ポメラニアンに散歩って必要?
超小型犬や小型犬は、お散歩は必要はないと思ってらっしゃる方は少なくありません。
しかもその中でも体も小さくてお家の中で走り回ったりオモチャで遊んだりと元気いっぱいであれば、お散歩は必要ないだろうと思ってしまうのもわかります。
私の場合、身近な例ではご近所の小型犬ちゃんがそうです。お家で元気に遊んでいるからと、お散歩は年に数回で、抱っこしてお外を眺めるのが好きだそうです。
ですが、そんなわんちゃんにもお散歩は必要です。
そして、今回お話するポメラニアンも、愛らしい「お家犬」というイメージが強いですが、じつはお散歩がとっても必要なわんちゃんです。
ポメラニアンの性格
まず、ポメラニアンの性格をご存じですか?とっても好奇心旺盛で、活発!なにより活発!!そして勇敢がゆえに警戒心も強く、吠えることもしばしば。
だからこそ、散歩が必要なのです。
散歩をすることで、好奇心を満たし、パピーの時期からお散歩することで、外の世界になじませる事が出来ます。そうすれば、勇敢さを備えながらも無駄吠えのないわんちゃんに育てていくことも出来るのです。
そしてなにより活発な性格ですから、私達からしたらお家で元気に遊んでいるのを見て、「十分運動をしているし満足だろう」と思ってしまいます。しかしそれだけではポメラニアンからすると運動量は足りないのです。
ストレス発散のためにお散歩は必須です。
このように「行動欲求」を満たしてあげることで、ポメラニアンの持つ個性を良い方向へ持って行くことができるのです!
ポメラニアンの散歩のコツ・時間
ポメラニアンにお散歩は必須!とお話しましたが、長時間のお散歩は必要はありません。
理想は朝夕の二回15分ほどお散歩がおすすめです!
お散歩時は、ポメラニアンらしさ発揮し、少し大変かもしてません。そこはしっかりと愛犬をコントロールする必要があります。
匂いを嗅いだりすることは行動学的にも必要ですし、エネルギーを消費するので、とても良いことです。しかし落ちているものなどを、興味本位から口にしたりしないように、十分注意してお散歩をしましょう。
また、勇敢がゆえにお散歩ですれ違うわんちゃんに吠えてしまうかもしれません。
そんな時には、コース変更したり、他の犬から注意を逸らす訓練(「つく」「お座り」「リーブ※」などのコマンド)を教えて、どんなわんちゃんが来てもお利口さんに散歩できるようにしつけてみてください。
ポメラニアンはとっても賢いわんちゃんでもありますので、すぐに覚えてくれるでしょう。
※他の犬や物(台車など動く物)から注意をそらすコマンド。十分な訓練が必要です。
ポメラニアンを散歩させる時の注意点
ポメラニアンをはじめ短足で体の小さなわんちゃんは、照り返しでかなり体が暑くなりますから、朝夕の涼しい時間のお散歩を!
お散歩の際には地面を飼い主さまが触って温度を確かめてくださいね。
雨の日の室内の運動は追いかけっこやかくれんぼを教えておくと、一緒に運動できるのでオススメです。プラスオモチャで綱引きなどで噛みたい欲求も解消させるというW効果を使うのもいいですね♪
また、お散歩時に注意すべきは段差。もしあなたの愛犬であるポメラニアンが少し肥満であれば、特に注意しましょう。ポメラニアンは病気になりにくい犬種として有名ですが、実は骨が弱い犬です。
ですから、「骨折」や「脱臼」になりやすいので、段差やちょっとした障害物には注意が必要です。
ポメラニアンとのお散歩中の「ここ」に注意!みんなの体験談
お散歩中に出会ったポメラニアンのエピソードや、ポメラニアンを飼っている飼い主さんから散歩中に気を付けている事を聞いてみました!
女性 30代
愛犬と真夏の散歩中、ポメラニアンを2匹連れてる人が前から歩いてきました。1匹はチョコチョコと歩いて、もう1匹は抱っこされていました。
私の愛犬は犬が大好きなので遊ぼうと必死に誘ってましたが、ポメラニアンは見てるだけで大人しくしていました。
飼い主さんにお話を聞くと、歩いてる子は5歳で犬に対しても人に対しても落ち着いてて激しく遊ぶことをしないそうです。
抱っこされてる子はまだ生後4ヶ月程で散歩にも慣れてなく、1日のうち10分〜15分程しか外に出してないとのことでした。
その子は愛犬に対して興味はありましたが、少し引き気味で怯えた感じだったので、愛犬が飛びついたり怖い思いをさせないよう凄く気をつけました。
それでも飼い主さんと話しながら時間をかけ慣れさせてたら、いつの間にか恐る恐るヨチヨチと愛犬の方に近づいてきてくれました。体が小さいので私は愛犬のリードを抑えることに必死でした(笑)
ご近所さんなので今でも散歩中たまに会い、今では愛犬と同じぐらい大きくなって仲良く遊んでくれます。
女性 40代
基本中の基本の形である、飼い主さんとちゃんとご挨拶をしてから、ポメちゃんが警戒心を解いてくれたようなら、我が家の積極的な愛犬がご挨拶できるようにする・・と段取りを間違えない様にしています。
成犬のポメラニアンは、チワワやMダックスほど気難しい子は少なく、個性のバラエティはトイプードルほど幅広くはないように感じますが、時々臆病な子もいるような・・(あくまでも私の周囲にいるワンちゃんと我が家の愛犬の相性から抱く個人的印象なのですが)
後、膝関節が弱点とも聞いていますので、あまりに激しいスキンシップも避ける様にしています。何度かドッグランにいっていますが、人気小型犬にも関わらず、ポメちゃんとだけは1度も会ったことがないのは、ひょっとしたら、上記の様な理由かなぁと思いますので。
女性 40代
我が家のポメラニアン(生後6ヶ月)が、散歩の時に注意している事は、拾い食いです。
時々ウサギのようにピョンと跳ねるのですが、実はよく見ていると、そのタイミングで拾い食いをするのです。
ポメラニアンの象徴でもある、モフモフの毛が死角になって、いつも一瞬の出来事です。
先日も、ウォーキングをしているおじいさんとすれ違う際言葉を交わしている隙に、使い捨てのおしぼりを発見しくわえていました。一度口にすると放そうとしないので、口から取り出すのも一苦労です。
拾い食いは呼吸困難や腸閉塞を引き起こし、命に関わる事もあると聞くので、きちんとしつけなければと思っています。
まとめ
ポメラニアンは、ポメ微笑み攻撃をしてきます(笑)
ですから、ついつい多少のイタズラでしたら、「かわいいから♪」と見逃してしまいがちですが、パピー時からしっかりとしたしつけが必要なわんちゃんです。
とっても賢いわんちゃんゆえに、しっかりとパピー時からのしつけが大事になってきます。
飼い主さんの何気ない行動で、これはいいのか、とポメラニアンはどんどん学習していってしまいます。
あとから困った!!とならないように最初が肝心です!ポメラニアンは、運動不足や不満があると吠えまくってしまったり、しつけをしたはずが全く言うことを聞かなくなることもあります。
そんなことにならないためにも、しっかりとしつけをして、運動を怠らないことをしっかりと頭に入れておきましょう。無駄吠え対策でもよく言われていますが、お散歩での行動欲求の解消を毎日行いましょう。
これだけでもポメラニアンちゃんの生活ぶりはかわってくると思います。
▼ポメラニアンについて詳しく知りたい方はこちら
ポメラニアンの性格について
ユーザーのコメント
40代 女性 ぱん
そして散歩は犬にとって1日のうちで最も楽しい時間かもしれません。
庭があるお家では庭に放し飼いにしているから大丈夫なの、という飼い主さんもいるのですが、それは自分の領域だけで過ごしているだけで、大きな運動はしてませんので散歩とは違います。
散歩により外の世界を見せてあげると、いろいろな刺激を受けて好奇心が刺激されます。また社会性を身につけるいい機会です。
あまり外に出ていない子は神経質で臆病なになりがちです。
犬によって個体差があり運動量も違うと思いますので、お散歩後の愛犬の様子を観察してあげてくださいね。
またわたしが毎日愛犬を連れて行く公園には、いつもポメラニアンとお婆さんがベンチに座っています。聞くとポメラニアンは老犬だそうで、歩くことがあまりできないとのこと。
しかし毎日犬に外の刺激を与えて長生きをしてもらいたいそうです。
シニア犬になっても外の刺激に触れることは大切なのです。また老化の進行を緩やかにすることができるといわれています。
散歩はストレス解消だけなく、健康維持にも役立ちます。愛犬とコミニュケーションする時間として大切にしてあげたいものですね。
40代 女性 ネーブル
猫の場合は、子猫の時から室内飼いならその環境での飼育が問題ないとされていると話に聞きますが、犬については、怪我や病気、体調不良や天候不良という場合は別として、散歩に行かなくていい犬種がいるなんて聞いたことがありません。ショップやブリーダーさんから説明はされているはずですから、情報や知識がないというより、飼い主さんの自己都合(散歩に行くのが面倒、身体がしんどい)が要因かと感じます。
余談ですが、散歩中に出会うポメラニアンちゃんは、個体差・性別・年齢による違いはありますが、フレンドリーで好奇心おう盛な子が多いという印象があります。何より、飼い主さんと一緒に外で過ごせるのが嬉しいんでしょう、「ポメ微笑み攻撃」の破壊度はすごいものがあります(笑)
女性 めーぷるばなな
ポメラニアンは小型犬で運動量は少なくて良いと思う方もいますが、意外と体力はあります。
家の中や庭だけでは、なかなか外の世界が見れないですし仔犬の頃からお散歩でお外を経験することで、すれ違う人や犬や車や全てにおいて初めての出来事を経験することが躾や生活する上で大事になってきます。
うちの子の散歩量は1日1.2回15分〜1時間まで様々ですが、普段はそんなに長時間のお散歩はしていません。
うちの子は15分も歩けば満足して帰ろうとしたりもするのですが、ポメラニアンでもお散歩が好きな子は1時間以上歩く子もいるそうです。
そんなに長時間のお散歩は必要ないですが毎日15〜30分程度のお散歩は行ってあげると良いかなと思います。
適度な運動は、ストレス発散にもなり寝つきも良くなるのでイタズラが減る場合もあるそうです。
ポメラニアンは〝ガラスの脚〟と言われるくらい骨が細く骨折しやすい犬種でもあります。
好奇心旺盛な子が多く段差など足場の悪い場所でも歩こうとするので、飼い主さんが注意してあげると良いと思います。
普通にしていれば骨折したり怪我をする事もないですが。
高齢になるにつれ運動量が減り、お散歩の量も減りがちになります。若い健康なうちから運動しお散歩などで筋肉をつけてあげる事は後々大切だなと実感すると思います。
ポメラニアンや小型犬を飼っている方や飼う予定のある方は、散歩に連れて行ってあげてくださいね。
季節によりお散歩コースを変えたり、時には遠出をする事もありますが、楽しいですし、愛犬も喜んでくれますよ♪
女性 もふころ
あと体高が低いので段差が大変です。平坦な道を散歩するといいそうです。
女性 ニックネームはニック
時間は、散歩する人の年齢や体力で速度はまちまちです。つまり、距離に換算すると差が出る。若い人は歩くのが早いので、同じ15分の散歩でも1㎞くらいいけてしまうでしょう。老人は逆に歩くのが遅いので同じ時間でもそれほど長い距離を歩かない。男女でも差は出ます。
当のポメも同様で、幼犬か成犬か老犬か、あるいは2.5kg前後の小型のポメか、4kg以上の一般的な大きさのポメかによっても、歩く速度や体力が違いますので、時間換算だと距離が違います。
散歩する人の速度に慣れていれば、小型のポメでも早く歩きますし、大型のポメでもゆっくり歩きます。当然、同じ時間の散歩でも、実数としての距離は違ってきます。
なので、(できれば体重ごとに)散歩にかけるべき、あるいはここまでならしてもよい「距離」を知りたいのです。
ですが、どのサイトを見ても書かれていない…(泣