短気・せっかち
わんこのしつけは一朝一夕にいくものではありません。しつけにかかる時間はわんこの個性やしつけの内容にもよりますが、1つの指示を覚えるのに数日かかることも珍しくないのです。
ところが短気な人やせっかちな人は、この数日を待つことができません。少しやってみて「覚えられなかった」とわんこを見限ってしまい、しつけをあきらめてしまうのです。わんこのしつけは時間がかかるものであることを認識し、気長につき合うことがまずは大切です。
愛犬に甘い
わんこのしつけには、時に厳しさと毅然とした態度が必要になります。ですが愛犬を溺愛するあまりついつい甘やかしてしまうという人もしつけに失敗しがちです。いけないことをした場合や、指示に従えなかった場合には「いけない」ということをしっかり理解させなければなりません。
そこを「可愛いから、まあいっか」「今日はできなくても仕方ないや」と許してしまっていると、わんこはいつまでも良いことと悪いことの判断ができず、自分の意思を押し通そうとするワガママわんこになってしまいます。
優しすぎる
たとえばわんこのむだ吠えをやめさせるためには、吠えているわんこを徹底的に無視し、吠えるという行為が無駄であることをわからせなければなりません。とはいえ可愛い愛犬を無視しつづけることは簡単なことではなく、心を鬼にしないとできないでしょう。
優しいあまりに愛犬を無視しつづけることができず、挫折してしまう飼い主さんもいます。けれどその優しさは本当の優しさではありません。本当に愛犬のことを思うのであれば、時には鬼になることも必要なのです。
これはつまみ食いやおすそわけのしつけでも同様です。愛犬の可愛い眼差しに負けてしまい、欲しがるだけ与えてしまうのは優しさではないと肝に銘じなければなりません。
愛犬の個性を把握できていない
わんこのしつけについてはさまざまな書籍が出版されていますし、インターネットで検索すれば多くの情報サイトが検出されます。そこにはさまざまな方法やマニュアル、コツが書いてありますが、それらが全てのわんこに「使える」わけではありません。
わんこにも個性がありその個性に合ったやり方を見つけなければ、しつけは思ったような効果が上がらないでしょう。しつけを失敗してしまう飼い主さんの中には、愛犬の個性をしっかり把握できていないままマニュアルを鵜呑みにしてしまい、上手くいかないと悩む人も多くいます。
しつけはマニュアル通りにはいかないということを認識するのが、まず第一歩。そして、愛犬の性格をよく把握したうえで自分の愛犬に合ったしつけの方法を見つけるのが次のステップです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?しつけに失敗してしまう理由はさまざまです。もちろんそれは飼い主さんのせいだけではなく、愛犬の気質によるものや性格環境や生育環境による場合もあるでしょう。
まず飼い主さんが自分の行動や性格を見直したうえで、それでもしつけが上手くいかないようであれば、思い切ってプロを頼るのも1つの方法ですよ。
ユーザーのコメント
20代 男性 匿名
甘やかして育つ犬は居ません。当たり前ですよね、人だってそうです。今日は出来なくて良い、それじゃいくら経ても出来るようになりません。可愛いから出来なくて良い、出来た方が可愛いわ。
優しさと甘やかしは違います。優しいからこそ駄目なことは駄目と叱り甘やかすから何でも要求を飲む。要求を飲む奴は優しいのではなく使われてるだけ。悲しいですよね、愛犬にそんなただの役人に見られるのは。
犬の個性を把握できない奴が躾が出来るわけない。だから湖西をよく知る飼い主がしつけるのです。いろんな躾方があるけど鵜呑みにしない、参考程度がそれ以下にしかなりません。結局は自身で躾方を編み出すしかないのです。
はじめから躾が上手く行く人なんて極わずかです。俺だって躾に失敗した経験者です。しかし今は独自の躾方を編み出し躾を行い10年が経ちました。失敗したから得られたものがありました。皆さんも失敗を糧とし正しい躾を行い楽しく暮らしてください