肉球が冷たい!もしかしてうちの子…冷え性かも!?

【獣医師監修】肉球が冷たい!もしかしてうちの子…冷え性かも!?

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あなたの愛犬の肉球、ひんやり冷たくなっていませんか?もし冷たかったら、冷え性かも!?犬の冷え性について調べてみました。寒ーーーい冬がやって来る前に要チェックです!

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬にも冷え性はあるの?

ファンヒーターの前であくびをする柴犬

童謡の歌詞にも♪犬は喜び庭駆け回り♪とあるように、寒さには強いイメージの犬ですが、実は犬にも冷え性があるんですって!意外で、ちょっと驚きますよね?

わたし自身も含め、「犬=寒さに強い」と思い込んでいる方は多いかと思いますが、犬種や年齢によって寒さに弱かったり、室内飼いで暖かい温度に慣れてしまって寒さを感じやすくなっているようです。ああ、なるほど!寒さに強いはずの和犬であるわが家の愛犬がファンヒーターの前を占領するのは、温室育ちだからなのね!わが家の愛犬は、雪が降っても喜んで庭を駆け回りそうもありません……。

寒さに弱い犬って?

マルチーズ

寒さに弱いとされるのは、原産国が暑い国の犬種やマルチーズ、シーズー、パピヨン、チワワ、プードル、ヨークシャー・テリアなどシングルコートの犬種です。また、体温調節が上手くできない子犬やシニア犬も、寒さに要注意です。

シングルコートの犬種は被毛がフサフサ、モコモコしていて見た目は暖かそうなのに、実は寒さに弱いのですね。見た目で判断は禁物のようです。

犬の冷え性のサイン

犬の冷え性のサインには、

  • 肉球が冷たい
  • いつも体がブルブル震えている
  • 歯茎の色が白い

などがあります。愛犬にこのような症状があったら、冷え性かもしれません。そう言えば、わが家の愛犬……たまーーーにですが、肉球が冷たいときがあります。冷え性の予備軍なのかも!?

肉球

冷え性が原因で心配される病気や症状

寒い時期に愛犬が歩くのを嫌がる、足を痛がるなどの症状が見られたら、冷えによって血行が悪くなり、筋骨格系の疾患を起こしているのかもしれません。関節炎、椎間板ヘルニア、膝蓋骨脱臼などが心配されます。

犬が冷え性になると人間と同じように体力が落ち、病気に対する抵抗力が低下します。その結果、様々な病気に罹患するリスクが高まってしまいます。筋骨格系の疾患以外に、冷え性が原因でどのような病気が心配されるのでしょうか?

  • 呼吸器系の疾患
  • 泌尿器系の疾患
  • 感染症
  • 低体温症

などが心配されます。

「風邪は万病の元」とよく言いますが、冷え性も万病の元なのかもしれませんね。冷え性が原因で、愛犬が病気になってしまったらかわいそうです。もし愛犬が冷え性ならば、早く改善してあげなくてはいけません。

マフラーをした犬

犬の冷え性の改善法

室内の温度を快適にする

犬の冷え性の改善にはまず、普段の生活環境の温度を暖かくしてあげるのが簡単で良さそうです。エアコンや暖房器具で室温に気をつけてあげましょう。

人間よりも体温の高い犬に快適な室温は、18~22℃と言われています。人間にはちょっと寒く感じるぐらいの温度が、犬には快適なのですね。人間に快適な温度に合わせて、部屋を暖めすぎないように注意しましょう。

新陳代謝をアップする

人間がそうであるように、犬の場合も新陳代謝をアップさせると、冷え性の改善につながります。

寒いと動いたり、外に出るのを嫌がる犬がいます。わが家の愛犬もその1頭。冬のとても寒い日は、引きずるようにして散歩に連れ出したりします。外へ出てしまえば、諦めて歩き出しますけれど。

人間も暖かい部屋から寒い外へ出るのは嫌なものです。でも寒いときこそ、散歩や運動をして血行を良くし、飼い主さんも愛犬も新陳代謝をアップさせましょう!

体を温める食材を摂る

体を温める食材を愛犬の食事に取り入れて、体の内側から温めてあげるのも冷え性改善につながります。体を温める食材には、ラム肉、レバー、玄米、納豆、イモ類、カボチャ、ニンジンなどがあります。

人間には良いとされている食材でも、犬には避けなくてはいけない食材があります。体を温める食材であっても、それが犬に与えても大丈夫な食材なのか、きちんと確認してからあげましょう。

まとめ

寒さに強いはずの犬にも冷え性なんてちょっと信じ難いですが、本当に犬の冷え性はあります。そして、室内飼いが主流となっている昨今、冷え性の犬が増えてきているようです。

たとえ今は冷え性のサインが出ていなくても、そのままずっと冷え性にならないとは限りません。スキンシップを兼ねて肉球が冷たくなっていないか、震えていなか、歯茎が白くなっていないかなど愛犬をよくチェックして、冷え性のサインを見逃さないようにしましょう。もし冷え性のサインが出ていたら、病気になる前に改善を!

冷え性の改善法は予防法にもなります。「犬=寒さに強い」という固定観念は捨てて、冬本番になる前の今から新陳代謝のアップなどを心がけ、愛犬が冷え性にならないように予防してあげたいですね。

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