白ポメ(ポメラニアン)の魅力
可愛い
ポメラニアンはその愛くるしさが人気の理由ですが、白ポメは他のポメラニアンよりもダントツで可愛いと人気が高いです。真っ白でふわふわな毛に、まるで雪玉のようなビジュアルが思わず抱きしめたくなってしまうのだとか。そのあまりのかわいい姿に、犬好きだけではなく、犬をそこまで知らない人でも「かわいい・・・」と呟き触れたくなってしまうほどです。
甘えん坊
見た目が愛らしいだけではなく、性格も甘えん坊で飼い主のことが大好きになりやすいのも人気が高い理由の一つです。見た目がかわいいだけならば、よくある話ですが性格まで甘えん坊で見た目通り天真爛漫な性格をしているとなると、夢中になる人が多くなる理由もわかりますよね。
活発で元気
白ポメは見た目がぬいぐるみのようなので大人しい犬なのかな?と思われがちですが、実はとても好奇心旺盛で活発な犬でもあります。様々なものに興味をもち、飼い主とたくさん遊び、元気に跳ね回る姿を見ていると大変癒されます。
その活発に動いている姿を見ると「まるでぬいぐるみが動いているみたい!」という印象を持つのも、白ポメが魅力的だと感じる理由でもあります。
カットスタイルが豊富
白ポメの人気はカットスタイルが豊富な点もあげられます。もともとポメラニアンはカットスタイルが豊富なため、自分のお気に入りのスタイルを愛犬に施してあげるのも楽しみの一つではありますが、白ポメはビジュアルがとにかくかわいいため、テディベアカットを楽しんだり、ライオンカットを楽しんだりしても、かなり見栄えがよくなります。
もちろん、他のカラーのポメラニアンでもかわいいでしょうが、白ポメのぬいぐるみのような愛くるしさは唯一無二だと言えるでしょう。
白ポメ(ポメラニアン)は珍しいカラー?
白ポメはSNSや写真などではよく見かけますが、実際に飼っている人やペットショップで売られているのを見たことがないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?それもそのはずです。実は、白ポメは希少な被毛カラーで市場に出回ることが少ないのです。
ポメラニアンの定番カラーであるオレンジやクリームやブラックは頻繁に見かけますが、白ポメのホワイトカラーは前述したものよりも少なく、ペットショップで並ぶことはほとんどないようです。ただ、希少性が高い割には人気が高いカラーとなっていますので、値段は少々高めに設定されるかもしれませんがブリーダーに問い合わせることで、家族に迎えられる可能性はあります。
ちなみにホワイト以上に希少性の高いカラーはチョコレートのようです。チョコレートは繁殖が難しく、市場に出回ったとしてもかなりの高額な設定となっている場合がほとんどなのだとか。
白ポメ(ポメラニアン)の性格
甘えん坊で人懐っこい
白ポメの魅力でもご紹介しましたが、ポメラニアンはとにかく甘えん坊で飼い主のことが大好きな子が多いようです。大変従順で人懐っこく、飼い主の命令に従ってくれる聡明さも持っています。ぬいぐるみのような見た目で、甘えん坊だなんてズルい!と思わずいってしまいそうです。
従順で賢い
白ポメは見た目が可愛いだけではなく、従順で聡明な一面があり、学習能力が大変高く主従関係をしっかりと築けている飼い主様となら、従順になってくれます。甘えるときと、従順に従う時のメリハリがしっかりとついている犬としても知られていますので、良きパートナーを求めている方には大変オススメの犬種でもあります。
勇敢
意外かもしれませんが、白ポメは大変勇敢で、大きな敵にも果敢に立ち向かう強気な性格をしています。これはポメラニアンは元々牧羊犬を小型化した犬種であることが関係しています。どんな逆境にもめげずに挑戦をし続ける勇敢さに、飼い主の方が励まされることもしばしば。小さな体で想像もつかないような強気な姿勢を見せてくれるのも、魅力の一つです。
白ポメ(ポメラニアン)をお迎えする方法
白ポメは女性を中心に人気の高いカラーではありますが、希少性が高いためペットショップではあまり見かけることはありません。もちろん、運がよければお目にかかれることもありでしょうが、確実に白ポメを家族に迎えたいと思うのならば、ブリーダーに問い合わせて直接迎え入れる方が良いでしょう。
ポメラニアンは人気が高い犬種であるため、全国各地にブリーダーが存在しています。しかし、白のポメラニアンが生まれているかどうかは、運次第です。また、白ポメを取り扱っているブリーダーでも無理な繁殖を繰り返している悪質ブリーダーも存在しています。
白ポメを家族に迎えたい、すぐに欲しいと思う気持ちはわかりますが、まずは信頼できるブリーダーを見つけることが先決です。ちなみに白ポメは人気が高いため、通常のポメラニアンが20万円前後なのに対して、ホワイトのポメラニアンは30万円前後の相場となっています。
そのほかに、白ポメを家族として迎え入れるのにおすすめなのが里親制度を利用することです。里親制度は、様々な理由で飼い主と離れ離れになった犬を家族として迎え入れてあげる制度のことで、犬の保護団体や保健所などで申し込みができます。
里親募集をしている白ポメがタイミングよくいれば、生体代がかからずに迎え入れられるだけではなく、恵まれない犬たちを救うことにも繋がります。もし、白ポメを今から迎え入れたいと考えている方は、ぜひ白ポメの里親募集がされていないかを確認してください。
白ポメ(ポメラニアン)を飼う時の注意
被毛のお手入れを行う
白ポメは体が真っ白であるため汚れが大変目立ちやすいです。そのため、他のカラーの子以上に体のお手入れが大変になります。特に注意をしてもらいたいのが涙やけです。
犬の目頭部分に赤茶色く変色した部分のことを涙やけというのですが、ポメラニアンは目が大きいため涙がたまりやすく涙やけを頻繁に起こす犬種として知られています。涙やけを放置すると感染症などの原因となりますので、注意が必要です。
涙やけは顔が白いポメラニアンだと余計に目立ちやすく、上手な対策を行うことが大切です。方法としてはこまめに涙を拭いてあげたり、涙の量が多すぎると感じたならば獣医師に相談をし、涙を抑える目薬などを処方してもらうことです。
また被毛も真っ白なため汚れが目立ちやすいです。お散歩から帰ったならばシャンプータオルなどでこまめに拭いてあげて美しい毛並みを保たせてあげましょう。
しつけ
とても賢く、従順な犬種である白ポメですが吠え癖がでやすい犬種でもあります。これは、ポメラニアンの祖先であるスピッツに由来しています。さらに警戒心が強く、小型犬であるにも関わらず大変勇敢で気が強い性格も関係しているのだとか。
そのため、白ポメを飼うときはしつけもしっかりと行わないと、いずれは吠え癖に悩まされることもあります。元々賢く、信頼関係を築いた飼い主ならば従順に従ってくれる傾向にありますので、困ることはあまりないかもしれませんが、場合によってはしっかりとしつけを行わないと大変なことになりますので、あまり甘やかしすぎないように対応をしてあげましょう。
骨折に注意
とても活発でお部屋の中でも走り回るのが大好きな犬種である白ポメですが、骨が細い犬種としても知られており、ちょっとしたことで骨折をする可能性もあります。さらに、小型犬に多い膝蓋骨脱臼にかかりやすいとも言われています。
そこまで神経質にならなくても良いでしょうが、フローリングならば滑りにくいようにマットを敷いてあげたり、高いところから落下しないように柵をつけるなど、できる限りの対策は行ってあげましょう。
まとめ
女性から大人気の白ポメは、雑誌やあるにCMの影響もあり年々人気が高まり続けています。また、白ポメはしかし、稀少性が高い面もあるため少しずつ価格も高騰しているカラーでもあるのだとか。
とはいえ、ポメラニアン自体が大変可愛いですから、他のカラーでも十分魅力的なことに変わりはありません。今回、白ポメに夢中になった方は、他のカラーのポメラニアンについても調べてはいかがでしょう?もしかしたら、今まで知らなかった好みに合ったカラーが見つかるかもしれませんよ。
ちなみに白ポメで最も人気の高いアイドル犬、コロンちゃんの影響で白ポメに夢中になった人も多く、実際に愛犬の名前を同じコロンにした人も多いのだとか。白ポメの魅力をもっと知りたい方は、調べてはいかがでしょうか。