寿命って短いですね。犬が人に及ぼす影響の大きさと寿命の長さが比例しないというか、存在感が大きいのにあっという間にいなくなってしまうんだなぁと悲しくなってしまいます。飼い主としてはできる限り健康に過ごさせてあげるために食事や運動に気を配ることだけですね。
  • 投稿者

    20代 女性 まる

    ミニチュアピンシャーの寿命は13年程なんですね。小型犬なので意外と短いなという印象でした。また、やはり大きな耳が特徴でそれがとても可愛らしいですが病気にもなりやすいんですね。他にも股関節症など犬種によってなりやすい病気があるんだなと勉強になりました。やはり定期的な検査はお金をかけてもやってあげた方がいいんですね。わたしの愛犬はミニチュアピンサーではないですが検査受けようかな…。
  • 投稿者

    女性 匿名

    我が家のミニチュアピンシャは男の子で13才になりますが、
    ここ半年弱は下痢が続き、下痢止め、抗生物質、整腸剤を処方して貰い、
    ドッグフードを主治医推奨の消化器系サポートの物に変えたり色々と試行錯誤してますが、下痢が治らなく体重が激減してます。栄養不足から体力、視力も衰えてるのでもっと食べさせたいのですが、食べさせると下痢してしまい。
    下痢をし易いわんちゃんを飼っておられる方でお薦めの下痢対策が有る方は
    教ええて頂けると助かります。よろしくお願いします!
  • 投稿者

    50代以上 女性 匿名

    我が家のミニピンは幼少期にはいつも下痢をしていました
    お薬も飲ませた時にしか役にたたない、整腸薬やビフィズス菌も試しましたが今一つ。
    少しかわいそうな気もしましたが与える水分を制限して見ました
    ドッグフードの後と他は3時間以上空けた後、温度もお湯と水を混ぜたぬるいもの、
    成果があったのか1カ月もしないうちに下痢が改善しました

    寒さには本当弱い犬種です
    寒くなると耳の先がしもやけになります
    保温はかなり必要だと思います
  • 投稿者

    40代 女性 匿名

    我が家でも13歳のミニピンを飼って居ます。
    心臓が悪く治療食を食べさせて居ます、利尿劑を飲ませていますが、それ以外にもコエンザイムQ10や、DHA,EPA、コラーゲン、オルニチン、ビタミンC,B2、目のサプリ、カルシウム、ビオフェルミンを与えて居ます。下痢は以前していましたので、毎朝低脂肪ミルクにビオフェルミンを混ぜて与え、ヒルズプリスクリプションのW/d缶詰を1日3食の内の1食与える、今では凄く良いうんちをして居ます。でも、もしかしたら原因が他に有るのかも知れませね。獣医をかえられたら如何ですか?今は、個人の獣医よりも救命センターとか、動物医療センターとか、専門的な医療設備の整った獣医師が良いと思います。
    回復される事を祈って居ます。
  • 投稿者

    30代 女性 キンタロー

    私も7年ほど前まで、ミニチュアピンシャーを飼っていました。知り合いの方から譲り受けたのですが、それまで犬が好きだった私でも初めて飼う犬でした。
    田舎ということもあり、飼い始めた当時はまだ、ミニチュアピンシャーは珍しく、散歩をしていると何の動物?と聞かれたこともありました。
    脚が細く、体も小さいため、バンビのようだと言われたものです。

    しかし、飼ってみると小さな体に似合わず活発で、勇敢で勝ち気なところがありました。
    主人と認めた父親の指示しか従わず、なかなか言うことを聞いてくれないため、家族はしつけに苦労しました。
    訪問者に対しても、警戒が強くて吠えるので、番犬の役割をしっかりしていました。

    記事にもあったとおり、とても寒がりで、冬は猫のようにコタツにもぐり込んだり、布団に入ってきたりしていました。
    雪の降っている日は、散歩に行こうとすると嫌がり、洋服を着せていました。

    16歳まで生きたのですが、定期的に獣医さんには通って健康診断を受けていました。
    脚が細いため、肥満には気をつけるように言われていました。
    やはり、日頃の健康管理が大切なのだと思います。

    おじいちゃん、おばあちゃんになっても、スリムで子犬のような見ためで、性格はドーベルマンを思わせる勇敢さを持ったミニチュアピンシャーの魅力をたくさんの人に知ってもらいたいですね。
  • 投稿者

    50代以上 女性 匿名

    家では、13歳の高齢のミニチュアピンシャーに、
    舞茸、ゴーヤ、ブロッコリー、蒸し大豆、カボチャ、さつまいもを全てレンジで蒸し茹でにして
    ミルサーでムース状にし、高齢なのでヒルズのプリスクリプションi/d缶50㌘に各小さじ1杯を毎食トッピングして与えています。舞茸が腫瘍に効果が有ると聞き、2ヶ月程与えていますが、本当に良性の腫瘍がカチカチだったのに、最近では腫瘍が柔らかく半分以下の大きさになりました。うんちも凄く良いうんちで、13歳とは思えない位ピョンピョン跳ねて凄く元気で食欲も旺盛です。
    2日に一度のトッピング作りや、食事時に計って与えるのは大変ですが、他のサプリメントと併用して頑張って元気に過ごさせてあげたいと思っています。
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