犬におからをあげても大丈夫?与え方の注意点など

10883view

犬におからをあげても大丈夫?与え方の注意点など

ヘルシーなダイエットフードとしてケーキやクッキーなどのおやつにも使われることもある人気のおからは、犬に与えてもよさそうなイメージがありますよね。でも、本当に大丈夫なのでしょうか?注意したほうがいい点をまとめました。

犬におからをあげてもいいのでしょうか?

おからといえば、おからを使ったダイエットがブームになるなど、ヘルシーな健康食としてのイメージがありますよね。
しかし、おからを与える事であなたの愛犬は本当に健康になったり、ダイエットに成功したりするのでしょうか?
実はおからを食べるようになって体重は落ちたけど、体調を崩してしまったという話もあります。

結論からいうと、おからは犬が食べても大丈夫な食材なのですが、与え方に注意が必要な食材です。
今回の記事では、おからを与えるときに注意すべきポイントをまとめてみました。

大豆

おからについて

おからは、豆腐を作るときにできる豆乳の搾りかすです。
豆腐の栄養素が豊富に含まれているため、捨ててしまうにはもったいないと、古くから日本では料理に活用されてきた馴染み深い食材です。

おからの栄養素

おからには、食物繊維、カルシウム、たんぱく質、炭水化物、カリウムが豊富に含まれています。

食物繊維はゴボウの約2倍!

おからの栄養素で最も目立つのは、食物繊維でしょう。
100g中11.5gの食物繊維が含まれています。
これは食物繊維が多いと言われているゴボウの約2倍の量です。
そして、おからに含まれる食物繊維はセルロースといって水に溶けない不溶性の食物繊維です。

セルロースは腸のぜん動運動を促進し、腸内に溜まったカスを取り除き、排出する便秘予防の効果があります。
また、腸管をキレイにするため、大腸がんの予防にもなります。

腸内の健康維持に大きく貢献

他にも、おからの炭水化物に含まれる豊富なオリゴ糖は、腸内の善玉菌のエサになってくれます。
つまり、おからは適量を摂取すれば腸内環境を整えてくれる効果があると言えます。

犬におからを与えるときに注意すること

おから

与えすぎに注意!

犬は雑食の動物ですが、肉食から来た雑食なので、人間と比べて腸の長さも消化酵素も違います。
もともと植物性の食材を消化するのは苦手なのですが、食いしん坊のわんちゃんは消化できるかどうかに関わらず与えられると食べてしまいます。

おからの食べすぎにより下痢や嘔吐を起こし、動物病院を訪れるわんちゃんも多いとの事。喜んで食べるからといっても与えすぎには注意しましょう。

実はカロリーも高いので注意して

おからはダイエットにいいというイメージですが、本当に効果があるのでしょうか?

では、おからと鶏ささみの100gあたりの栄養素を比べてみましょう。

おから

カロリー:111kcal
脂質:3.6g

鶏ささみ

カロリー:105kcal
脂質:0.8g

このように、おからは鶏ささみと比べてもカロリーや脂肪分が高いので注意が必要です。脂質の与えすぎは肥満の原因になり、肝臓や胆のうへの負担も多くなってしまいます。
ヘルシーというイメージで与えすぎてしまうと、逆効果になってしまうので注意しましょう。

アレルギーに注意

また、おからは大豆の搾りかすなので、大豆アレルギーがある犬には注意が必要です。
おからを与えてから、以下のような症状が出てきたらアレルギーの可能性があるので、与えるのを控えましょう。

  • 肌がかさかさしてきた
  • やわらかい部分の毛が抜けてきた
  • 体をかゆがる
  • じんましんが出てきた
  • 下痢、嘔吐

ペロ

与え方の注意点

では、おからを与えるときはどのような事に気をつけたらよいのでしょうか?

生ではなく乾煎りしたものを

与えるときは、生のままではなく加熱して水分を飛ばしたものを与えましょう。
フライパンに油をしかず、おからがさらさらしたパン粉のような状態になるまで炒めます(乾煎り)。
これを冷凍保存しておくと長持ちします。

与える量

乾煎りしたおからを与える1日あたりの量の目安は次の通りです。
与えすぎに注意しましょう。

  • 超小型犬…デミスプーン0.5~1.0杯
  • 小型犬…小さじ0.5~1.0杯
  • 大型犬…大さじ1~2杯

まとめ

いかがでしたか?
おからは体によい一面もありますが、過剰摂取によるトラブルも多く報告されているため、注意が必要です。

おから自体が低カロリーだからダイエットになるのではなく、あくまでも消化管の動きを増やし、内臓脂肪を消費するのがダイエット効果につながるという目的を意識して、それに適した形態で与えるようにしましょう。

意味を知らないまま何となく健康によさそうだからという理由で与えてしまうと、逆効果になっている可能性もあるので気をつけたいものですね。

▼犬が食べてはいけないものについてもっと知りたい方はこちら
犬が食べてはいけないもの一覧

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

あなたの体験談やハウツー・解決方法など、他の飼い主さんやその愛犬の為にもなる情報をみんなで書き込んで、犬と人の共同生活をより豊かにしていきましょう。

  • 20代 女性 しずえ

    おからは体に良い物で、腸の環境を整えるなど良い作用もありますがわんちゃんは大豆アレルギーの子もいるし与えすぎると消化不良など起こすので与える際にはたくさん注意するべき点があると思いました。ですが少量であればメリットもありそうなので今度おやつに煎ってからあげてみたいと思いました。
  • 20代 女性 しずえ

    おからをわんちゃんに与えたことはなかったのですが、この記事を読んでみて適量であれば問題ないとのことだったのでぜひ工夫しておやつにして愛犬に与えてみたいと思いました。
    最近は愛犬たちの健康を今まで以上に気をつけるようになったのでこのようなヘルシーな食材はとても嬉しく思います。
  • 50代以上 女性 ロンロン

    おからは栄養価も高く経済的で非常にすぐれた食品ですね。
    また、大豆かすなどの食品加工残滓はよく家畜の飼料にも使われていますし、犬にもたくさんあげても大丈夫だと思っていました。適量は思っていたより少ないんですね。
    また、生おからは傷みやすいのが心配ですが、記事にあるように、乾煎りして冷凍しておけば安心ですね。
  • 30代 女性 さえちゃん

    おからは、もちろん体に良い、栄養面も豊富とは知っていましたが、愛犬にあげようとは思ったことはないです。
    『私は人間が食べるもの=愛犬の寿命が短くなる』と思ってしまうのです。
    今のドッグフードは、栄養豊富できちんと犬のために作られていると思っているので、夏にきゅうりやスイカで水分補給と思い、少しは与えていますが、人間が食べるものはほぼ与えていません。
    やはり胃腸は追いつかないでしょうね。。愛犬には長生きしてもらいたいです。
  • 30代 女性 38moto

    おからはダイエットの時に与えています。栄養素も多く、ダイエットに必要な食物繊維も豊富なので便秘気味の愛犬にはとってもいい効果があります。
    ただ量には注意しなくてはならないことを学びました。カロリーが意外に高いということです。それもあって一日の目安量はとても少なく、うちのシー・ズーの体重(7.5kg)だと8gくらいになってしまいます。実際に量って見てみると、とても少ないです。

    ダイエットのためだからと、あまり調べずに与えていた時期がありました。1回のご飯で30gほどのおからを入れていたのです。一日分約60gこれは与えすぎです。当の愛犬は満腹になり満足そうでしたが、なぜか段々と舌の色が白くなり貧血のようでした。栄養が偏ってしまった結果です。体重も目指していたところまで落とすことができましたが、体調を損なうのでは意味がありません。結果として貧血改善のためにご飯を見直し、少し体重を戻すことになってしまいました。

    ダイエットとして取り入れるのならおからの量を注意すること、便秘の解消として使用するならおからパウダーを利用するなど、上手く活用することでおからの効果を発揮できるのではないでしょうか。
  • 40代 女性 hiro

    おからが脂質が鶏ささみよりもあるとは意外でした。確かに大豆油ってありますもんね、油を含んでいるわけです。どうしてもおからはダイエットに良いというイメージがあったもので。ダイエット目的でおからをたんぱく源にするなら、鶏ささみの方がヘルシーということでしょうか。なにより、ダイエット中のかさ増しに使うのが一番危険なようですね、気を付けなくてはいけません。人間にとって体に良いものは、きっと犬にも良いのではと考えてしまいますが、犬とは体の構造が違えば、体内にある酵素も違うということを、改めて思い直しました。もとより、犬にダイエットが必要になった原因は飼い主にあるわけなので、そこでさらにおからでダイエットという間違いを起こさないように注意します。
  • 30代 女性 はなぷー

    おからの事実を知りとても勉強になりました。
    というのも、以前お友達わんちゃんのママからダイエットにいいよとおからを勧めていただいたのですが試す前にうちのわんこに食物アレルギーの可能性がでてしまい与える機会がなくなってしまいました。調理法等も特に考える前でしたが、メリットデメリットがあるんですね。チキンと比べて脂質が多いのもびっくりでした。ご近所のワンちゃんママたちも知っているくらいわんこにとっても身近でOKな食べ物だと思っていましたが、ちゃんとした知識が必要な食べ物ですね。犬は本来肉食であった背景もありますし。みんながやっているから大丈夫ではなく、今後は正しい知識を基準に愛犬との生活を送っていきたいと思います。
この記事をシェアする

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除処理、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。
「過度と捉えられる批判的な書き込み」「誹謗中傷にあたる過度な書き込み」「荒らし行為」「宣伝行為」「その他悪質と捉えられる全ての行為」
※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。