犬語(犬の言葉)を知ろう!
いつも我が家では、元気に遊びまわったりリラックスしてふにゃふにゃしている愛犬を見ながら、
「この子も喋れたら面白いのにね」
と話をしています。
みなさんも『この子はどんなことを言いたいんだろう』と思うときってありませんか?
愛犬のちょっとした仕草から、気持ちを汲み取ることができたら素敵ですよね。
今回はよく見かける犬の仕草(犬語)が、どんな意味を持っているのかまとめてみました。
犬語その1:まっすぐ見つめる
わんちゃんが相手のことをまっすぐ見つめる行為(犬語)には「要求」「敵意」「愛情」の意味が込められています。
要求の意味を持つとき
ごはんが欲しいときや、散歩に連れて行ってほしいとき、おもちゃで遊んでほしいときに見られる仕草です。
この場合は、穴が開くのではと思うくらいにじっと見つめてきます。
また、しっぽを振りながらや興奮して口を開けたまま見つめてくることが多いです。
敵意の意味を持つとき
敵意を持って見つめているときは、相手の目から目線を外すことはありません。
わんちゃんは目をそらすことで敵意がないことを伝えようとしますが、全く目線を外さずに顔にも緊張が走っているような状態であれば、敵意がある証拠です。
愛情の意味を持つとき
相手に対する愛情表現の場合は、目がウルウルしていたり、穏やかな表情で見つめることが多いです。
また、飼い主さんが出ていった後のドアをじっと見つめるときは、
”寂しいから早く帰ってきてね”
というメッセージが込められているそうです。
愛くるしい瞳で見つめられると、よしよし!何がほしいの?と答えてあげたくなりますが、何でも許してしまうと、
「こうすれば希望が叶う!自分の方が偉いんだ!」
と勘違いさせてしまう場合もあります。
主従関係が逆転しないよう注意が必要ですね。
同じ見つめるという仕草でも様々な意味(犬語)が込められています。
愛犬の表情などもよく観察して気持ちを汲み取ってあげたいものです。
犬語その2:目をそらす
先ほども少し登場した「目をそらす」という行動の犬語にも、「服従している」「嬉しい」「不安がっている」といういくつかの意味があります。
服従しているとき
わんちゃんの世界では、
目を合わせる=「敵意がある」
というメッセージになるため、本能的に自分よりも強い個体とは目を合わせることを割けようとします。
飼い主さんの立場が上であればすぐに目をそらすでしょう。
最近では目をそらさないわんちゃんが多い
これは昔と比べて、きちんとしたしつけができておらず、主従関係が出来上がっていない証拠です。
自分のことを「敵意ある」表情で見つめてきた場合はこちらも目をそらさないようにしましょう。
もし強気なわんちゃんで目をそらす素振りが全くない状態の場合は、ボールを横に投げたり、手を動かして強制的にわんちゃんの目線を自分から外させるようにしてください。
こちら側が先に目をそらすとそこで「自分の立場が上だ」と認識してしまいます。
嬉しいとき
実はすごく嬉しいときにも目をそらすことがありますが、これは良くしつけが行き届いているわんちゃんに見られる行動です。
おやつを見せたとき、おもちゃで遊ぼうとしたときなど、しっぽは嬉しそうに振りますが目線を外します。
この目線を外す行為は興奮状態になった自分を落ち着かせるために努力しているからだそうです。
困っているとき
苦手なものを目の前にしたときに、良く見られると思います。
このとき、わんちゃんは「大丈夫だ…怖くない」「嫌だよ~勘弁して~…」という気持ちになっています。
耳やしっぽが垂れているので、他の目をそらすときよりも分かりやすいですね。
犬語その3:首をかしげる
テレビから聞こえる音や、外から聞こえてくる動物の鳴き声などに反応して首をかしげることはありませんか?
これにはわんちゃんの聴覚が関係しており、一度で聞き取れなかった音を耳の位置を変えることで聞き取ろうとしているのです。
中には首をかしげると「かわいい!」と飼い主さんが喜ぶことを知っていて、わざと首をかしげるわんちゃんもいるそうですよ♪
おすすめの犬語翻訳ツール
バウリンガルアプリ
みなさん「バウリンガルアプリ」ってご存知ですか?
わんちゃんの声を録音して人間の言葉に翻訳できちゃうアプリなんです!
バウリンガルアプリは鳴き声を録音することで、声紋分析ができ、その分析結果から6つの感情のうち1つを判定して、翻訳辞書からその感情に合う言葉をひとつピックアップして表示されるという仕組みになっています。
私は実際使ったことはありませんが、知人から使用した感想を聞いてみると、愛犬との会話をツイッターにすぐアップすることが出来て面白いとのことでした。
かわいい犬語辞典"イヌのココロ"
こちらもアプリですが、わんちゃんの仕草の意味や、雑学、犬の十戒などと幅広い情報をチェックすることができます。
バウリンガルのように、鳴き声から犬語に翻訳するという直接的なものではありませんが、飼い主さんが気になるわんちゃんの行動や仕草について調べることができます。
実際に使ってみた!
イヌのココロアプリを実際に使ってみました。
イラストがとても可愛らしく、会話形式の解説なので非常にわかりやすいです。
ふと「この仕草の意味ってなんだろう?」と思ったとき、サクサクっと調べることができるのでオススメです♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
飼っている愛犬の言葉が理解できなくても、行動や仕草で何が言いたいのか分かれば愛犬との絆も一層深まると思います。
「また何か訴えてる」と思わないで、飼い主である私たちも愛犬の気持ちを汲み取ろうと努力しなければいけませんね。
ユーザーのコメント
20代 女性 めだか
30代 女性 まろん
嬉しい時には真っ直ぐこちらを見て、目をキラキラさせているし、怒られた時は目をそらして、悲しそうにしています。普段の生活で、愛犬の気持ちは何となくわかるようになるのですが、病気で辛そうな時、どこが苦しいのか、どうしてほしいかということがわかるようになれば良いなぁと思うので、そんな時にはとくに話せれば良いのになと思います。
30代 女性 もこじ
長く一緒にいる程、なんとなく何を言いたいのか、何を言っているのか分かってきますが、それが本当に正しいのかなんて判断出来なくて、自分の良いように解釈していると思います。犬の気持ちをもう少し理解することが出来たら、犬との信頼関係ももっと強いものになっていくんだろうなって思います。
40代 女性 SUSU
犬は人間の言葉を話せないだけでカーミングシグナルというボディランゲージを使ってたくさんのことを伝えています。
記事にある目をそらすという行為について、飼い主さんに対して目をそらすという行為は服従しているといった解釈も確かにありますが、服従という考え方自体は少し違和感を覚えることがあります。
犬は社会性の高い動物です。
初対面の人や犬に対してじっと前傾姿勢で見つめ、背中の毛が逆立つと敵意があるということになり、強い相手に目をそらしたりお腹を出したりする行為は相手の強さを認めているという解釈になりますが、飼い主に対しては、よほど関係性が悪くない限り、敵意がないということではなく、相手をなだめている、まあまあ落ち着いてといった意味になります。
飼い主に怒られている時に、あくびをしたり、目をそらしたりする仕草はまさにこれに当たります。
下をペロッと出したり、何度も自分の口の周りを舐めたりする行為も緊張や不安の緩和といったあまり良い状態でないときに出るサインです。
尻尾の振り方にも意味があります。
犬同士で挨拶をさせる際、尻尾を振っているから大丈夫と飼い主さんが安心していると急に怒りだしびっくりしたという話をよく聞きますが、尻尾を緩やかにふんわりと右側に振っている時は、嬉しい、楽しいといった好意的な感情、左に振れている時は嫌だ、不快、止めてといったマイナスな感情が働いている時になります。
かわいいからと上から強く抱き締めたり、頭をグリグリしたりすると、気のいい性格のワンちゃんは特に唸ることもなくじっとしているため、嫌がっていないと勘違いされがちですが、よく観察していると、身体がのけ反ったり、顔を背けたり、白目を剥いたりして、止めてほしいと表現しています。
そんなつもりはなかったのに、気がついたら嫌われていた・・・といったことにならないように、最低限の表現だけは覚えておいてあげたいものです。
30代 女性 v_v
それでも本当はどんなことを考えているんだろう、思っているんだろう、と知りたくなってしまうのが人間の性でしょうか。
以前動物と会話ができるという友人と電話で話をしていたら、「ベッドの位置変えてって言ってるよ、テレビがうるさいって」と言われて驚いたことがあります。まさしくベッドの位置を変えたばかりのときだったので。
愛犬の言っていること、分かった方が良いこともあるでしょうが、なんだか知りたくないこともありそうです。
女性 PON
40代 女性 こたママ
女性 ちょこぷりん
今でも愛犬が話せたらいいのになぁーもっと気持ちが分かったらいいのに。私たちの愛情はちゃんと伝わってるかな?なんて思いながらも、毎日話しかけています。
じっと目を見つめながら、ご飯やお散歩やオヤツを訴えることは多いです。
なんなら、ハウスに入り伏せしたままじーっと見つめてきたり、オヤツが欲しくてうるうるした目で見つめてきたりと、食べ物のためなら何でもする愛犬です。
叱ったり愛犬にとって良くない事はすぐに目を逸らします。新入りのわんこは、怒られたり拗ねるとクンクンすぐ鳴くんですよね。
例えば、ハウスをしたくないのにハウスと言われると最終的にはクンクンから遠吠えに変わり、仲間を呼ぼうとします。笑
表情以外にも、こんなに全力で感情をぶつける愛犬が可愛くて仕方ないんですけどね♪
逆に先住犬はシニアになり病気が分かり、脳の病気なのでよく分からない行動をしてしまうこともあり、何がしたいんだろう?どうしたいのかな?今は興奮状態なだけ?何かしたいの?なんて、分からない事だらけのときもあり、気持ちが分かればいいのにと思うんですよね。
なるべく訴えている内容を少しでも汲み取ってあげたいと思っています。
犬語翻訳ツールなんてアプリもあるんですね。やったことはないので、楽しそうですね!
人と犬は話せるわけではないですが、愛犬が何を考えているか知りたい、理解したいといと思う気持ちが大切なんだと思います。きっと愛犬にも伝わっていると思いますし汲み取ろうもするのが大事なんですよね。
長年暮らしていれば何と無く分かることもあるし、新たな発見なんかもあり楽しいですよね。
面白そうなのでさっそくアプリを試してみたいと思いました。
女性 かぼちゃ