犬のリラックスポジションを知っていますか?

【獣医師監修】犬のリラックスポジションを知っていますか?

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飼い主への信頼がないとお悩みの方に朗報!リラックスポジションができるようになればあなたも愛犬も変われます!

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

リラックスポジションとは

リラックス〜♪

photo by:MartynvanDeelen

リラックスポジションとは、「飼い主さんの手でわんこの服従の姿勢である仰向けの格好を取らせて、犬が身を委ねてリラックスし、飼い主さんの判断で解放する」
ことです。
あくまでも飼い主さんが主体となります。
なのでこれができるようになるまでには根気が必要なのです。

リラックスポジションの効果

  • 犬を落ち着かせる
  • 主従関係を築く

主な効果はこの2つです。

これらができるようになると、これまで嫌がっていたアレもコレもとっても楽にできるようになるのと同時に、信頼関係もアップし、お互いに幸せになれます。

リラックスポジションをやってみましょう!

寝ました。

photo by:tomo908us

まずは体を触るということに慣れさせる

ワンちゃんの多くが体を固定されることを嫌います。
ですが、信頼関係のある飼い主さんに対してはまったく嫌がりません。

しかし信頼関係を築くには時間はかかります。
最初からできると思わず、少しずつまずは短時間から始めましょう。

最初は嫌がる子もたくさんいると思います。
嫌がったからと言って、すぐやめてしまうのだけはNGです。
嫌がれば、やめてくれるというわがままな思考になってしまいますよ。

バタバタず〜っとしていても諦めないで、根気よく。
そこは負けたらいけません。
あまりにずっとバタバタしている子にはおやつなどあげて褒めながら。
最初は1分ときめたら翌日は1分半など焦らずゆっくりに進めていくことが大切です。

  • 嫌がる手を触らせてくれる。
  • 弱点を触らせてくれる。
  • マズルを触らせてくれる。
  • 寝てくれる。(寝かしつけることができる。)

これらができるようになると、
「耳掃除」「歯磨き」「薬を飲ます」「落ち着かせる」という普段だとものすごい大変なイベントがさらりとできちゃいます。
なんて素晴らしく、なんて楽になることでしょう。

ただし、本来であれば小さいときからしつければいいのですが、もうすでに成犬という場合でも諦めずゆっくりと初めてみませんか?

嫌がるところを少しずつ

手、口、足、尻尾など先端を触るとうなったり、噛んだりするワンちゃんもたくさんいるかもしれません。(我が家もそうです・・・)
なので嫌がるところから、少しずつ。
まず手から、手を触って、すぐおやつ。
そして触らせる時間が長くなれば、いいこね〜と言っておやつ。
これのひたすら繰り返しです。

もし噛んだりしたら・・・

無視しましょう。
怒る方もいますが、犬は相手にされないことが一番のストレスです。
悪いことをしたら相手にしてくれない。と覚えさせることが一番効果的です。

手の後は、マズルです。
母犬が子犬に対して行う教育の中で、子犬の口先を母犬の口に含むというものがあります。それをやってみましょう。

口を触るのも大変嫌がる子が多いと思います。
上からではなくしたから掴んでみましょう。(上からだと息ができなくなるので気をつけて)
ちょっとでも我慢できたら先ほどの手の時と同様、ほめておやつをあげましょう。

マズルに耐えることができるようになれば、歯磨きや薬を飲ましたり、また誤飲しそうになったときにとっさに口の中に手をいれることを許してくれますので、ここはマスターしたいところです。

そして・・・
究極は・・・

寝かしつけること

これは相当難易度高いです。
犬はそもそも警戒心がとっても強い動物。
また、ご主人を常に守ろう守ろうとする優しい心の持ち主です。

そんな、常にまわりを意識して生活している敏感な犬を、人間の力で寝かしつけるなんて本当にできるのでしょうか?

リラックスポジションにより、最後ぐっすり寝てくれたら、それは心の底から安心仕切っている証、そしてすべてを委ねている証です。
いつか、そんな日がくると良いですね。

まとめ

いつか私の上でもこんな風に寝てくれますように♪

photo by:jwillier2

実際、リラックスポジションやってみました!

うちの愛犬は、とにかく落ち着きがありません。
こっちから触ろうとしたり抱っこしようとしたりすると、猫並みの素早さでかわします。
向こうからは膝の上に乗ったり、なでなでして〜と手をツンツンしたりはしてきます。
かなり自分勝手。
まーそれがかわいいのですが・・・

リラックスポジションができたら、どんなに楽か・・・

耳掃除大嫌い、歯磨き大嫌いなうちの愛犬。
リラックスポジションができたらどんなに楽か・・・
というわけで、実践!

初日は、全然だめでした。
すぐクルッと、どこかに行ってしまう。でまた連れ戻してまた逃げての繰り返し。
それを数日やっていると、

だんだん向こうも、あ、またあれやるんでしょ。と学習します。(笑)

そこからは急になんだか抵抗しなくなりました。
マズルを持ったり、手を触ったりすると怒りますが、
首をマッサージしたり、耳をやさしくマッサージする分にはすごく気持ちよさそうにしています。
このまま寝ちゃうんじゃないか。と思えるぐらい。

この状態で1週間毎日ちょっとずつ繰り返しました。
次は、手を(肉球)マッサージ。
最初はちょっと嫌がっていたのですが、そこも気持ちよくなってきた様子。
かなりの成長です。
やっとここまできたかと。
マズルも数秒だったら我慢できるようになりました。
ただ、歯磨きはまだまだ嫌がりますが…。

ただ成長はかなり見えます。ここからは根気くらべです。
うちのわがままわんちゃんができるようになったので、時間をかければどのおうちのわんちゃんでも必ず少しずつできるようになりますよ。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 ちびまま

    犬の嫌がる所を少しずつ触り、根気強く行えば、愛犬も慣れてきます。チビは、耳が特に苦手でしたが、話かけながら耳を触り、今では耳掃除はほとんど嫌がる事なく行えます。時々、私自身疲れてしまう事があります、愛犬の為に頑張っています。
  • 投稿者

    10代 女性 のりこ

    え?そこ?とかたい、え?なんでそんな体制!?とか私たちが思うようなとこで、体制でリラックスしているのは不思議ですよね。そんなで苦しくないのかな…とも心配になったりしますが、その子のには快適なのでしょうね。
  • 投稿者

    50代以上 女性 ロンロン

    我が家では二匹の犬を飼っています。
    年長のほうは成犬になってから出会ったにもかかわらず、今ではしっかり信頼関係が築けていて、少し嫌がることでも我慢してさせてくれます。
    年下のほうの子は、ミルクの頃から育てたのに、リラックスポーズはしてくれるものの、なかなか手を触らせてくれません。
    手に触れると、噛み付くそぶりをみせるので、叱らなければと思っていましたが、違うんですね。
    とってもためになりました。
    これからはごほうびをあげながら、信頼関係が築けるようにして行きたいと思います。
  • 投稿者

    40代 女性 MAKI

    我が家では愛犬が落ち着きがない場合、「DOWN」と言って背中からお尻あたりをポンポンと触り、地面を指差します。そうすると伏せの姿勢になって落ち着きだします。この動きを覚えると、外で待たせる時や様々な場面で便利です。飼い主と犬の信頼感でキチンと教える事が大事だと思います。
  • 投稿者

    20代 女性 maimai

    リラックスポジションという言葉を初めて知り、それがもたらす良い効果について興味深く読ませていただきました。
    うちの愛犬の場合、仔犬の頃から仰向けになってお腹を撫でられるのが好きだったので自然とやっていたことになります。確かに、マズルも尻尾も無抵抗で触らせてくれますし、歯磨きや爪切り、耳掃除などのお手入れの際にも完全に身を委ねていてくれるのは本当に楽です。

    将来二匹目を飼う予定なので、ぜひ参考にさせていただきたいと思いました。
  • 投稿者

    20代 女性 あめたま


    私が飼っているワンちゃんの場合、頭や耳そして尻尾を触る事を極端に嫌がりました。

    反対にお腹や手足は比較的早い段階で触らせて貰えましたが、他所の人が触ろうとしても絶対に頭とお腹は死守します。

    ワンちゃんはとても賢い動物なので、身内にしか心を開こうとはしません。
    家族と密着出来る空間がワンちゃんにとってのリラックスに繋がるのだと考えます。

    徐々にスキンシップを取って信頼関係を築いていくのも方法の一つではありますが、嫌がる事を敢えてせずに適度なコミュニケーションを続けるだけでもワンちゃんは飼い主に心を開いてくれます。

    飼い主さんの性格やワンちゃんの個性に合わせて距離を縮めていく事が重要なポイントです。
  • 投稿者

    30代 女性 もも

    私もリラックスポジションという言葉を初めて知りました。
    散歩の後で愛犬の体をタオルでふくのですが
    私の膝に愛犬のお腹を上にしてのせても嫌がらず
    全身ゆっくりとふかせてくれます。
    マズルも尾尻もすべて嫌がらず触らせてくれます。
    しかし、触るだけならいいのですが
    爪切りと耳掃除をしようとすると逃げます。
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