ドッグセラピストの仕事について
虐待などを受けた犬が、また人間のことを信頼して一緒に過ごせるようになるために、犬を癒すためのお仕事がドッグセラピストです。
ドッグトレーナーも時に『ドッグセラピスト』と呼ばれることもあるそうです。その理由は、犬をトレーニングする時に、犬の精神的な部分も大事に扱う必要があるからです。
さらに噛み癖などが治らず、飼い主の言うことをなかなか聞かない犬も、愛情不足であったり、何らかのストレスによることがあるそうです。そういった犬をトレーニングするためには、犬の心をまず癒してあげることが大切なのですね。
犬への心の配慮が求められるお仕事になります。
ドッグセラピストを取り巻く環境
また、日本ではまだまだドッグセラピストという仕事が浸透しておらず、公的な資格がありません。しかし、欧米諸国ではドッグセラピストはトリマーに次ぐ人気のあるお仕事ですので、国際的に見てもとても将来性のある魅力的なお仕事なのです。
日本でも犬への心の気配りが行き届くようになって欲しいですね!
ワンちゃんへの心からのおもてなし、いわゆるホスピタリティ精神が息づく環境へと変化するためには、ドッグセラピストが大きな役割を担う事になるでしょう。
人間のストレスは犬にとってもストレス!?
実は人間のストレスが、犬にとってもストレスになることをご存知でしょうか?
犬は人間が受けるストレスにとても敏感に反応します。飼い主のいつもとは違う行動や、表情からも犬はすぐに察知する事ができます。人間が受けるストレスを飼い主を通じて犬も同じようにに感じるのですね。犬が癒されるためには、まず人間がストレスから解放され癒されることが先決なのです。
ドッグセラピストになる方法は?
ドッグセラピストは特に公的な資格は必要ないそうですが、どのような方法で犬に癒しを与えるかによって、様々なセミナーがあります。ドッグセラピーに関するセミナーを受講できる団体がこちらになります。
犬に癒しを与えるセラピー
ハイドロセラピー
水の抵抗力を使って様々なトレーニングをすることにより、ワンちゃんの心と体に働きかけます。欧米で高い評価を得ている最高レベルのペットをケアする方法の1つと言われています。
アニマルアロマセラピー
嗅覚が鋭いワンちゃんにとってアロマは人間と同様に癒しとなるようです。アロマを取り入れながらワンちゃんにマッサージを施して癒しを与えます。
まとめ
ドッグセラピストが活躍している場としては、ペットのトリミングサロンやペットショップや動物病院などが挙げられるますが、今後はさらに、ワンちゃん専門のヒーリングサロンなどもこれから増えていくのでないでしょうか。
人間とワンちゃんとの関係は、癒し癒されながら昔も今も変わらず人生を共にして来たのですね。人間が癒しワンちゃんが癒されることは、愛犬と飼い主の波動がさらにより良い方向へと導かれることでしょう。
またドッグセラピストというお仕事を学ぶことを通し、私が愛犬にとって最大の癒しとなれるように自分自身がセラピストなんだという自覚を持ち、普段からストレスを溜めずに癒しにそっと目を向けることから始めたいと思いました。
ユーザーのコメント
40代 女性 momo
30代 男性 BOB
30代 女性 つくね
1頭が特に神経質で、音などにも敏感、特に雷が大の苦手で失禁してしまうほどです。
雷に関しては、私がしてあげられることも少なく、ただただ怯えているのを見守るしかなくいつも心苦しい気持ちでいました。
ドッグセラピストとは、名前は知っていましたが、具体的にどのようなことをするのかがあまりわかりませんでした。犬にもアロマセラピーを行ったりするんですね。
私自身も、疲れがたまるとアロマオイルを使用したマッサージなどで随分とリラックスできていますので、これから雷が多くなる季節、恐怖感を少しでも和らげてゆったりとした気分になってもらえるよう、試してみたいと思いました。
ハイドロセラピーというのも初めて知りました。調べてみると、このセラピーを行なっているところはまだまだ多くはないようですが、偶然我が家の近くにあるようです。水の中で行うセラピーということで、高齢のため後ろ脚が弱ってきた我が家の長男にもよいかもしれない!と思っています。
昔と比べてペットとの生活の仕方がかわり、「ペットではなく家族」という考え方が増えたからか、ワンちゃん向けのこのようなサービスが増えてくることは、飼い主としてはとても嬉しいことですね。
もっと普及し、気軽に受けられる体制が整うといいなと思います。
女性 おはな
飼い主が愛犬を大切に思うように、愛犬も飼い主の行動や心情に影響をされていると私も思います。うちは夫婦で喧嘩をししまったとき、普段は人から触られたり甘えるの大好きなわんこがどっちつかずになってしまい2人の間で右往左往をしてしまいました。この姿には夫婦そろって反省しました。。また、人が泣いていると犬が慰めにくるという話を聞きますが、これも本当だと思います。
ただ、反対にうちは小さい子が家にいないためか小さい子供が苦手なようです。社会化をうまく行えなかった飼い主の反省点なのですが、家に子供が遊びに来たときなどは我慢をしてくれていたようで、その日の夜に嘔吐などをしてしまいました。原因はそれだけではないかもしれないですが、しかっりとケアをしてあげなければと感じました。
うちのわんこのリラックス法は、マッサージをかねてからだを触ってあげることやゆったりめの音楽などがあっているようです。日々生活していく中で、それぞれのわんこにあったリラックス法を探していったり、専門的な知識を身につけることはとても素敵なことだと思います。
女性 さら
女性 KOMA
40代 女性 あお
お勧めNO.1はオレンジ・スイート爽やかな柑橘の香りは人も大好きな香りで消臭効果抜群です。他の精油と合わせてノミダニ予防にブラッシングスプレーとして使用されるといいですよ。ただし紫外線に弱く日の当たらない涼しいところでの保管をしてください。
NO.2はローズですが精油の値段がかなりお高いのが難点です。しかし中枢神経を安定させる作用があるのでわんちゃんの不安な気持ちを落ち着かせてあげるのにはぴったりです。お高いのでシャンプー後に少量付けてマッサージしてあげるといいかもしれません。
NO.3はラベンダーです映画にも登場するくらいおなじみの精油です。その効果は鎮静作用抜群でさらに抗菌作用も併せ持っているため万能な精油と言ってもいいでしょう。ブラッシングスプレーやシャンプーの時に使われることをお勧めします。
自分で愛犬のためにできる事、これからも色々増やしていきたいと考えています。
20代 女性 ゆず
ドッグセラピストは、専門的な知識に加え様々なスキルが要求される職業のようです。例えば、犬の性格を行動から判断する鋭い観察力と洞察力が求められます。また、犬のしつけ方法に関する知識だけでなく、どのように犬と接すればよいか飼い主に分かりやすく伝えられる指導力やコミュニケーション能力も必要です。犬種によって異なる体格や骨格の構造なども理解しておくとなお良いでしょう。一番大切な事として、犬が大好きでその子と飼い主さんの役に立ちたい!と思える人はドッグセラピストに向いていると言えます。
日本では、需要がまだまだ少ない職業なので安定した収入は得られないかもしれませんが、知識として資格を得ておくなら損はないかな?と思いました。
40代 女性 ゆか